ある日の薬石(やくせき)。
つまり、夜ご飯です。シンプルに。
夜は応量器は使いません。
あれっ、奈良漬けがある。
いいのかな。酒っぽいけど。
2日目も3日目もお昼は麺類でした。
うどんが大きなお鍋やボウルにどかんと、
おつゆはお鍋かやかんに。
そこから各自取ります。
やっぱり応量器は使わず。
うどんが登場して、ああ!これだっ!!
と思ったことが。
アルゼンチン人のVさんがこのお寺に来て間もないころ
このパターンでうどんが出て、
まだお箸がうまく使えなくてちょっと困った、
そんな話を聞いていたのです。
なるほど、こんなことだったのね。
妙に納得。しかし、専門僧堂の食事とは
あまり思えません。
しかし、しかし、山門には書いてあります。
読めますか。
日本の曹洞宗の第二道場。
なるほど。
朝課ではこんなお経を読みます、
とコピーを渡されていたのですが、
実はきちんとそれに沿うこともなく。
初めての体験が「羅漢拝」(らかんはい)というもの。
羅漢の名前?を一つ一つ唱えながら五体投地。
いつも三拝でやるアレですね。
それが延々続くのです。え~、何回続くの~??
3日目の朝、数えてみたら22回でした。
22回。