★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

コークが一番

2024年09月15日 07時32分39秒 | コカコーラ
 私の水分摂取量トップは、水やお茶よりコーラだ。
 もう長年それが続いているけど、糖尿病にもならないし、歯が溶けたこともない。
 最後の晩餐の飲み物に決めているくらいだから、旨いのは間違いない。

 以前、コーラより旨い飲み物がないのかと、いろんな飲み物を試飲したことがある。
 炭酸飲料から果汁飲料、乳飲料、コーヒー飲料、スポーツドリンク、お茶など、コンビニに置いている飲料をほとんど飲んだけど、コーラに勝るものはなかった。
 そのコーラも、ペプシや他のメーカーのものより、コカ・コーラだ。

 てなわけで、冷蔵庫には1.5リットルのペットボトルを常備している。
 それも、冷凍室で凍る寸前まで、キンキンに冷やしたやつだ。

 コーラも喫茶店やファミレスの氷入りはいただけない。
 ちょっとでも水分が入ると、確実に味が落ちるのだ。
 自販機の缶タイプも、かすかな金属臭が違和感を醸す。
 瓶コークが一番だけど、今はほとんどの店に置いていないので、ペットボトルタイプを常用している。

 あと、ウイスキーやジン、焼酎をコーラで割るのも邪道で、コーラの味を変質させる。
 コーラフロートやレモン添えも、コーラ本来の味を消してしまう。
 要は「混ぜるな危険」なのだ。
 


ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もする。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから、またはプロフィールのQRコードから買えます。
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酒に関する雑感

2024年09月14日 07時11分04秒 | 徒然(つれづれ)
 酒に関する自己診断をしてみた。

 好きか嫌いかでは、どちらかというと、嫌いなほうだ。
 旨い不味いでは、苦いので不味いということになろうか。
 よって、晩酌はしないし、たまに、ブランチで生ビールを1杯だけ飲むくらいだ。

 強いか弱いかでいうと、人並み以上には強い。
 興が乗れば、誰とでも最後まで付き合える。

 身体にいいか悪いかでは、絶対に悪い。
 これは煙草以上だと思うよ。
 あと、飲酒運転や喧嘩などのトラブルの要因にもなる。

 ではなぜ飲むのか。
 一番は、友人知人とのコミュニケーションの潤滑油だ。

 誘われたらほぼ断らないので、在職中は多い時で、土日を除き、毎日飲みに行っていた。
 定年退職後の現在は、月1、2回の頻度だ。

 以上のことから、禁煙は難しいけど、禁酒は容易い。
 まあ、普段からほとんど飲んでないし、別になくても気にならない。


ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もする。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから、またはプロフィールのQRコードから買えます。
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1963年のシングル4曲

2024年09月13日 07時41分30秒 | 徒然(つれづれ)
 中学2年でビートルズに出会った私は、高校生の先輩にレコードを借りて聴いていた。
 時に1968年、当時はアルバムよりシングルがメインで、ビートルズの過去のシングル盤を手あたり次第に聴いていた。

 その先輩が持っていた日本盤のアルバムは、今みたいなコンセプト・アルバムではなく、シングル曲やカバー曲の寄せ集めのコンピレーション・アルバムだったので、お目当ての曲以外は、恐れ多いけど、はっきり言って邪魔だった。

 真剣にアルバムを聴くようになったのは、翌年の『アビイ・ロード』を初めて自分で買ってからだ。
 ほかのアルバムは自分で買う余裕はなく、『サージェント・ペパーズ』や『ホワイトアルバム』は、先輩の友達に借りて聴いていた。
  
 当時のビートルズのリアルタイム・ナンバーは『ヘイ・ジュード』だった。
 言わずもがな、一世を風靡した名曲だ。
 その頃には新曲を出せば、ヒットチャートの1位は確実のスーパーバンドになっていた。

 過去のビートルズナンバーをランダムに聴いていた私は、ある時、思いついて、シングル盤をリリース順に聴いてみた。
 年間リリース数が一番多かったのが1963年の4曲だ。

