ホリスティックライフ in 世田谷

都会の中の田舎に住み、ウキウキ、ワクワク楽しく暮らす。
キーワードは、ホリスティックライフ。

被災地のこと。

2011-11-24 17:40:03 | 東日本大震災
陸前高田2回、南三陸1回と、
計3回ボラバスで行って、
小さい力ながらボランティアをしてきて思うこと。
いろいろです。

テレビで被災地のことをやっていると
前よりもずっと身近に感じるようになりました。

かといって、やったことといえば
瓦礫を拾ったり、分別したり、草刈りをしたり。

たとえば、仮設住宅に住んでいる人々を訪問したり、
寄り添ったり、お喋りしたり、
といったことは今のところできていません。

そういった活動にも興味がありますが、
一度や二度限りの訪問はかえって失礼なのではないかと
そんなふうに思ったりもしています。

炊き出しとかもやってみたいし、
単純に話相手にもなってみたいけれど。

でも、あくまで継続的に同じところ、同じ人々にかかわる、
ある意味「覚悟」が必要だと思うのです。

瓦礫や草が相手なら、今日はこっち、来週はあっち、と、
ボランティアセンターの指示により
どこへ行っても構いません。

ところが、人が相手となるとそうはいかないでしょう。
あ~、また来ました、こんにちは!
といきたいものです。

家族も家も仕事も失った人がたくさんいる。
そうでなくても、ものすごい喪失感にさいなまれている人がいる。

感情や心の傷は人それぞれ。

少しずつでも、時間をかけて心が癒されるよう、
なにか自分にできることがないか……
あーーー、ないのですねぇ……。
それが悲しいところです。

今後はそういった分野の勉強をしたい、
そんなことを思わせる被災地行きです。

被災地を支援するために物を買ったりするのは、
それはそれでいいのですが、
そうやって物を出せる、出荷できる状態の人は、
言ってみればすでに仕事がある人。

本当に困っている人は仕事を失ってしまって、
仕事が見つかる見通しもない人。

そういった人たちに手を差し伸べるにはどうしたらいいか。
まだまだ課題がたくさんあります。

すでに仮設住宅で暮らす何人もの人が自殺しているそうです。

ぼんやりと、いえ、はっきりと、
本当は仏教の出番だ~と思っています。
慈しみを持ちながらも、執着しないこと。

これが本当の意味で身に付いていれば、
かなり助けになっただろうに。
といっても、そんな「きれいごと」では済まない、
壮絶な体験をしている人々がいる。

自分の力のなさを感じてしまいます。

でも、でも、小さい力でもいいから協力したいです、ね。

あ~、まとまりなくてスミマセン。
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