スーチーさんの滞在した京大

アウンサンスーチーさんが来日、
京都にも行きましたね。

１９８５年に京都大学東南アジア研究センターで
研究員として滞在していました。

あーーー、なんて懐かしい響き！
京都大学東南アジア研究センター。

現在、東南アジア研究所と呼ばれているようです（これ）。
場所は変わらず。

私も大学時代に
その東南アジア研究センターで
夏休みに２週間開講していた
東南アジア講座に参加したことがあります。
２回参加しました。

１回目は２週間京都に滞在して、
２回目に参加したときは、
最初の週は京都で、２週目はタイへ行く
というスケジュールでした。

その講座では、東南アジア研究の大御所が
ずらりと顔を揃えて、教えてくださいました。

石井先生、桜井先生、坪内先生、白石先生、
加藤先生……懐かしいです。

一番ファンだったのはバティックのシャツが
よくお似合いだった土屋健治先生。
でも、９０年代にお亡くなりになりました。
悲しや……。

その後、セクハラで追われたＹ先生も
その当時は在籍でした。
そのＹ先生もお亡くなりになっているようですね。

初めてタイへ行ったのは、このツアー。
研究者の先生方と行ったので、
中身の濃い、忘れられないツアーでした。
って、教えていただいたことは
すっかり忘れていますけどね！

スーチーさんの来日で、
そんなことを懐かしく思い出しました。

そんな懐かしい京都へ週末行きます。うひ。

ポーランド人カウチサーファー＜４＞

さ～て、銀座ですよ。
銀座といえば、まずは鳩居堂。
お決まりのコースですね。

上のギャラリーからご案内。
書道展をやっていました。
素敵な作品がたくさんありましたが、
私の好きな「和顔施」の作品があったので、
意味なども説明してあげました。

２階売場では、色紙に興味津々。
家で日本コーナーをつくりたいの、と。
３枚並べて飾りたいらしく、
何枚も並べ替えながら悩んだ末、３枚購入。
扇子も日本らしい柄のものを買っていました。
絵葉書も何枚か。

やっぱり鳩居堂です。

次は無印良品。
衣類に興味を示しつつも、
ここでは写真をこっそり撮ることに集中。
本当は撮影禁止だと思うけど。
さささっと、何枚も撮っていました。
まあ、外国人だし、見つかったら
「あ～、知らなかった、ごめんなさい」
と英語で言っちゃえばいいしね。

ＭＵＪＩカフェでパンなど食べながら、
最後のお喋り。

本当に日本に来てよかった、
日本は素晴らしい国、
とのことでした。

どこへ行ってもきれいだし、
みんな親切だし、思ったよりみんな英語できるし、
みんな着こなしもステキだし、
日本で食べたものも全部おいしかったし
（いえ、本当は梅干し以外、です）、
本当にハッピーだったわ～～～、と。