 1962年のメジャーデビュー曲『ラヴ・ミー・ドゥ』の英国チャートの最高順位は17位だ。
 まだアマチュア色というか、ブルース色が濃く、ビートルズの思い入れほどにはヒットせず、彼ら自身も納得いかなかったはずだ。
 それが翌年の『プリーズ・プリーズ・ミー』では払拭され、アップテンポのご機嫌でキャッチーなポップロックになった。

 そこで私なりに疑問に思ったのが、『ラヴ・ミー・ドゥ』を超えるような曲を、緻密な計画、計算のもとに作ろうとしてできたのか、もっとお気楽に、自分たちもファンも楽しめる曲作りをしようとしてできたのか、どっちだったんだろう、という点だ。

 続く『フロム・ミー・トゥ・ユー』、『シー・ラヴズ・ユー』は、それぞれ前作の上をいく出来栄えで、満を持した『抱きしめたい』で人気の沸点に到達した。
 アマチュア時代からの集大成ともいうべき『ラヴ・ミー・ドゥ』の路線を修正し、『プリーズ・プリーズ・ミー』で時代のニーズをつかみ、その後はファンの期待を超えた曲を連発したのだ。

 1963年にリリースした四連発こそ、ビートルズ人気を決定づけた記念碑的な曲、その中でも『プリーズ・プリーズ・ミー』こそビートルズの原点だと、当時の私は確信したし、今でもそう思っている。
 もちろん、その後の曲もそれぞれ完成の域を維持し続けているが、それら後々の名曲も、臨場感に溢れ、ライブ感を彷彿とさせるあの4曲があってこそだろう。


ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もする。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから、またはプロフィールのQRコードから買えます。
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ナイキからアディダスへ

2024年09月12日 11時23分47秒 | 徒然(つれづれ)
 朝のウォーキングで履いている、ナイキのランニング・シューズがヘタってきた。
 ソールが擦り減って、全体的に汚れてきただけで、破れやその他の破損はないので、まだ当分は履けそうだけど、見た目が汚らしいので廃棄することにした。

 2年3ヵ月もったので、十分元は取れたと思う。
 その前のコンバースは1年ほどしか持たなかったので、ナイキの耐久性は称賛に値する。

 新しくアディダスの赤ラインを買った。
 デフォルトの靴ひもが黒だったので、ダイソーで白を買って差し替えた。

 なかなかお洒落なランニング・シューズになった。
 最近のスニーカーやランニング・シューズは、黒地に黒の靴ひもというパターンが流行りみたいだけど、やっぱりスニーカーやランニング・シューズには白の靴ひもが似合う。

 耐久性をナイキと比較して、今後どちらのブランドにするか決定することにした。


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老境の秋

2024年09月11日 09時33分02秒 | 徒然(つれづれ)
 古希を迎えて、名実ともに老境に入った。
 若い頃は未来しか見えなかったのに、今では過去の想い出を振り返る毎日なんだよね。

 ちょっと前までは、自分が老人になるとは思ってもみなかった。
 実感年齢は、まだ30代くらいのままだけど、傍から見たら、まごうことなき老人にしか見えないはずだ。

 人間すべからく歳をとる。
 サミュエル・ウルマンは「青春とは人生の或る期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ」と言ったけど、あれは達観でも名言でもなく、単なる年寄りの強がりだよね。
 歳をとって、若い頃を、いろんな後悔とともに懐かしんでいるようにしか見えない。

 青春、朱夏、白秋と来て、今まさに玄冬なのだ。
 青春は年齢なんかじゃない、などとほざくより、それを甘んじて受け入れるのが、人間の人間たる所以だ。
 
 人生の冬、あるいは人生の深夜に入って、ハンドルネームも「たそがれジョージ」から「うしみつジョージ」もしくは「ミッドナイト・ジョージ」に変更しようかな。
 

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残暑は続くよいつまでも

2024年09月10日 10時19分35秒 | 徒然(つれづれ)
 9月になったとはいえ、まだまだ日中の残暑が厳しい今日この頃だ。
 さすがに、朝夕は涼しくなったけど、朝のウォーキング中は、汗を拭くタオル地のハンカチが必需品だ。

