お待ちかねの試乗である。
エンジン&モーター(パワーユニット)を始動する。
冬季で冷間状況なので、最初はエンジンも動く。
ドライブセレクターを「D」に入れて発進。
エンジンは動いているが、あくまでも補助的。
あくまでもモーター主導であることがわかる。
それも存在感を消すように、極めてスムーズに。
この数秒(数10m)だけでも、先代からの進化の度合いを感じる。
ディーラーの敷地から道路(本線)に出て、加速させる。
スルスルとスムーズに加速し、あっという間に60㎞/hに達する。
ただ、その加速感が、先代モデルまでより自然で、上質感のある雰囲気がある。
そして、メーカーが自慢する足回りは、先代モデルとは明らかに異なる。
車体剛性の高さとしなやかに動くサスペンション(とくにリア)は、ちょっと高価なクルマを走らせている感覚に誘う。
ここらは今までのモデルでの妥協ポイントだっただけに、メーカーが力説するのもわかる。
ディーラーでの試乗ゆえ、市街地での走行だけですが、路面(舗装)の継ぎ目やマンホールの凹凸の「いなし」が上質。
あくまでも想像なのだが、郊外路や峠道のアンジュレーションにもしっかり対応しそうだし、ハンドリングの正確性が問われる山岳路でも十分に納得できる走りをしてくれそうだ。
ただ、試乗車が17インチタイヤ(もちろんスタッドレスタイヤ)の装着で、ややゴロゴロ感があった。
やはり15インチがベストチョイスではないか?
それとブレーキ回生の癖がなくなり、普通に乗れるのは嬉しい。
もはやハイブリッドカーといえども、構えて乗るものではなくなってきているのだろう。
あと今回のモデルで追加された4WDモデルですが、普通に走っていたら、4WDであることを感じることはできない。
敢えて言えば、凍結路での発進時に軽くホイールスピンを誘発しながら、スムーズに加速するときくらい。
電子制御方式の4WD(E-Four)なので、レスポンスは素早く、冬道でも満足できそうだ。
マイカーのスタンバイ式より駆動力が高く、レスポンスがいいのは確実。
今回のモデルで体格がやや大きくなり、車幅は1760mmもあります。
今回のプリウスに限らず、多くのモデルが国内より海外に視点を置いているためか、最近発売される国産車が大型化する傾向は止まりません。
国内に数多くある狭い道路では、全幅1730mm以上はやや大きすぎな気がします。
もっといえば、5ナンバーサイズ(1700mm未満)がベターだと思います。
どうにかならないのでしょうか?
でも、普通に走らせていると、そんなに大きさは感じませんでした。
やはり設計がいいのかもなぁ。
内装は画像と同様、白ベースのもの。
クルマの中というより、ちょっと高価な家具のような雰囲気。
真っ黒の内装より明るい雰囲気なので、乗っているときに気持ちを晴れやかにする気がしました。
でも、数年経つと汚れそうだけど…。
今回のプリウスの評定
・外観:85点⇒ちょっと奇抜すぎじゃない。
・内装:80点⇒ややパソコンチック(インパネ)。
・パワートレイン:90点⇒洗練度合いが充実した。
・足回り:90点⇒妥協点の払拭。年次改良でもっとよくなりそう(期待したい)。
・完成度:87点⇒スタイルが気にならなければ…。
・総評:肩肘張らず(構えず)に乗れるクルマ。走りに一家言のあるドライバーも納得できるはず。4WDが出たのは北国のユーザーには嬉しい。
エンジン&モーター(パワーユニット)を始動する。
冬季で冷間状況なので、最初はエンジンも動く。
ドライブセレクターを「D」に入れて発進。
エンジンは動いているが、あくまでも補助的。
あくまでもモーター主導であることがわかる。
それも存在感を消すように、極めてスムーズに。
この数秒(数10m)だけでも、先代からの進化の度合いを感じる。
ディーラーの敷地から道路(本線)に出て、加速させる。
スルスルとスムーズに加速し、あっという間に60㎞/hに達する。
ただ、その加速感が、先代モデルまでより自然で、上質感のある雰囲気がある。
そして、メーカーが自慢する足回りは、先代モデルとは明らかに異なる。
車体剛性の高さとしなやかに動くサスペンション(とくにリア)は、ちょっと高価なクルマを走らせている感覚に誘う。
ここらは今までのモデルでの妥協ポイントだっただけに、メーカーが力説するのもわかる。
ディーラーでの試乗ゆえ、市街地での走行だけですが、路面(舗装)の継ぎ目やマンホールの凹凸の「いなし」が上質。
あくまでも想像なのだが、郊外路や峠道のアンジュレーションにもしっかり対応しそうだし、ハンドリングの正確性が問われる山岳路でも十分に納得できる走りをしてくれそうだ。
ただ、試乗車が17インチタイヤ(もちろんスタッドレスタイヤ)の装着で、ややゴロゴロ感があった。
やはり15インチがベストチョイスではないか?
それとブレーキ回生の癖がなくなり、普通に乗れるのは嬉しい。
もはやハイブリッドカーといえども、構えて乗るものではなくなってきているのだろう。
あと今回のモデルで追加された4WDモデルですが、普通に走っていたら、4WDであることを感じることはできない。
敢えて言えば、凍結路での発進時に軽くホイールスピンを誘発しながら、スムーズに加速するときくらい。
電子制御方式の4WD(E-Four)なので、レスポンスは素早く、冬道でも満足できそうだ。
マイカーのスタンバイ式より駆動力が高く、レスポンスがいいのは確実。
今回のモデルで体格がやや大きくなり、車幅は1760mmもあります。
今回のプリウスに限らず、多くのモデルが国内より海外に視点を置いているためか、最近発売される国産車が大型化する傾向は止まりません。
国内に数多くある狭い道路では、全幅1730mm以上はやや大きすぎな気がします。
もっといえば、5ナンバーサイズ(1700mm未満)がベターだと思います。
どうにかならないのでしょうか?
でも、普通に走らせていると、そんなに大きさは感じませんでした。
やはり設計がいいのかもなぁ。
内装は画像と同様、白ベースのもの。
クルマの中というより、ちょっと高価な家具のような雰囲気。
真っ黒の内装より明るい雰囲気なので、乗っているときに気持ちを晴れやかにする気がしました。
でも、数年経つと汚れそうだけど…。
今回のプリウスの評定
・外観:85点⇒ちょっと奇抜すぎじゃない。
・内装:80点⇒ややパソコンチック(インパネ)。
・パワートレイン:90点⇒洗練度合いが充実した。
・足回り:90点⇒妥協点の払拭。年次改良でもっとよくなりそう(期待したい)。
・完成度:87点⇒スタイルが気にならなければ…。
・総評:肩肘張らず(構えず)に乗れるクルマ。走りに一家言のあるドライバーも納得できるはず。4WDが出たのは北国のユーザーには嬉しい。