すごいタイトルつけちゃいました。熱くなりましたからねぇ~。血も胸も。
「生誕60年、没後15年 緊急公開
フレディ・マーキュリー
人生と歌を愛した男 - Freddie Mercury Untold Story -」
という映画を観に行きました。水曜日のレディースデー1000円にて。
思い起こせば1年前、
クイーン&ポール・ロジャースを観に行ったんですよね。
1年振りにクイーンとわたしの深い関係を思い出しました。あ、ファンだったってことよ。
あの衝撃的な
フレディ・マーキュリーの死から早くも15年経ったんですね。
この映画、彼の生涯を紹介するドキュメンタリーなんですが、かなりすごいです。
生まれ故郷ザンジバル(タンザニアの沖に浮かぶ島で元英国保護領)が映ったり
ゾロアスター教の信者だったことが語られたり、
ザンジバルで今も営業している写真館の人が登場したり、
学んだインドの全寮制の学校や同級生が出たりして、まず感動。
登場人物がまたすごいんです。
クイーンのメンバーのブライアン・メイとロジャー・テイラーは当然としても、
母親、妹、元恋人で親友のメアリー・オースティンから
プロデューサー、デザイナー、最後の恋人ジム・ハットンまで、見事な顔ぶれ。
これまで語られなかった事実も次々と出てきます。
それに、クイーンの前身であったスマイルというバンドの映像も感動的。
演奏している曲はクイーンのアルバムにも入っていたDoing All Right。
映像そのものはかなり悪いけれど、よくぞ残っていてくれました。
「バルセロナ」でスペインのオペラ歌手、モンセラ・カバリエと
共演したときの話も印象的。もちろん「バルセロナ」自体、心に響いたし。
一つだけ残念だったことは、死後行われたウエンブレーの追悼コンサートのことが
なにも出てこなかったこと。生涯を紹介しているわけだから仕方ないですけどね。
でも、追悼コンサートのあの場所にいたわたしとしては、
ちょっとだけでもやってほしかったんです。
そのとき、最後に住んでいた家の前にも行きました。1 Logan Place, London
落書きがたくさんしてあるその家の塀にあるドア、しっかり映っていましたね。
フレディはやっぱり偉大なアーティスト。でも、こういう映画観ると
ロンドンに行きたくなっちゃって困るなぁ。ザンジバルも行ってみた~い。
じ~ん&うるうるの熱い夜でした。また観たいなぁ……。