定年ライフの病気という不安

　定年引きこもり生活においての一番の不安要素は病気による経済的負担だろう。
　病気にもいろいろあるが、多大な経済的負担になるのは、突然の大怪我を除けば、癌や脳疾患、心臓疾患を筆頭に、高血圧や糖尿病から派生する重篤な疾患だろう。

　しかし癌や脳、心臓疾患は、生活習慣病と違い、防ぎようがない。要は運が悪かったと諦めるしかない。
　高血圧や糖尿病は遺伝的なものを除くと、今までの生活習慣、生活環境に因るところが大きい。
　これも過去はやり直せないので、今後の節制しかない。

　節制の具体的な例といっても、規則正しい生活と粗食くらいしかない。
　酒や煙草は嗜むが、大酒飲みでもヘビースモーカーでも、それで身体を壊すほどの依存性もないので、辞めるつもりもない。

　幸い私は今のところ加療を要する重篤な病気はない。
　ということは、普通に生活していれば、オーケイといえるだろう。
　もし大病になったら、それが運命と甘んじて受け入れるしかない。
　
　

灯台下暗し

　先日ゴールデンバットを販売している希少な自販機の存在を見つけ、今後の定期利用を宣言したが、それよりも近くで販売していることが判明した。
　それが近くも近く、なんと自宅の隣のローソンでも販売しているではないか。

　本日ローソンでレジ待ちの時に、何気なくレジの後ろの煙草のラインナップを見ていると、そこに我がゴールデンバットが鎮座していたのだ。
　ローソンで煙草を販売しているのは知っていたが、まさかマイナーブランドのゴールデンバットを置いているとは思いもしなかったので、いちいち確かめることもなかった。

　まさに灯台下暗しだ。

　今後はなくなればすぐに買える。
　定年ライフの小さなラッキーだ。