虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

子ども達を外で遊ばせろ!

2010-12-22 09:08:49 | スポーツ
先日の読売新聞より。

 低水準が続く子供の体力の底上げを図ろうと、文部科学省は来年度、就学前の幼児の運動量の目安を示す「幼児期運動指針」を専門家の協力を得て作ることを決めた。
 小中学生の体力不足の背景に幼児期の運動不足があることが分かってきたためで「鬼ごっこ程度の運動を毎日」といった例示が盛り込まれそうだ。
 文科省は、2007年度以降、体力向上策を継続的に行っている幼稚園や保育所と、一般の幼稚園などのデータを収集、幼児に効果的な方法を分析している。指針ではこの結果を踏まえ、運動の種類や、1日の運動時間の目標、1週間で運動する頻度などについて、3~5歳を中心に年齢別に示すことを想定している。
 欧米では1990年代半ば以降、子供向けの運動指針が策定されている。例えば米保健社会福祉省は、強い、中程度など運動の強さを数値で示し、6~17歳は「1日60分以上、中程度の運動をほぼ毎日」などと必要な運動量を示している。<了>

 先日の報道でも、現代の子ども達の体力低下が報道されていた。
 とりわけ、北海道の子ども達の体力不足は顕著となった。以前からその傾向は見られたが、かなり危機的な数値に思えたし、道産子=ひ弱になってしまっているのが正直もどかしかった。
 北海道の場合、冬季間を考慮しなくてはならないが、それにしても、外で走り回って遊んでいる子どもは見かけなくなった。
 
 理由はいくつか考えられるが、環境が恵まれすぎなのと、周囲の大人が何かと甘やかせ過ぎだと思う。
 やはり子どものうちは外で遊ばせるのが一番。その中で仲間とのコミュニケーションや体力が培われていくものだ。
 もっと子ども達を伸び伸び育てなければ、ロボットのような大人が増えるような気がして、心底危惧している。