ホリスティックライフ in 世田谷

都会の中の田舎に住み、ウキウキ、ワクワク楽しく暮らす。
キーワードは、ホリスティックライフ。

新谷弘実『病気にならない生き方』(サンマーク出版)

2006-06-29 14:59:52 | 最近読んだ本
やっとこの本を手に入れました。
図書館で予約して、待つこと6カ月以上、さすがに話題の本です。
本屋でチェックしてみたら、発売されてまだ1年足らずなのに
すでに29刷りまで出ています。

この本は本物です。
著者がすごい。世界で初めて大腸内視鏡を使って
開腹手術することなくポリープを切除することに成功、
以後、日米両国で30万例以上の胃腸内視鏡検査を行っている医師。
胃腸の中を実際に覗いていて、その経験上分かってきたことを
まとめたのがこの本です。

著者によれば、ミラクル・エンザイムを浪費しない生活習慣を
身につければ、胃相・腸相(人相になぞらえた著者独自の言い方)が
よくなり、そうなれば病気にはならない、とのこと。
エンザイムは酵素(詳しくは本参照)。

巷で流行している健康法や一般にいいと思われていることには
ウソがいっぱい、とばっさり切ってくれます。

ヨーグルト、牛乳、日本茶、マーガリン、油、肉、白米、
酒、タバコ、、サプリメント、薬……
お勧めできない理由をきちんと挙げて説明しています。
どれも説得力のあるものばかり。
このあたりは、マクロビオティックと共通する点があり
そうそう、やっぱりね、と確認しながら読めます。

抗ガン剤は猛毒以外のなにものでもない、とはっきり言えるところもすごいです。
ちなみに、著者は40年ほどの長い医師生活の中で、
一度も死亡診断書を書いたことがない上に、ガン再発率ゼロ%。
著者の勧める食事法に従い、生活習慣を変えれば
再発を抑えることができるそうです。

専門的な説明は別としても、ここで言われていることは
自分でも普通に実行していることや思っていることがほとんどなので、
クラクラするほどうれしく読めました。スカーっとした気分で。

これだけ話題になっていれば、日本の国も少しは変わるかな。
アメリカでは1990年からガンの発生率、死亡率ともに
減少傾向にあるというのに、日本では、ガンが死亡率のトップ、
ガンも病人も医療費もすべて増え続けるばかり。

だれもが病気にならず、健康な生活を送ることができるように
もっと社会全体で取り組んでいかなければならないと思います。
一人ひとりの意識改革も必要です。本物を見る目も……。

最後に刺激的な見出しをいくつかご紹介します。

「流行の健康法にはウソがいっぱい」
「牛乳を飲みすぎると骨粗鬆症になる」
「マーガリンほど体に悪い油はない」
「白米は死んだ食べ物である」
「農薬を使った作物に生命エネルギーはない」
「臓器別医学は医者をダメにする」
「薬はすべて基本的に『毒』である」
「本当のことは体に聞かないとわからない」

なにかの病気にかかっている人、病気にならないかと心配な人、
食生活に問題がある人、必読です。
もちろん、そうでない人も、必読。

杉山、貫禄の勝利。森上をストレートで退け3回戦進出。
王者フェデラーの前にヘンマン敗れる。
今日はそんなテーマのはずだったんですが……。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする