虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

O-157

2011-06-23 10:12:20 | 健康
腸管出血大腸菌「O-157」について。

この名前は平成8年に岡山県にある小学校の給食に起因する食中毒事件で広く知られるようになりました。

この「O-157」は加熱が不十分な食材から感染し、少数の菌で発症する特徴を持っています。
そして感染者の便から容易に二次感染が起こるので、とても注意を要します。
感染して数日後に血便と激しい腹痛(出血性大腸炎)を引き起こします。
最近も焼肉チェーン店で発生しています。

感染を防ぐにはしっかり加熱して(75度以上)から食べること。
そして抵抗力の低い人(子ども、高齢者)は生肉を食べないようにすることが最大の予防になります。

この「O-157」に限らず、これからの時期は食中毒に注意しなくてはなりません。

そこで予防のポイントをまとめてみました。
①食品の購入~極力、新鮮なものを買う。
②保存に配慮~冷蔵庫などで保存する。肉汁が他のものに付かないように注意する。
③下準備~ゴミの処理。清潔なキッチン。手洗いの励行。
④調理~充分な過熱。残った食材は冷蔵庫へ。
⑤食事~清潔な手で扱い、キレイな食器や器具を使う。
⑥残り物~キレイな食器を使って保存。時間が経ったら捨てる。

いずれも、ちょっとした心掛けで防ぐことができます。
細心の注意を払って、楽しい食事にしましょう!