ビルの中の野菜づくり

パソナという人材派遣会社があります。
元々はテンポラリーセンターという会社名で、
派遣会社の走りのような存在。
そのパソナはとてもユニークな会社で、
ビジネスの一環として就農を支援していることもあって、
会社の中で野菜や稲を育てています。

以前は大手町の野村ビルにあり、
地下で野菜を育てていたときにわざわざ見物に行きました。
そこで収穫したサラダ菜の試食もできました。しました。

今年初めに、線路の反対側、
呉服橋の交差点にある大和証券の入っていたビルにお引っ越し。

そして、一層「拍車」がかかりました。

外からも見える１階の「田んぼ」では、
参加者をつのって田植えイベントまでやり、
ちょうど田植えが終わった田んぼの周りには、
ナスの花も咲いていました。

会社の中は野菜だらけ！
そこら中にプランターや大きな鉢植えの野菜が……。

でも、外で燦々と輝く太陽の光を浴びているわけでもなく、
あくまで人工的に光を当てて育てているのですね……。

かなり電気代がかかっていそうです。

外で太陽の光を浴びていればそのまますくすくと
元気に育つはずなのに。

実験としてはユニークな試みですが、
元気がある野菜とは思えません。

社内で収穫した野菜は社員食堂で出されるそうですが、
元気のない野菜を食べて、元気が出るのでしょうか。
ちょっと不安になります。