★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

酔心佳日

2022年06月18日 11時48分37秒 | 徒然(つれづれ)
 昨夜は4人のたそがれオヤジ飲み会。
 それまでの王将飲みと違い、久しぶりの居酒屋で酒が進む、進む。

 相も変わらず昔話や、恐妻、悪妻話で盛り上がる。
 自身の失敗談や恥ずかしい話は忘れているが、人のそれは克明に覚えているものだ。
 そんな話から、忘れていたいろんな記憶が派生的に甦ってくる。

 千鳥足で帰宅して、シャワーを浴びたら、知らぬ間にパタンキュー。
 夜中の3時に目覚めたら、クッションを枕に、パジャマの下だけ穿いて、書斎のカーペットの上で寝ていた。
 水を飲み、トイレに行って、布団を敷いて、すぐにまた寝直す。

 朝起きたら完全に二日酔いだ。
 その荒療治のため、油ギトギトの回鍋肉と餃子を食べに朝の王将へ。

 二日酔いには油もの、というのが私の対症療法だ。
 食後は幾分楽になり、ローソンで競馬予想のためスポーツ報知を買い帰宅。
 

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当たらない天気予報

2022年06月17日 08時43分53秒 | 徒然(つれづれ)
 朝のウォーキングをしているせいで、天気予報には敏感だ。
 特に雨雲レーダーは、途中で雨に降られるとマズいので、まめにチェックしている。

 今は梅雨時でもあり、空模様は結構不安定だ。
 梅雨前線の雨雲はもちろん、突発的に発生する地域的な雨雲が厄介だ。
 時にそれらはゲリラ豪雨となったりもする。

 そんな地域的な雨を予想するのが、天気予報の使命なのだが、これがなかなか当たらない。
 ましてや週間天気予報ともなると、結果、正反対の天気になったりする。
 雨予報がピーカンの晴天、晴れ予報が終日雨など、世が世ならば切腹ものだ。

 世に予報や予想は多けれど、ここまで大外れが許されるのは、天気予報と競馬予想くらいだ。
 専門の予報官や予想師は何年、それに携わっているのか、あと何年そんな予報や予想を繰り返すのだろうか。

 まあ、それにもかかわらず、我々アホな庶民は相変わらず、天気予報や競馬予想を断ち切れないのが現状だ。


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グフトって言ってなかった?

2022年06月15日 13時51分13秒 | 徒然(つれづれ)
 英語を習い始めたのは中学1年からだ。
 小学校で習ったローマ字綴りとは異なる、英単語の綴りに最初は戸惑った。

 規則性に基づいたローマ字は、子音さえ覚えたら書けたが、英単語はそうはいかない。
 日本語から英語に訳せて、発音もできるのに、綴りが書けない。
 特に発音しない文字が入っている、"night" や "right" などは、ローマ字表現だと "naito"、"raito"だ。

 英単語の試験のためには、丸暗記するしかなかった。
 その暗記の方法が、"night" はナイグフト、 "right" はライグフトと、後ろ3文字をグフトと暗記したものだ。

 今でも"thought" はソーグフト、"fight" はファイグフトと、頭の中で翻訳機が呟いている。
 

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風が吹いている

2022年06月14日 13時08分08秒 | 徒然(つれづれ)
 今日は思いのほか風が強い。
 まるで台風のような風だ。
 それも北風だ。
 季節が季節だけに、北風といっても冷たくはない。

 起きた時には雨模様だったので、日課のウォーキングは中止して、朝から書斎にこもっている。
 昼前には雨が上がったので、部屋に淀んでいる加齢臭を換気するために窓を開ける。
 雨上がりの風は、外のホコリを運ぶことなく、家の中のホコリや臭気をさらっていく。

 風はヒューヒューと唸りを上げながら家の中を通り抜け、安普請のドアはガタガタと音を立てる。
 スパイダースではないが、さながら風が泣いているような状態だ。
 明日は明日の風が吹く、とは私の座右の銘だが、今日も今日とて強風が吹く。
 


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スニーカー雑感

2022年06月14日 10時20分12秒 | 徒然(つれづれ)
 ウォーキング用のスニーカーのかかとが擦り減ったので、新しく買い替えた。
 従来のコンバースは、かかとが弱いので、今回ナイキに替えてみた。

 私のスニーカーは、コンバースを筆頭に、ナイキ、ニューバランス、ヴァンズの四択だ。
 ファッション性ではコンバース、実用性ではナイキ、ニューバランス、耐久性ではヴァンズといったところか。
 コレクターではないので、高額品には目もくれず、セール品専門だ。

 また各社それぞれに、従来品と一線を画した個性的なデザインのものがたまにある。
 それらはマニアに人気のようで、セールになる頃には、25~27cmの中心サイズは売り切れで、大小の端サイズだけが残っている。
 私はマニアではないが、そんな中に心の琴線に触れるデザインがよくあるのだ。