 ほぼ毎日同じようなコースを歩いているのに、季節によって感じる思いは裏腹だ。
 今はTシャツ一枚でも汗をかくのに、あと3ヵ月もすると、同じ道のりなのに、革ジャンを羽織っていることだろう。

 日本の四季は、真夏と真冬では、大阪でも30度以上の、暑さ寒さの差がある。
 夏には冬が恋しくなり、冬には夏が恋しくなるよね。

 それこそ四季の風情だろうが、常春といわれる八丈島の気候が羨ましい。
 古希を迎えた私には、今後はもっと夏の暑さや冬の寒さが堪えるのだろう。
 


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古希の誕生日

2024年09月09日 11時32分13秒 | 徒然(つれづれ)
 本日9月9日は私の70歳の誕生日だ。
 ちなみに、昭和で言うと昭和99年9月9日だ。
 めでたく古希を迎えたというべきか、馬齢を重ねたというべきか。

 還暦を過ぎてからは、オマケの人生と思っているんで、古希に対する感慨はこれっぽっちもないんだよね。
 ポイ活で日頃、各種アンケートに回答している。
 今まで10年間、年齢は60代をチェックしていたけど、今日から70代をチェックするようになった。
 それが感慨といえば感慨か。
 
 70年の人生を振り返った今、なんら後悔はない。
 いつの頃からか、後悔や反省をしないようにし、やったこと、起こったことに対する学習だけを心掛けるようになった。

 人生において、後悔や反省は時間の浪費にほかならない。
 それは時の流れが証明している。
 そこから学習して、同じ轍を踏まないようにすることが重要だね。

 日本人の男の平均寿命が81歳だから、あと11年の余命だ。
 それまで生きていたら、喜寿、傘寿を通過することになる。
 重篤な病気や不慮の事故に遭遇しない限り、年々平均寿命は延びるはずだから、たぶんそれは可能だろう。

 別に長生きしたいとは思わないしね。
 老化で身体も思うように動かなくなるはずだし、記憶力や思考力も低下するだろうから、そんな歳まで生きているのも考えものだ。
 

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筆記体は古代文字か

2024年09月08日 12時37分26秒 | 徒然(つれづれ)
 我々の世代が英語を習い始めたのは、中学1年からだ。
 英語の読み書きの「読み」は、今も変わらないけど、「書き」のほうは大きく変化した。
 何が変化したかというと、筆記体で書くことがなくなったんだよね。

 我々の時代は必須だった筆記体による記述は、1990年代頃からなくなり始め、パソコンが普及した現在では、ほとんどなくなったようだ。
 同じように、日本でも行書体や草書体はほとんど見なくなったよね。

 私の高校でも、教師の板書や答案は筆記体だったけど、私は入学を機にあえて活字体に変更した。
 それは音楽雑誌に載っていた、外国ミュージシャンの歌詞や手紙が活字体だったことに影響されてのことだ。
 要はそのほうがカッコよかったのだ。

 その時点では、筆記体と活字体の比率は、8対2くらいだった。
 大学の英文科に入ると、筆記体は完全になくなっていた。

 今でも書こうと思えばなんとか書けるけど、活字体のようにスラスラとは書けない。
 読むほうはもっと難しいよね。
 2000年代以降に中学生になった人間に至っては、筆記体自体がアラビア文字みたいに見えるようだね。
 


ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もする。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから、またはプロフィールのQRコードから買えます。
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夏の終わりのセンチメンタリズム

2024年09月07日 07時26分09秒 | 徒然(つれづれ)
 今年の夏も終わりが見えてきた。
 日は確実に短くなってきたし、例年にない猛暑と言われた暑さも、それなりに凌げるようになってきた。