最後に、日本のＣＤが欲しいと言っていたから、
銀座の山野楽器に大急ぎで戻って、
視聴する時間もないから直感で
１枚選んであげました。

そして、東京駅から成田エクスプレス、
そう、あの総武線の地下深いホームから
帰っていきました。

喜んでもらえて本当によかったです。
日本はよかった～、と家族や友人、同僚に
伝えてもらえればそれで私も満足です。



しかし、先週イタリア人にもらったこのチョコレート、
もう全部食べちゃいました。５枚（同僚にも分けたけど）。
こんなに毎日チョコを食べ続けたのは初めてかも。

ちなみに、ポーランド人からもらったのはお酒（ウオッカ）。
あーーー。最初にホストしたポーランド人から
もらったものと同じお酒。ポーランド名物です。

ポーランド人カウチサーファー＜３＞

次の日は日本で最後の日。
とにかく駆け足旅行だったため、
相当疲れも溜まっていたようで
朝は見事にぐーぐー。

タイミングを見計らって
いつものソーダブレッドを焼き始めた
つもりでしたが、
ちょっと早すぎたかな。

朝食後は、蘆花恒春園へ。
途中、普通の住宅街でも写真をパチパチ。
色とかきれいだと言っていました。
建物も画一化されていないと。
なるほど。

私としては、バラバラ感だと思っていたのに。

公園も蘆花旧宅も気に入ってもらえました。
花もいろいろ咲いていたし。

寺町通りまで行く時間はないからパスして、
ダイソーへ。

お、またまたいろいろ購入。
祝儀袋がウケましたね。
ちょうど知り合いが結婚するからと、
桜の花のデザインのものを買っていきました。

そして本屋さんへ。
日本語を勉強している生徒（あ、彼女は英語教師です）に
マンガを買いたいと。

マンガなんて詳しくないけれど、
中をパラパラっと見ながら４冊選んであげました。
適当に。

ランチは新宿で寿司。
途中、最初に泊まったホストと待ち合わせて
一緒に食べることになりました。
なんでも、最初の日、
きちんとお礼も言えなかったから、とか。

この寿司屋さん、前にもカウチサーファーを
連れて行ったことがある店ですが、
おいしい！と感動してくれましたね。
やっぱり写真たくさん撮って。

さ～て、そのあとは銀座へ繰り出して～。

ポーランド人カウチサーファー＜２＞

１時間半待たせたのに、
あんまり悪びれた雰囲気もなし。

よくよく聞くと、日本に着いた日は、
最初に泊まったホストを
２時間もこれまた新宿駅で待たせたらしい。
成田空港で思ったより時間がかかった、
とか言っていたけれど、
写真を見せてもらっていた時、
成田空港で最初に食べたなんとか、
なんて見せてくれたから
やっぱり時間のことを考えずに
行動していたのでは。

ま、それはいいとして。

いつも通り、荷物を家に置いてから
やっぱり大戸屋へ行ってしまいました。

あそこは和風のデザートもあるしね。

いや～、たくさんお話ししてくださいます。
質問もた～くさん。

子供のころから日本に来たかったものの、
当時は共産圏のポーランド、
来ることができるなんて思ってもみなかったそうです。

そんな熱い想いがあるから、
日本についていろいろ本も読んでいて、
だから質問も多いのです。
本にはこんなことが書いてあったけれど、
実際に来てみると違うこともたくさんあるのね。

そもそも遅い時間になっていたのに、
大戸屋でしゃべり続け、
閉店最後の客となりました。
あ、このパターンは初めてです。

もう次の日に帰るわけなので、
時間がありません。
つい、すぐ近くの西友にご案内～。

細かいお土産などはまだ買っていなかったこともあり、
わーーー、買うわ買うわ！
ものすごい買いっぷりです。

質問攻めにあいながら。

お茶、お菓子、お酒……
ふりかけや海苔、焼きビーフンまで。
これは何？　どうやって使うの？　おいしい？
の連続でした。

私、スーパーでこんなに買い物したことないなー。
と思いつつ、あ、そうそう、
年末インドに行った時、最後の日、
やっぱりスーパーで買い物したわ。
それなりに。だけど。

ポーランド人カウチサーファー

来ました来ました、
ポーランド人カウチサーファー。
そして、あっという間に去っていきました。
１泊だけだったから。

しかし、なんだか疲れました。
今日はこれといって何もしないで、
だらだら。

この疲れは、ポーランド人から、か！？

だってさーーー、
金曜の夜、待ち合わせ場所の新宿駅でさーーー、
１時間半も待たされたのよーーー。

これって、何なのよ。
最初から。

遅れた理由が、ん？？？
です。

会う前にやり取りしていたときから
感じていたけれど、
思いつきで行動するタイプ。
深く考えることをしないようです。

京都で新幹線に乗るときに、
来たのに乗ったら、のぞみ。
彼女が持っているJRレールパスでは
のぞみに乗れないので、
名古屋で降ろされたそうです。

じゃ、ついでに名古屋城も見物していこうと、
そんなふうに思いついたらしいです。

それで、名古屋城や近くの庭園を見て、
お茶席も楽しんで。

それから東京へ向かったらしい。

あのーーー、時間配分とか
考えなかったのでしょうかーーー。

京都で何百人とホストしている人のブログによると、
カウチサーファーが待ち合わせの日に登場しないこともあるそうです。
連絡もないまま。
次の日に連絡してきたりとか。
へ～、と思いつつ、
私の経験ではそんなことはなかったし、
遅れてもせいぜい２０～３０分。

