ホリスティックライフ in 世田谷

都会の中の田舎に住み、ウキウキ、ワクワク楽しく暮らす。
キーワードは、ホリスティックライフ。

輪島塗の器、早速使ってみました。

2023-04-10 17:30:14 | たび<国内>
輪島で輪島塗の器を購入し、早速使ってみました。
と、その前に、書き忘れたことなど、追記。

輪島キリコ会館で、蓬莱(ほうらい)という、
能登地方で神棚に飾る切り絵を見ましたが、
ギャラリー&アウトレット遊庵で実物に遭遇しました。



能登地方で正月の縁起物として神棚に飾られるもので、
毎年年末にこれを取り替えて新年を迎えるという風習があるそうです。



きれいですね。

輪島からの帰り、能登空港へ行った時、
どこの空港にもある、ずらりと並んだ出発便の表示がありません。
どうして? キョロキョロしても見つかりません。
よーく観察してみたら、ANAのカウンターの奥の壁に、今日の出発便として
羽田行きの2便が表示されていました。
あ!そういうことなのね!
1日に2便だけ。羽田行きの2便だけ。それで全部なのです。
空港として経営的にどうなのよ、と疑問に思いますが、
すぐ隣に日本航空学園もあって、能登半島の貴重な空港として、
存在意義はあるのでしょう。
空港への公共交通機関が限られていて不便ですが、
実際のところ、到着した時にはレンタカーのカウンターに行列ができていたし、
バスやふるさとタクシーを利用する人はごく少数派のようです。
空港に到着してふるさとタクシーで總持寺祖院のある門前へ向かったのは私だけ、
帰りに空港を通るバスに乗っても、空港で降りた人は私を含め2人だけでした。

輪島塗の職人が減っているという話を、朝市通りのお店で伺いました。
その方(女性の職人)は、自分の家族で輪島塗に関わっているのは
もう私だけ、結局、食べていけないんですよ、みんなほかの職業に就いています、
輪島には研修所があって、他県から来た若い人が輪島塗を習ってはいるんですけどね、
伝統を引き継いでいくのは、実際のところ大変ですよ、と。

伝統の技をいかに残していくか、次の世代に伝えていくか、
絶やすことなく続けていくか、日本各地で大きな課題となっていると思います。
特に輪島塗は何工程もの作業を分業で進め、膨大な時間をかけて完成させます。
必然的にそれが価格に反映されます。
伝統の技にかかわるものは、その手間からして高くなってしまう、
高くても、欲しいと思う人がどれだけいるのか、
結局、本当にいいものであっても高くて買えないとなれば、
今後どうなってしまうのか、若い職人たちは新しい展開を試行錯誤、
欲しいと思って買ってくれる人がいなくなれば、いくら伝統を大切にしても続かない、
いずれは消えてしまう、引き継ぐ人もいない、
ずーっと気になっていることです。

さて。



早速、使ってみました。ヨーグルト。
木次のおいしいヨーグルトですが、この器に入れただけで、
格が上がった気がします。元々レベル高いけど。



なんだか、すごくないですか。
ご飯と、いつものシンプルなみそ汁なのに、10倍ぐらいおいしそうに見えます。
輪島の朝市で買ったお漬物ものせてみました。



あ~、手に持った感触、触った感触が、ほんっとにいい。素晴らしい。
輪島塗の器のために、これまでよりレベルアップした料理を用意しなければ、
そんな気がしています。輪島塗に失礼がないように、な~んて、ね。
いえいえ、普段使いが重要ですから、何でものせちゃいますよー。

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