ホリスティックライフ in 世田谷

都会の中の田舎に住み、ウキウキ、ワクワク楽しく暮らす。
キーワードは、ホリスティックライフ。

『買わない習慣』

2013-04-10 16:37:56 | 最近読んだ本
金子由紀子『買わない習慣』(アスペクト)

不要なものは買わないで、
要らないものにはお金をかけないで、
お金に頼らず、賢く豊かに生活しよう、
ということを上手に提案する本。

決して、ビンボー暮らしで疲弊するとか、
ひたすら耐久生活を強いるとか、
そういう話ではありません。

ついコンビニに寄ってしまう。
スターバックスやタリーズで毎日珈琲を買う。
バーゲンで安くなっているのを見ると買ってしまう。
スーパーで安売りをしていると、買いだめしてしまう。
本当に欲しいものでなくても買っておこう、
という気になってしまう。
みんなが持っていると買ってしまう。

そんなところから見直しを始めましょう、と。

自分ですでに実践していることばかりなので、
特に新鮮味はありませんが、
いろいろいいことをおっしゃっています。

たとえば。

部屋が片付かないのは、
「もったいない」と、読まない本や着ない服、空き容器、
食器やいただき物は捨てないで取っておく、
そうすると大量のモノが部屋に滞留することになる、
それを片付けようと、収納グッズをその都度買う、
色や素材もまちまち、それが部屋をまた雑然とさせる、
そうなると、暮らしの満足度が低下する……

あら~、それはそれは悪循環、というわけですね。
ごもっともでございます。
みなさん、大丈夫ですか。

「しまいっぱなしのモノ」はゴミ予備軍、
あーーー、それもホントウですね。

そこで、「棚卸し」することを勧めています。
なるほど。「在庫」を全部、きちんと確認する、
そうすれば、(箪笥の底に)何があるか分かるし、
こんなものがあった!という場合は捨てればいい、
一度、底からひっくり返してみませんか。
一番簡単な方法は引っ越し、ですけどね。

決して、「何も買うな」とは言っていません。
すぐに使わなくなるような
「つまらないモノ」を買わないのであって、
買うべきものは当然買っていいのです。
素材がよくて、サイズや色が合っているもの、
食べ物ならば、なるべく加工されていないもの、
国産の生鮮食品、その場で作って売っているもの
(工場などではなく)、などがいいですね。

あ、それ、すでに実践しているポイントです。

あと、「美しいもの」も購入ポイントとして挙げています。
美術品とかブランド品という意味ではなく、
自分が美しいと思って、大切にしたいと思うもの。

毎日使う箸や食器が上質で美しいものであれば、
それだけで豊かな気持ちになれますね。

自分で作ったテーブルや書見台(箱)も
自分で言うのもなんですがーーー美しく、
豊かな気持ちにさせてくれます。

この著者とは路線が合っているので、
読みながら、「そうそう!」と、
確認作業になりました。

「お茶は自分で淹れる」(ペットボトルのお茶は買わない)
「おにぎりは買わない」(コンビニなどで)
です。
コメント
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