ウォーキングをサボる

　本日は二日酔いと筋肉痛のため朝のウォーキングを休んでしまった。

　世間は週休2日だから、1日くらい休んでも文句はないだろう。
　強制でも義務でもなく、自主的にやっているのだから、休むのも自主的だ。

　しかしプチ罪悪感に苛まれる。これはいいことだろう。
　何らかの歯止めがないと、週休2日が、3日、4日になってしまう恐れがある。
　プチ罪悪感がその歯止めになるはずだ。

　昨日の飲み会でも毎日の9km、1時間40分、12,000歩のウォーキングはそれなりの評価を得た。
　それもひとつのモチベーションとなる。
　これは継続していくべきだろう。

　まだまだウォーキングの後は筋肉痛や歩き疲れが発生する。
　それがなくなり、無意識のルーチン化する日が進化のひとつの目安だ。
　
　明日は気分を新たに再開しよう。
　
　
　

異種飲み会

　希望退職に応募せず、会社に残った社員と、前々回の希望退職で辞めた知人との飲み会。

　残った社員に聞いた会社の内情は、予想通りマイナスな印象がほとんど。
　特に在籍していた子会社が解散して、本体に吸収された部署だけに、その敗戦処理のような処遇はサラリーマン人生の悲哀そのもののようだ。
　片や辞めた知人も、再就職するわけでもなく、自作ソフトの開発販売やITコンサルの真似事で糊口をしのいでいるようだ。

　在職時は3人が同じ部署で業務に携わっていたが、それぞれ我が道を行く精神で、部署としてのまとまりに欠けていた。
　それがお互い実際に我が道を歩み始めると、季節に1回の飲み会で旧交を温めるようになった。
　何のしがらみも、利害関係もなくなった今、安酒を飲みながら、遠慮せずに言いたいことを言える関係は貴重なものだ。

　そういう付かず離れずの薄く緩い人間関係が今の自分には合っている。
　今後も声がかかれば出向くことにしよう。

　昨夜の帰途は、久々の鯨飲のため、帰巣本能頼りの帰宅で、今朝は記憶がすっ飛んでいた。
　おろし立ての硬いブーツのせいで、軟弱な足腰も筋肉痛だ。

定年ライフの病気という不安

　定年引きこもり生活においての一番の不安要素は病気による経済的負担だろう。
　病気にもいろいろあるが、多大な経済的負担になるのは、突然の大怪我を除けば、癌や脳疾患、心臓疾患を筆頭に、高血圧や糖尿病から派生する重篤な疾患だろう。

　しかし癌や脳、心臓疾患は、生活習慣病と違い、防ぎようがない。要は運が悪かったと諦めるしかない。
　高血圧や糖尿病は遺伝的なものを除くと、今までの生活習慣、生活環境に因るところが大きい。
　これも過去はやり直せないので、今後の節制しかない。

　節制の具体的な例といっても、規則正しい生活と粗食くらいしかない。
　酒や煙草は嗜むが、大酒飲みでもヘビースモーカーでも、それで身体を壊すほどの依存性もないので、辞めるつもりもない。

　幸い私は今のところ加療を要する重篤な病気はない。
　ということは、普通に生活していれば、オーケイといえるだろう。
　もし大病になったら、それが運命と甘んじて受け入れるしかない。
　
　

灯台下暗し

　先日ゴールデンバットを販売している希少な自販機の存在を見つけ、今後の定期利用を宣言したが、それよりも近くで販売していることが判明した。
　それが近くも近く、なんと自宅の隣のローソンでも販売しているではないか。

　本日ローソンでレジ待ちの時に、何気なくレジの後ろの煙草のラインナップを見ていると、そこに我がゴールデンバットが鎮座していたのだ。
　ローソンで煙草を販売しているのは知っていたが、まさかマイナーブランドのゴールデンバットを置いているとは思いもしなかったので、いちいち確かめることもなかった。

　まさに灯台下暗しだ。

　今後はなくなればすぐに買える。
　定年ライフの小さなラッキーだ。
　

雨の日と月曜日は

　朝起きると窓の外に粉雪が舞っていた。
　やっと冬らしい天気になった。

　こんな日は朝のウォーキングが億劫になる。
　しかし雨にも負けず風にも負けず継続を誓ったウォーキングをサボるわけにはいかない。
　そんなわけで雪が霧雨に変わった時刻を機に、着膨れてウォーキングに出た。

　さいわい雨は傘がいるかいらないくらいの小降りになったので、ウォーキングには大して影響はなかった。
　しかし気温が低く、傘を持つ手はかじかんで、両手を代わる代わるポケットに入れてのウォーキングだ。

　寒い小雨の祝日ということもあり、人出や自転車は少なく、すこぶる歩きやすかった。
　大雨でもない限りウォーキングは決行しようと肝に銘じた次第だ。
　継続は力なりだ。