 販売元は、端サイズにせよ、在庫があるのに変わりはないので、ネットのリスティング広告には常時エントリーしている。
 私に合うサイズがないのはわかっていても、他人の返品での、一瞬の在庫に期待して、ついついクリックしてしまう。



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言葉の力

2022年06月14日 08時29分57秒 | 徒然(つれづれ)
 言葉は人間の最大のコミュニケーションの手段だ。
 しかしその言葉は、日常会話では、ほとんどが発せられたそばから消えてゆく。

 もちろん一部は記憶には残るが、それは時間の経過とともに変化する可能性があるので、文字や動画で残っているものほど正確ではない。
 文字や動画で残っているのは、ほとんどが著名人のもので、一般人の言葉は、議事録を取ったり録画したりしない限り、ほぼ消滅している。

 そんな残存する著名人の言葉で、違和感を感じるものがある。
 成り上がりロックシンガーと野球の求道者の言葉だ。

 それぞれの道を究めたふたりだけに、彼らが発する言葉は注目され、深読みされがちだ。
 その道の事柄についての言葉は、究極の専門家だけにすんなりと納得できるが、他の分野、特に人生観的なものには首肯できないものが多々ある。
 持って回った、あるいは取って付けたような独特な言い回しで、一見、深いような言葉だが、よくよく考えると、意味不明な部分や浅い部分が透けて見えるのだ。

 その分野の専門家は、他の分野でも能力を発揮するとは限らないのだ。
 下手をすると、他の分野においては、その知識が素人以下の場合も多々ある。

 そこんところ、理解のほど、ヨロシク!!


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壊れかけのラジオ体操

2022年06月13日 20時43分42秒 | 徒然(つれづれ)
 日本の夏、金鳥の夏に欠かせないのが盆踊りだ。
 その盆踊りと同じくらい、日本の夏に欠かせないものがある。

 それは何か。
 盆踊りと同じくらいの競技(?)人口があるものだ。
 ほとんどの日本人が子供の頃やったことがあるものだ。

 もうお分かりだろう。
 そう、ラジオ体操だ。

 今日、久しぶりにユーチューブを見ながらやってみた。
 伴奏がないと忘れている動作も、伴奏を聴きながらだと身体が憶えているものだ。

 今さらだが、ラジオ体操は、ストレッチ運動の完璧な完成形だ。
 しかし、悲しいかな、画面のインストラクターのようには身体が動かないし、足元がふらつく。
 通しでやると身体のあちこちが痛くなった。

 大人になってからも毎朝まじめに続けていたら、今の老化や体力の低下は最低限に抑えられていたと思う。
 この歳で無理して真剣にやると、筋や関節を傷めたりして、壊れかけのラジオ体操になりそうだ。

 てなわけで、ラジオ体操が合わない年齢になったのを痛感した次第だ。
 


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季節の変わり目の服装

2022年06月13日 15時52分52秒 | 徒然(つれづれ)
 今年は関西の梅雨入りは例年より遅いようだ。
 予報によると、梅雨明けも早いらしい。

 この時期は真夏に対応するための準備期間のようなもので、朝のウォーキング時の服装に困る。
 気温は7月並みの日もあれば、例年並みやそれを下回る日も珍しくない。

 身体がまだ気候に順応していないので、Tシャツだけだと、歩き始めが涼しすぎるし、その上にGジャンでは暑すぎる。
 とりあえず、歩き始めはGジャンを羽織り、汗ばんできたら、Gジャンを脱いで腰に巻いて歩くようにしている。

 自宅で書斎にいると、夕方から夜にかけては、まだまだ肌寒いので、Gジャンは手放せない。
 Tシャツだけでウォーキングするのは、梅雨が明けて本格的な猛暑になってからだ。
 そこから9月末、乃至、10月中旬までは、上はTシャツ1枚だ。

 こんなに服装に気を使うようになったのは、歳のせいもあるが、コロナ禍の影響が大だ。
 下手に風邪でも引くとコロナと間違われかねない。


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新たなお食事処

2022年06月13日 15時38分36秒 | 徒然(つれづれ)
 朝のウォーキングコースの途中に、雑草の生い茂っただだっ広い空き地があった。
 それが今年初めから整地されて、長らくパネルやビニールシートに覆われていたが、今月、新たにローソンとかつや、リンガーハットがオープンするようだ。

 しかし私には用はない。
 ローソンは自宅の隣にもあり、持ち帰り専用には遠すぎて使えない。
 とんかつは、かつやより安い、近くにある松のやで食べるし、チャンポンや皿うどんは本場の味を知っているだけに、都会の味にアレンジされたリンガーハットは私の口に合わない。