１時間過ぎて、さすがに心配になってきました。
いくら新宿駅が広いからといっても
２０分か３０分ぐらいあれば、
迷いながらも待ち合わせ場所に来られるはず。

でも、まあ、待つしかありません。

と、来ました来ました。
もう一旦、家に帰ってしまおうかと
思っていたそのころ。

ところで、今年はツツジが咲き始めるのが
早いみたいですね。
通り道の一角にあるツツジ、もう満開です。

今週末はポーランド人カウチサーファー

今月はカウチサーファー、
カウチサーフィンのネタが続きます。
実際、カウチサーファーのことで
最近は頭がいっぱいです。

イタリア人、イギリス人の次は
ポーランド人。

お～、ポーランド人といえば、
初めてホストしたのがポーランド人でしたね。
懐かしいな～。２年前。

初めてだったし、
ポーランドに行ったことがないから
図書館でポーランドに関する本も借りて、
いろいろ調べたりしました。

ポーランドは琥珀の産地、
ふ～ん、と思っていたら、
琥珀のブレスレットをお土産にもらったりして。

今週末に来るポーランド人は
おしゃべりおばさんっぽいので、
どうなることやら。
すでに長いメールのやり取りを何度もしているし、
かなり「熱い想い」で日本に来るので、
というか来ているので、
弾丸トークが続くかも。

今週月曜に成田着、京都方面を旅行して、
今日の夜、家に泊まって、
もう明日の夜１０時には成田発、
という強行スケジュール。
ヨーロッパ人としては珍しいパターンです。
たいていは短くても２週間ぐらいは滞在しますから。
それでも日本に来たい！のですね。

京都旅行の話もたっぷり聞きながら、
いろいろ質問責めにもあいそうです。

時間が限られているので、
明日はいつものご近所散策をさらっとして、
銀座のパターンを考えていますが、
相手次第かな。

飛び入りでカウチサーファーが

春は本格的にオープンしているので、
先週末にはイタリア人が来て、
今週末はポーランド人、
とカウチサーファー続きですが、
飛び入り参加がありました。
といっても、家に泊めたわけではなく、
会って夕食を食べただけですが。

イギリス人です。

なんでも、東京でホストを探すべく、
何人にも連絡したそうですが、
すべて断られて。

東京で見つけるのは難しい！
ということを掲示板に書いていたのです。

そこから、みんないろいろ書き始めて、
東京での住環境や日本人の忙しさを説明する人が
いるかと思えば、
日本人は友好的でなく閉鎖的だ、などと言い出す人もいて、
とんでもない方向に話が展開して、
とんでもないことになってしまっていたのですが。

時間と興味があれば、夕食一緒にいかが、
と誘ってみました。

それで会うことに。

面白い話が聞けました。

なんと、イギリスから飛行機を一切使わずに、
シベリア鉄道とフェリーで
はるばる日本まで来たというのです！

わ～、１９７０～８０年代には
そういう話がわりとあったと思うけれど、
最近全く聞いたことがない話でした。

途中、いくつかの国・都市で数日滞在しながら、
電車を乗り継いで韓国まで来て、
韓国にも数週間滞在、
その後、釜山から福岡に。

日本にあと数週間？滞在したあと、
今度はまたフェリーで上海に行きたいそうです。
そうすれば、また陸路で
次の目的地、タイへ行けるので。

わ～、これまた壮大な計画！！

夕食を食べながら、でしたが、
時間があっという間に過ぎました。

『買わない習慣』

金子由紀子『買わない習慣』（アスペクト）

不要なものは買わないで、
要らないものにはお金をかけないで、
お金に頼らず、賢く豊かに生活しよう、
ということを上手に提案する本。

決して、ビンボー暮らしで疲弊するとか、
ひたすら耐久生活を強いるとか、
そういう話ではありません。

ついコンビニに寄ってしまう。
スターバックスやタリーズで毎日珈琲を買う。
バーゲンで安くなっているのを見ると買ってしまう。
スーパーで安売りをしていると、買いだめしてしまう。
本当に欲しいものでなくても買っておこう、
という気になってしまう。
みんなが持っていると買ってしまう。

そんなところから見直しを始めましょう、と。

自分ですでに実践していることばかりなので、
特に新鮮味はありませんが、
いろいろいいことをおっしゃっています。

たとえば。

部屋が片付かないのは、
「もったいない」と、読まない本や着ない服、空き容器、
食器やいただき物は捨てないで取っておく、
そうすると大量のモノが部屋に滞留することになる、
それを片付けようと、収納グッズをその都度買う、
色や素材もまちまち、それが部屋をまた雑然とさせる、
そうなると、暮らしの満足度が低下する……