働く人々

　朝のウォーキング途中で見かけるのは、大きく分けて働く人々と働いていない人々だ。
　前者は私より年下で自営業や雇われ店員、作業員や警備員などの肉体労働者や営業兼務の運転者などで、後者は年上で、いわゆる老人とリタイア族と思われる。

　働いている人々は楽しんで、あるいは意義を持って仕事をしているようには見えない。
　どちらかといえば生活のためというある種の惰性や諦め感が見え隠れする。
　みんな経済的な余裕があれば、本当は仕事などしたくないはずだ。

　昨年末で希望退職した連中もたぶんそうだ。
　生活が成り立たないから、あるいはもう少し経済的余裕が欲しいから、という理由でハローワーク通いをしている人間がほとんどだ。中には働かないとやることがないという無趣味な人間もいることはいる。

　私は在職中から働くことが好きではなかったし、また働いたという実感もない。
　出社すれば自動的に給料が振り込まれるという感覚だったし、実際にそうだった。
　たいした仕事もしていないのに、年功序列的に役職が上がり、役職定年まで給料も増えていった。
　実におかしなことだが、それなりに評価されたということだ。

　そういう意味では働く人々が、働くのが楽しくない、好きではないという雰囲気を漂わせているのが、なんとなくわかるような気がする。
　
　私は今、念願の働かない生活を送っている。
　すこぶる平穏な毎日だ。
　いつか破綻がくるかもしれないが、それまでは気楽に暮らしていこう。
　
　

拙著『1973 追憶の京都』のキーワード(抜粋)

　青春とはなんだ、これが青春だ、平凡パンチ、プレイボーイ、ヤングセンス、ヤングギター、ガッツ、フォーク・クルセダース、岡林信康、日本列島改造論、わびすけ、サンセット、リーベ、スペース、デューク、ラコステ、モナミ、トリオ、ほんやら洞、52番街、ジャルダン、村八分、ハイセイコー、状況劇場、天井桟敷、アンアン、ハーフショップ、出町輸入食品、キング、ラッキー、ウッドストック、十字屋楽器店、東宝公楽、三信衣料、白夜、ワインリバー、みゅーず、不二家、キムラ、イノダコーヒ、リプトン、リンデン、ヒデとロザンナ、サンジェゴ、ジミ・ヘンドリクス、VAN、うつろな愛、やさしく歌って、一千一秒物語、静、ポパイ、ワールドボーイ、パック・イン・ミュージック、イメージの詩、白楽天、ひよし、じゅんさい、京一会館、カミ家珈琲、柳月堂、松竹座、八千代館、京都花月劇場、ロンドンヤ、京都書院、丸善、BAL、ビッグボーイ、スイング・ジャーナル、田園、京劇会館、アビイ・ロード、ミュンヘン、ビュッフェ、しあんくれーる、二十歳の原点、日活ロマンポルノ、春陽堂、サンマルコ、佐々浪薬局、ガロ、ジャニス・ジョプリン、中島食堂、津田蓄音機店、ケルン、よしみ、土下座像、べラミ、伏見、フラニーとズーイ、琥珀、ワンダーランド、植草甚一、片岡義男、丸物、マジソンバッグ、八月の濡れた砂、8・8ロックデイ、全日本フォークジャンボリー(順不同)･･････。

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ゴールデンバットは何処

　愛煙家の私の常用銘柄がゴールデンバットだ。
　1箱330円と国産煙草ではもっとも低価格だ。
　年金生活オヤジにはうってつけの銘柄だ。

　そんな煙草が自販機にはほとんど入っていない。
　ゴールデンバットより若干高いエコーやわかばは入っているが、どういうわけか最安煙草が入っていないのだ。
　エコーやわかばのほうが需要が多いということなのか。

　価格もそうだが、日本最古の煙草、太宰や芥川も愛用したゴールデンバットが自販機に常備されていないのはおかしいのではないか。

　そんなゴールデンバットだが、ウォーキングの途中で、販売している貴重な自販機を見つけた。
　今後はそこで買うことになるだろう。

飛行機の休日ダイヤ

　今朝はウォーキングの上空をかすめる飛行機の数が極端に少なかった。
　土日休日ダイヤなのだろう。

　しかし考えてみると、現代テクノロジーの粋を集めた先端のジャンボジェット機が、そこらへんの路線バス同様、休日は間引き運航をしているというのも笑えてくる。
　エグゼクティブ御用達のジャンボジェットが、田舎の爺婆御用達の路線バスと同じ運行ダイヤなのだ。

　要は生活密着、人間の生活第一ということだね。

　そんなジャンボジェット機を見上げていると、背筋が痛い。
　その痛みの原因は、家内が留守の時に、ここぞとばかりに禁止されているギターを弾いたからだ。
　普通は椅子に座って弾くのだが、寒かったのでついコタツに入った体勢で長時間弾いてしまった。