 結局、3店舗とも私には縁がなさそうだ。
 願わくば、やよい軒かはま寿司、丸亀製麺かはなまるうどんにしてほしかった。


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英語の話せない英文科卒

2022年06月09日 13時13分15秒 | 徒然(つれづれ)
 九州の辺境の村の高校生だった私は、漠然と都会の大学に行こうと決めていた。
 当時の都会といえば、東京か大阪の二択だ。

 そこまでは決めていたものの、肝心の大学はどの大学にするか、高校三年の初めまで決めていなかった、というか、どんな大学があるのかさえ知らなかったのだ。
 その時点で、数学がからっきしダメだったので、国立は選択肢から外れ、私立に的を絞っていた。

 しかし、その私立にしても早稲田、慶応の名前くらいしか知らなかった。
 関西の私立など全く知らなかった。
 高3の夏休みが終わり、志望校を決める時期になっても、まだどこにするか決めかねていた。

 そんな時に担任から勧められたのが、京都の同志社大学の英文科だ。
 そんな名前の大学があることさえ知らなかった。
 物の本で調べると、東の早慶に匹敵する知名度で、所在地も大阪に近い、千年の都、京都だったので即決した。

 英文科を選んだのは、英語の成績が他の教科より抜きん出ていたからだ。
 高校の教科の中で、唯一、英語は当時の趣味である洋楽とリンクしていた。
 その頃は、ビートルズやストーンズ、ディランやS&Gの歌詞を必死に訳していたものだ。

 志望校を決めてからは、それに合わせた傾向と対策で受験勉強に突入した。
 旺文社模試や他の模擬試験で、合格率は80%台だったので、受験勉強は深夜放送を聴きながらの、所謂、ながら勉強だった。

 とりあえず入試に合格し、晴れて同志社大学に入学した。
 女子率が高いと聞いて変に期待していたが、固定クラスの女子率が80%だったのには圧倒されて、ナンパな気分は萎えてしまった。
 時を経ずして、講義中は男は教室の隅に固まっていた。

 もうひとつの誤算は、英文科に入れば英会話がペラペラになると考えていたことだ。
 英文科は、英会話を勉強するところではなく、原書で英文学を読み解くところだったのだ。
 要は、高校でいうところの長文読解の延長だ。

 そんなこんなで、英文科卒にもかかわらず、未だに英会話はできない私なのだ。
 それは、日本の英語教育が間違っていることの何よりの証左だ。
  
 

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老後の楽しみ

2022年06月09日 08時26分25秒 | 徒然(つれづれ)
 北の大地からLINEの便りが来る。
 名所や知る人ぞ知るスポットの画像付きだ。

 年上の酒飲み友達が、長年の夢だった、キャンピングカーでの老後の夫婦ふたり旅を実現させたのだ。
 キャンピングカーで日本一周とか、たまに聞くが、所詮、遠い他人事と気にもかけていなかったが、身近でそれをやる人間がいたとは驚きだった。

 梅雨の時期に梅雨のない北海道を、夫婦ふたりだけで周遊の旅だ。
 さながら、たそがれロードムービーだ。

 出不精で旅行嫌いの私は、たぶん自身ではそんなことはやらないが、正直、羨ましいと思う。
 家内も同じく出不精なので、提案しても一蹴されるだろう。

 定年退職した同年配の中には、夫婦や知人であちこち小旅行をしたり、仲間を募って音楽ライブ活動をやっている者もいる。
 会社員時代に、退職後にやろうと考えていたことを迷わず始め、それを数年来続けているのだ。

 私は望んで引きこもり年金生活をやっているが、彼らと比べると、ちょっぴり引け目を感じるのはなぜだろう。


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慣れは禁物

2022年06月08日 12時07分35秒 | 徒然(つれづれ)
 成功に必要な要素は、鋭い感性、好奇心、チャレンジ精神だ。
 成功の一番の敵は慣れだ。

 私の人生において、成功というものを意識したり、思い描いた時期は、大学入学時と転職時だ。
 どちらも人生における転機、新しいスタートの時だ。

 九州の親元を離れ、京都で独り暮らしを始めた大学入学当初は、希望や期待、不安や心細さがない交ぜになった時期だった。
 心の中の天秤は、かろうじて希望や期待のほうに傾いていた。

 その頃の大学周辺や河原町界隈は、初めて見る異国の地さながらに、私の好奇心を刺激した。
 友達も知人もいない京都の街で、これから新しい人生が始まるのだと考えると、甘い喜びに胸が躍った。

 そんな京都の街も、いつしか見慣れた風景となり当初の刺激はなくなった。
 まさに慣れだ。
 慣れが私の好奇心や感性を鈍らせ、その先にあったであろう成功を見失わせたのだ。

