代替

乗りものニュースの記事より。

JRグループは1月5日「青春18きっぷ」でも「オプション券」を購入すれば、北海道新幹線に一部区間で乗車できるようにすると発表しました。

「青春18きっぷ」はJR全線の普通・快速列車（普通車自由席）とBRT（バス高速輸送システム）、JR西日本宮島フェリーへ自由に乗降できるきっぷで、5日（5人）分で1万1850円。
1人で5日、また5人で1日などでも使用でき、時間をかければ安価に長距離移動が可能なため、列車に乗るのが好きな“乗り鉄”のほか、グループ旅行などにも広く利用されています。

ただ原則として、特急列車や新幹線には乗車できません。

そのためこれまで、青函トンネルをまたぐ津軽海峡線の蟹田（青森県）～木古内（北海道）間など“普通・快速列車が運転されていない区間”では、特急・急行列車の普通車自由席に乗車できる「特例」が設けられている場合がありました。

しかし3月26日、北海道新幹線が新青森～新函館北斗間で開業するのに伴い、青函トンネル区間を走る旅客列車は基本的に新幹線だけになります。

青函トンネル区間ではこれまで、「青春18きっぷ」でも「特例」として特急・急行列車に乗車できました。
それが北海道新幹線の開業後はどういう扱いになるのか、特に“乗り鉄”のあいだでは注目を集めていました。

「鉄道ならではのゆったりとした『旅』をお楽しみいただくため」（JRグループ）発売しているという、原則として普通・快速列車にしか乗車できない「青春18きっぷ」。
30年以上にわたるその歴史のなかで、「オプション券」が必要とはいえ、新幹線に乗車できるようになるのは今回が初めてです。

「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」の値段は2300円（大人・子ども同額）。
これを購入することにより、北海道新幹線の奥津軽いまべつ～木古内間（普通車の空いている席）、道南いさりび鉄道・木古内～五稜郭間（普通列車）にそれぞれ片道1回、乗車することができます。

またJR北海道・東日本限定の「北海道＆東日本パス」（普通列車限定）では、新青森～新函館北斗間での乗車に限り、特定特急券の別途購入で北海道新幹線の普通車（空いている席）を利用可能になります。＜了＞

「青函特例」の廃止は容易に想像でき、その代替の方法が注目されていたが、まずまずの落としどころだったのではないか？
もっと言えば、青函区間は断絶させる可能性もあると考えられただけに、多くの鉄道ファンも納得できると思われる。

それと予想より早めの発表だったなぁ。
昨年は結構遅かっただけに、ちょっとびっくり。

でも、その区間の新幹線は混みそうだなぁ。
それと、あっという間に降りなきゃならないね。
新幹線だから、早いのは当たり前だけど。

それなら、フェリーを絡めるのが得策かも。
個人的には、そのような選択肢が第一候補になりそうです。

ひとまず3月26日以降も、北海道から本州へ向けてローカル線の旅ができることが確定し、鉄道ファンとしてはひと安心です。
次回、ローカル線で旅をするのはいつかなぁ？