　その窮屈な体勢のせいで背筋に筋違いを起こしてしまった。
　最初は気にもならなかったが、ウォーキングで背筋や腹筋を酷使したため、症状が悪化したのだ。

　老化防止のウォーキングをやめるわけにはいかないので、治るまでは我慢するしかない。
　
　
　

Route 606

　お前が朝のウォーキングをするなら

　俺のルートを行きなよ

　阪神高速の下を通って

　豊中から服部折り返しで豊中まで

　それが最高さ

　ワクワクするぜ

　ルート606


　走井から勝部、原田を通って

　利倉から上津島交差点を内環状へ

　穂積から稲津をまわり

　服部、曽根に桜塚

　それが最高だぜ

　ワクワクするぜ

　ルート606

　Get your kicks on Route 606
　

高速道路と飛行機

　朝のウォーキングコースの前半は阪神高速に沿った道路だ。
　大型車両の交通量が多いこともあり、安全確保のためか歩道は普通の道の倍ほどの幅がある。
　
　その直線道路が3kmほど続く。先は霞んで見えないほどだ。
　普通はなかなか3kmの直線道路などお目にかかれない。時間にして30分ほどだ。
　それはユーミンの「中央フリーウェイ」ではないが、まるで滑走路だ。

　滑走路といえば伊丹空港がすぐ近くで、ウォーキングの最中に、高速道路の上を着陸態勢に入った飛行機が数十メートルの至近距離で飛び過ぎていく。
　ボーイングあり、プロペラ機ありで、その数5、6機ほどだ。

　墜落しないかいつも心配になる。
　まあ、飛行機事故の確率は10万分の1未満の確率らしいから、ほぼその心配はなさそうだ。

　

引きこもり三禁

　定年引きこもり生活において、家内からお達しの禁止事項が三つ。
　家の中での禁酒、禁煙、禁音。禁音とはギターやウクレレ演奏禁止のこと。
　
　禁じられたらやりたくなるのが人の常。
　酒は依存性もないので、月1回か2回のたそがれオヤジ飲み会で十分。
　煙草はウォーキング途中のコンビニ前の喫煙場所で一服と、夜中や早朝に書斎の窓を開けてコソコソ一服。
　ギターやウクレレの練習は家内留守中にジャカジャカ。

　抜け道はいくらでもあるものだ。
　
　前述三禁以外は何をやろうがお咎めなし。
　別に大した悪事も働かないので、家内も放任状態だ。

　今日も元気だ、煙草が旨い。

順風引きこもり生活

　三歳馬の出世レースきさらぎ賞を三連複でゲット。
　少頭数ながら、人気薄決着でまさかの万馬券。
　やっと運が向いてきたようだ。
　1月分の負けを取り返して、来週からまた新たなスタートだ。
　
　このところ、朝のウォーキングの効果か、体調もよく、飯が旨い。
　おかずは質素な惣菜だが、思いのほか食が進み、退職以来2.5kg太って60kg間近だ。
　当分糖質と間食を控えよう。

　今のところ退職後は規則正しい引きこもり生活ができている。
　仕事関係や人間関係の一切のストレスから解放され、時間に縛られることもなく、差し迫った金銭的不安もなく、精神衛生上も健全な生活といえる。

　酒や煙草の禁断症状もなく、人恋しいこともない。
　この調子で、怒らず、焦らず、後悔せずを念頭にボチボチやっていこうと思う。

　

ベルボトム・ジーンズ

　朝のウォーキング途中でファッショナブルな女性とすれ違った。
　ライダーズ・ジャケットにジーンズというスタイリッシュな格好だ。
　そのジーンズが1970年代を彷彿とさせるベルボトムタイプというのが目を引いた次第。

　帰ってネットで検索すると、まだまだ少数派だがベルボトム・ジーンズも販売されていた。
　私が高校、大学の頃はジーンズはベルボトムが9割方を占めていた。
　45、6年前の話だ。
　ファッションのサイクルから考えると、そろそろ流行してもいい頃だ。

　ベルボトム・ジーンズにはやはり長髪が似合う。
　ということは男の長髪も流行ってくるのだろうか。
　ファッションの先取りのためには、どちらにも手を出してみるべきだろうか。
　

完全無職のロックンローラー

　昨日、退職した会社から退職金が振り込まれ、その明細書と源泉徴収票が送付されてきた。
　合わせて1月度の給与明細書と源泉徴収票も送られてきた。

　退職してから様々な書類が送付されてきたが、これで最後のようだ。
　これをもって35年勤めた会社と縁が切れたことになる。
　今日から完全な無職、準老齢年金生活者だ。
　9月の65歳の誕生日以降は完全老齢年金生活者だ。

　健康保険も任意継続して、先日保険証が送られてきた。
　それも2年後には国民健康保険に切り替えだ。

　大病さえしなければ夫婦ふたりなんとか生活できそうだ。
　あとはラッキー印税生活を目指して執筆活動に励むだけだ。