 暑い暑いと言っていながらも、未だに夏は四季の中でも私の一番好きな季節だ。
 夏の始めには、今年の夏は何か起こるかもしれない、と期待するものがあった。
 毎年夏の季節には、趣味の小説の1本も書いていたんだよね。

 若い頃は夏の出来事、夏の想い出というのが何かしらあったけど、この歳になると、残念ながらそれももうなくなった。
 残っているのは、過ぎゆく夏を惜しむ、センチメンタリズムにも似た感情だ。

 特に、定年退職後の引きこもり生活においては、夏もほかの季節と同様に、無情に過ぎ去ってゆくんだよね。
 それは在職中の、仕事にかまけて、季節の移ろいを意識していなかったこととはまた違う。
 季節の移ろいを肌で感じながらも、それに対してなんのアクションや感慨もなく、ただ漫然と身を任せていた、後悔めいた感情がある。
 
 それは老成というのだろうか、はたまた、老化というのだろうか。
 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もする。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから、またはプロフィールのQRコードから買えます。
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ビートルズの終焉

2024年09月06日 08時07分55秒 | 徒然(つれづれ)
 私の高校生活は、ビートルズの解散と時を同じくして始まった。
 1970年は私の高校入学の年で、いわば多感な青春の入り口だ。
 3月15日には大阪万博が開幕し、日本は世界に向けてその経済成長を誇示し、世間は万博景気に沸いていた。

 日本のミュージック・シーンは、GSブームが終焉し、歌謡曲のエアポケット時期で、『黒ネコのタンゴ』や『ドリフのズンドコ節』、『走れコウタロー』などのコミックソングが年間チャートを賑わせていた。
 スクリーンではアメリカン・ニューシネマが人気で、『イージー・ライダー』や『明日に向って撃て』、『いちご白書』などが上映されていた。

 激動の1960年代が終わり、時はまさに、私の青春の旅立ちに合わせたように、新しい時代の到来を予感させた。

 折しも、3月末には、よど号ハイジャック事件が世間を騒がせた。
 そしてその10日後に、ポールのビートルズ脱退宣言のニュースが世界中を駆け巡った。

 私は高校入学を直前に控え、前年に発売された『アビイ・ロード』を何度も聴き返しながら、ビートルズの今後に思いを馳せていた時期だ。
 高校に入ったら、ビートルズ同好の士を見つけ、もしかしたら、ビートルズ・バンドを組めるかもしれない、と淡い期待もしていた。
 何より、ビートルズはそんな私の青春を彩ってくれるはずだったのだ。

 それがまさかのポールの脱退宣言だ。
 私にとっては青天の霹靂、大阪万博やよど号事件もかすむくらいの衝撃だった。
 私の青春の門出に、ポールはなんてことをしてくれたんだ、と怒りにも似た感情が湧いてきた。

 それは取りも直さず、ビートルズの解散を意味していた。
 4人はまだ20代の若さで、一般人ならば青春にしがみついていてもおかしくない年代だ。
 あの熱狂的、驚異的な人気が、彼らの老成を早めたのだろうか。

 もう、ビートルズの新曲は聴けないんだ、わずかに残っていた、日本公演の可能性もゼロになったんだ、と落胆したものだ。 
 その後は、遺作とも言うべき『レット・イット・ビー』のアルバムを買い、その映画を観て、中学2年から始まった、私のビートルズ・リアルタイム体験は終わった。

 ビートルズなきあと、その後継者としてロック・シーンを牽引するバンドは見当たらなかった。
 ローリング・ストーンズやザ・フーにしても、ビートルズとは歴然とした差があったし、ハードロック系のレット・ツェッペリンやディープ・パープルは、まだまだその器ではなかった。

 私にできることは、出会った当初にやった過去へのタイムトラベルを、今度は遺品の山の整理として繰り返すことだった。
 エジプトのピラミッドを調査する考古学者さながら、新しい発見はないか、どこかに見落としはないか、と喪失感や虚無感を払拭すべく、ビートルズ・ナンバーを聴きまくったものだ。
 その間、前年に開催されたウッドストック・フェスティバルの記録映画の上映や、三島由紀夫の切腹事件などが起こったが、ビートルズ解散ほどのインパクトはなかった。

 年末になり、ようやくビートルズに区切りをつけた私は、邦楽はともかく、それまで聴き流していた、ハードロックやフォークロック、ブルースなども真剣に聴くようになった。
 そんな曲を聴く中でも、どこかにビートルズの面影を探していたような気がする。

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もする。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから、またはプロフィールのQRコードから買えます。
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口内丼って?