 それは転職した会社においても同様だ。
 転職当初は、仕事はもちろん、前の会社とは比べものにならない陣容の、まわりの連中にも刺激を受けた。

 この会社で成功を掴むのだと、心に誓ったものだ。
 それがあまりの居心地の良さに、いつしか慣れてしまい、上昇志向より協調性とばかりに、その方向へと舵を切ってしまった。

 何事も、はじめの刺激や目に見える新鮮な風景を、のちのちまで持続させるのは容易ではない。


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運もいろいろ

2022年06月06日 13時07分54秒 | 徒然(つれづれ)
 賃貸マンションのセールスポイントに交通至便というのがあるが、私の自宅は飲食至便だ。
 居を定めて37年になるが、当初、周辺には王将くらいしかなかった。

 それが今や10分ほどの徒歩圏内に、王将を筆頭に吉野家、松屋、マクドにケンタ、モス、ミスド、ガストにサイゼリアが存在する飲食至便の地になった。
 ラーメン屋、うどん屋、たこ焼き、お好み焼き屋、飲み屋なども数知れずだ。
 コンビニもローソン、ファミマ、セブンの御三家に、スーパーもダイエー、阪急オアシス、ライフがある。
 
 要は自宅周辺が開けてきたということだ。
 たぶんそれは私の持つ運なのかもしれない。

 運といえば、転職で入社した中小企業の会社が、あれよあれよの間に一部上場企業に急成長した。
 それも私が運を持っていたからだろう。
 
 人間、生きてさえいれば、運は巡ってくるものだ。
 あとは競馬運が戻ってくるのを待つのみだ。


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【競馬】第72回安田記念予想

2022年06月05日 10時07分05秒 | 競馬
 春のGⅠシリーズもラス前、春のマイル王決定戦の安田記念だ。
 前走マイル経由組が有力候補だが、短距離の高松宮記念からの有力馬の転戦も目立つ。

 4連勝の4歳馬イル―シヴパンサーとソウルラッシュ、ダートのフェブラリーステークス優勝馬カフェファラオも参戦だ。
 いずれにしても群雄割拠のマイル戦だ。 

 まずは過去10年のデータから消去対象馬の抽出だ。

 ▼7歳以上で10番人気以下
  ダイアトニック
 ▼関東馬で10番人気以下
  ナランフレグ
 ▼前走1800m以下で0.8秒以上負け
  カラテ、ダノンザキッド
 ▼関東馬で前走5番人気以下
  ナランフレグ
 ▼キャリア30戦以上
  カラテ
 ▼ハンデ2kg以上増量
  イル―シヴパンサー
 ▼前走馬体重526kg以上
  カフェファラオ、カラテ、サリオス
 ▼前走1400m以下で6番人気以下
  ナランフレグ、ダイアトニック
 ▼前走海外で2着以下
  シュネルマイスター、ヴァンドギャルド

 残ったのは、ソングライン、セリフォス、ファインルージュ、ソウルラッシュ、レシステンシア、ロータスランド、ホウオウアマゾン、エアロロノア、カテドラルの9頭だ。

 前走で目立つのが、高松宮記念  (2-0-0-5)、ヴィクトリアM(0-4-0-11)、マイラーズC (1-0-5-33)だ。
 これを参考に、1着に高松宮記念、2着にヴィクトリアM、3着にマイラーズカップ経由馬を中心にはめ込んでみる。
   

<結論>
 三連単フォーメーション16点
  1着③ロータスランド⑰サリオス
  2着⑦ファインルージュ⑬ソングライン
  3着⓹ホウオウアマゾン⑩エアロロノア⑭ソウルラッシュ⑮セリフォス



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出不精で味音痴

2022年06月02日 13時52分45秒 | 徒然(つれづれ)
 似たもの夫婦とはよく言ったもので、私と家内がまさにそうだ。
 どちらも出不精で味音痴だ。

 新婚旅行以来、夫婦で旅行などしたことがない。
 その新婚旅行も、結婚休暇があったので、申し訳程度に能登半島に行ったくらいだ。

 宿も温泉旅館などではなく、ビジネスホテルだった。
 結婚前に2年ほど同棲していたので、新婚旅行も今さらの感があった。

 定年退職して年金生活になり、お互いの出不精と味音痴をしみじみよかったと思う。
 旅行好きで、やれ夫婦で海外旅行とか、グルメで、やれ高級フレンチやイタリアンなどの贅沢をすることもない。
 金額にするとその差は大きい。

 つつましやかな年金生活に、海外旅行やグルメはいらない。
 私と同世代の年金生活者で、いくら貯蓄があるとはいえ、海外旅行や高級料理を堪能していると、今に冬のキリギリスになること請け合いだ。


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