あら～、それはそれは悪循環、というわけですね。
ごもっともでございます。
みなさん、大丈夫ですか。

「しまいっぱなしのモノ」はゴミ予備軍、
あーーー、それもホントウですね。

そこで、「棚卸し」することを勧めています。
なるほど。「在庫」を全部、きちんと確認する、
そうすれば、（箪笥の底に）何があるか分かるし、
こんなものがあった！という場合は捨てればいい、
一度、底からひっくり返してみませんか。
一番簡単な方法は引っ越し、ですけどね。

決して、「何も買うな」とは言っていません。
すぐに使わなくなるような
「つまらないモノ」を買わないのであって、
買うべきものは当然買っていいのです。
素材がよくて、サイズや色が合っているもの、
食べ物ならば、なるべく加工されていないもの、
国産の生鮮食品、その場で作って売っているもの
（工場などではなく）、などがいいですね。

あ、それ、すでに実践しているポイントです。

あと、「美しいもの」も購入ポイントとして挙げています。
美術品とかブランド品という意味ではなく、
自分が美しいと思って、大切にしたいと思うもの。

毎日使う箸や食器が上質で美しいものであれば、
それだけで豊かな気持ちになれますね。

自分で作ったテーブルや書見台（箱）も
自分で言うのもなんですがーーー美しく、
豊かな気持ちにさせてくれます。

この著者とは路線が合っているので、
読みながら、「そうそう！」と、
確認作業になりました。

「お茶は自分で淹れる」（ペットボトルのお茶は買わない）
「おにぎりは買わない」（コンビニなどで）
です。

イタリア人カウチサーファー＜４＞

うわ～、早速、とっても嬉しいリファレンス、
つまりコメントというか、口コミですね、
いただきましたっ！！

彼女に会うためだけにでも日本に来る価値がある、
というような、
「身に余る光栄でございます」と言いたくなるような。

うお～～～！

すっごく楽しい時が過ごせて、たくさん笑って、
たくさん歩いて。

連れて行ってあげたレストランも公園も店も
みんなみんな気に入ってもらえたようです。

彼女がいなければ、どれも行くチャンスなど
なかったものばかり、と。

特に、ローカルなところ、ご近所散策も
楽しんでもらえました。

まあ、私にとっては、
いつものパターンという感じで案内しているわけですが、
喜んでもらえると
ほんっとに嬉しいです。

これがカウチサーファーの醍醐味。

私自身もまた
いろいろ教えてもらって、
いろいろ学ぶ機会がありました。

イタリア人カウチサーファー＜３＞

しかし、土曜の夜は豪雨でしたね。
早めに家に帰っていてよかったです。

日曜の朝はびっくりするほどのいい天気。
とはいえ、強風。
雨降りではないので、お散歩コースです。

いつもの。

蘆花恒春園までぷ～らぷら。
竹林と蘆花旧宅へ。
やはりここはいつ訪れても好きな場所。

公園のほうでは桜はもう散ってしまっていましたが、
菜の花やパンジーなど、
春らしい花がたくさんあってきれいでした。

いいところね～、と言ってくれましたよ！

そうなんです、東京のごちゃごちゃだけ見て
東京だと思ってもらっては困るのです。
こういった公園や住宅地も見てほしいのですね。

これぞ、カウチサーファーを
セタガヤでホストする醍醐味でありまする。

あとは、１００円ショップめぐり。
一応、千歳烏山周辺の３軒をご案内。
スーパーにも行ってみました。

ランチは天丼などいいと思っていたのですが、
お昼になってもお腹が空いていないというので、
そのまま食べずに解散、
と相成りました。

今回の「発見」。
かっぱ橋道具街を見てから
地下鉄の駅に向かって歩いているとき、
あれ、おじさんが笑っているみたいね、
と言うのです。

ん？？

よく聞いてみると、看板に書いてある「ツ」の字のこと。
ちょっと曲がっているけれど、笑っている
ように見えると。

へぇ～～～！！　なるほど。

文字に興味を持っていて、少し見慣れてきたようです。

でも、ＭＵＪＩのカフェでお茶しているとき、
レシートの文字を見ていて、
このクモみたいな字は何？と。

えっ？？

「楽」という字がクモやムシに見えるそうです。
なるほど！　足が広がっているように
見えなくもないですね。
すごい想像力。

日本人なら当たり前のように知っているから、
ほかのものには見えないのに、
知らない人からすると
何にでも見える、オモシロイですね！

でも、そうやって興味を持ってもらえると、
ウレシイものです。