2024年09月05日 10時22分36秒 | 徒然(つれづれ)
「口内丼」という言葉をネットで見かけた。
 もちろん、牛丼やカツ丼の類いではない。

 料理の食べ方で、口の中でご飯とおかずを混ぜて食べることらしい。
 要は口の中で、丼を食べた時のようにすることなんだよね。

 日本人なら、ほとんどがその食べ方だろう。
 まずは、おかずを口に入れ、続いてご飯を入れ、口の中で混ぜながら咀嚼する。
 それが外国人にとっては、珍しく、一部では下品に映るようだね。

 外国の場合、料理は一品ずつ順番に出てくるのが普通で、一品を食べ終えてから次の一品を食べるスタイルだ。
 同時にご飯とおかずを食べる習慣はないらしい。

 日本の場合、古来から、おかずは主食のご飯を食べるための副食で、おかずでご飯の味付けを口の中でやる、いわゆる口中調理だ。
 カレーを食べる前にグチャグチャに混ぜたり、卵かけご飯や納豆ご飯などは、下品と言われればそうかもしれないけど、口の中で混ぜる分には仕方がないだろう。

 要は、口の中で混ぜることが下品ではなく、たぶん、音をたてたり、口を開けて食べたりするのが下品なんだろう。
 それにしても、昔から、そばやうどんなどは、音をたててすすりながら食べるのが粋と言われる。
 スパゲティはNGだけど、ラーメンは賛否が分かれるよね。

 郷に入れば郷に従えで、日本では、口内丼OK、そば、うどん、音たてOKだ。


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定年退職後の自問自答

2024年09月04日 10時02分52秒 | 徒然(つれづれ)
 定年退職して6年目になり、今月9日には古希を迎えるが、相変わらずの引きこもり生活なんだよね。
 それが私自身にとって、いいのか悪いのか自問自答してみた。

 まずは、引きこもり生活。
 引きこもりといっても、午前中はウォーキングをしているので、書斎での引きこもりは午後からだ。

 何をしているかというと、メインはインターネット閲覧だ。
 SNSやYoutubeを筆頭に、コンテンツや情報は豊富なので、飽きることはないしね。

 あとはギターやウクレレの練習だ。
 ネットのレッスン動画にはこと欠かない。

 週末は競馬予想だ。
 もちろん現地に赴くことはなく、ネット投票、テレビ観戦だ。
 大金をつぎ込むこともなく、小遣いの範囲で十分楽しめている。

 仕事と違い、ストレスフリーなので、これはいいとしよう。

 次に対人関係だ。
 退職してからは、会社関係の付き合いは消滅し、無用な人間関係によるフラストレーションは霧散した。
 これは精神衛生上いいことだ。

 人と会うのは、月に一度の、気の置けない連中、それも少人数の定例飲み会と、年に2、3回の大学同級生3、4人との飲み会だ。
 これは、気分転換にちょうどいい頻度だ。

 次は食生活だ。
 1日2食で、ブランチはウォーキングのついでに、牛丼御三家や王将、ファミレスで食べている。
 夕食は、週に一度は家内が作ったものを食べ、そのほかの日は、インスタントやレトルト食品だ。

 身体が野菜を求める時は、ファミレスのサラダバーや王将の野菜料理を食べている。
 今のところ、健康に問題はないので、正解といえるだろう。

 次は体力維持だ。
 これは日課の6km前後のウォーキングで、歳相応に十分維持できている。

 高齢者の運動は身体に悪いので、ウォーキングで十分だろう。
 今まで病気になったこともないし、今後もウォーキングは継続するつもりだ。

 経済的にも、在職中ほど無駄な出費がなくなったので、年金でなんとかやり繰りはできている。

 こうして考えると、今の生活でなんら問題はないように思われる。
 何よりストレスがないのが一番だ。
 病は気からというからね。
 

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眼瞼下垂

2024年09月03日 11時24分58秒 | 徒然(つれづれ)
 エアコンが水漏れで故障して以来、サウナ書斎生活になったのは既報の通り。
 書斎のドアを開け放したら風が通るのに、家内から加齢臭が漂うので禁止令が出ている。

 そんなわけで、涼を求める手段は、昔懐かしの扇風機なんだよね。
 ウォーキング帰りや風呂(シャワーだけど)上がり時に、強にすると結構、暑さは凌げる。

 普段は中レベルでつけっ放しにしているけど、最近、扇風機の風の影響で、右目が乾燥するのか、痛くなってくるんだよね。
 少し風向きを変えても風が対流しているのか、痛みは治まらない。
 緑内障の左目ではなく、右目というのが厄介だ。

 鏡でよく見てみると、右目の上瞼が若干垂れてきている。
 筋力が重力に負けているのだ。
 見目麗しきイケメンも歳には勝てない。

 ネットで検索すると、加齢による眼瞼下垂というらしいけど、そんなに重症でもないので、気がついた時に自力で目をパッチリ開けるように習慣づけている次第。
 来月、緑内障の定期検査なので、その時に診てもらうことにする。
 

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総裁選が熱い

2024年09月02日 12時26分18秒 | 徒然(つれづれ)
 自民党総裁選が、夏競馬顔負けに面白い。
 裏金問題に端を発した、主要派閥の解散に伴い、史上稀に見る立候補者の乱立だ。
 
 ピンは有識者、評論家から、キリは芸人、庶民まで、競馬予想さながらの予想合戦だ。
 水面下では、派閥存続の麻生と、無派閥で隠然たる求心力を発揮している菅の、キングメーカー争いとも言われる。

 世論調査の人気投票では、小泉進次郎、石破茂の両氏が人気だが、小泉は経験不足、石破は議員に不人気とマイナス要素も否めない。
 たぶん、一回の投票で過半数を獲得する候補者は見当たらないので、上位2名の決選投票はほぼ確実だ。 
 競馬で言うと、馬連で小泉軸の石破、高市、河野の3点流しだ。

 決め手は、総裁決定後の解散、総選挙に向けての、選挙の顔が重要視されるはずだ。
 誰が総裁になろうが、議員にとっては、日本の将来よりも、総選挙での自身の当落が一番の懸案事項だろう。

 党内も当然その線で、動いているはずで、勝ち馬探しに躍起になっていると思われる。
 そうなると、経験不足は側近やブレーンで補うとして、小泉の総裁就任が濃厚か。

 余談だけど、自民党総裁選が、自民党相殺せん、に聞こえるのは私だけか。
 何と何を相殺するのか、あるいはしないのかわからないけどね。
 

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♪ セプテンバー~

2024年09月01日 09時22分34秒 | 徒然(つれづれ)
 今日から9月、今年も残すところあと4ヵ月だ。
 1月1日の能登半島地震が、つい昨日のことのようだ。

 毎度のことながら、月日の経つのは早いもんだね。

 懸念された台風10号も、大阪にはほとんど影響はなかった。
 クーラーなし、サウナ書斎生活の身としては、涼しくなって好都合だ。
 このまま秋に突き進んでほしいものだ。

 朝のウォーキング時はまだ汗をかくが、滴り落ちるというほどでもなくなってきた。
 ハンカチもタオル地から普通の木綿地に戻す頃合いだ。
 服装もTシャツ1枚から、早く得意のGジャンの季節になってほしいものだ。
 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もする。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから、またはプロフィールのQRコードから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

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