あけましておめでとうございます。
2020年も引き続き、ダラダラと他愛のないことを書き込んでいきます。
さて新春の話題ということで…。
「初詣」のお話。
「初詣」って、いつ頃からの風習だと思いますか?
ちょっと歴史を紐解いてみましょう。
江戸時代末期まで、元日の社寺参拝としては、氏神様(神社)に参詣したり、居住地から見て恵方にあたる社寺に参詣(恵方詣り)したりといったことが行われたそうです。
ただ江戸時代の庶民の移動手段は基本的に徒歩に限られます。
なので、徒歩圏内の参詣に限られていたようで、この時代の元旦は家で過ごすというのが一般的だったようです。
社寺に「初詣」が習慣化したのはそれほど古い時代ではなく、明治中期のこととされています。
きっかけとして、大きかったのは「鉄道」の存在です。
明治に入り文明開化が進むと、それとともに鉄道網が整備されていきます。
明治初期に、新橋~横浜間の鉄道路線(現東海道線)が開通。
この鉄道路線の開業によって、現代でも初詣の人気ランキングトップ3に入る「川崎大師」に行きやすくなったのです。
さらに明治32年に大師電鉄(現在の京浜急行の前身)ができると、徒歩の距離も短くなり、川崎大師にお参りするのはもっと手軽になります。
鉄道路線網の整備が進むにつれ、沿線では寺社詣が格段に楽になっていったわけです。
鉄道による移動しやすくなったため、お正月の間に遠方の寺社に行楽を兼ねてお詣りということが可能になりました。
伊勢神宮は参宮線、成田山新勝寺は成田線など、参詣するのに便利な路線が開通することで、参詣が手軽になっていきました。
現代では大晦日から元旦は昼夜通しでの営業運転を行い、沿線の鉄道会社(路線)も初詣客に対応するのが当たり前になりました。
「初詣の歴史に鉄道あり」の話題でした。
2020年も引き続き、ダラダラと他愛のないことを書き込んでいきます。
さて新春の話題ということで…。
「初詣」のお話。
「初詣」って、いつ頃からの風習だと思いますか?
ちょっと歴史を紐解いてみましょう。
江戸時代末期まで、元日の社寺参拝としては、氏神様(神社)に参詣したり、居住地から見て恵方にあたる社寺に参詣(恵方詣り)したりといったことが行われたそうです。
ただ江戸時代の庶民の移動手段は基本的に徒歩に限られます。
なので、徒歩圏内の参詣に限られていたようで、この時代の元旦は家で過ごすというのが一般的だったようです。
社寺に「初詣」が習慣化したのはそれほど古い時代ではなく、明治中期のこととされています。
きっかけとして、大きかったのは「鉄道」の存在です。
明治に入り文明開化が進むと、それとともに鉄道網が整備されていきます。
明治初期に、新橋~横浜間の鉄道路線(現東海道線)が開通。
この鉄道路線の開業によって、現代でも初詣の人気ランキングトップ3に入る「川崎大師」に行きやすくなったのです。
さらに明治32年に大師電鉄(現在の京浜急行の前身)ができると、徒歩の距離も短くなり、川崎大師にお参りするのはもっと手軽になります。
鉄道路線網の整備が進むにつれ、沿線では寺社詣が格段に楽になっていったわけです。
鉄道による移動しやすくなったため、お正月の間に遠方の寺社に行楽を兼ねてお詣りということが可能になりました。
伊勢神宮は参宮線、成田山新勝寺は成田線など、参詣するのに便利な路線が開通することで、参詣が手軽になっていきました。
現代では大晦日から元旦は昼夜通しでの営業運転を行い、沿線の鉄道会社(路線)も初詣客に対応するのが当たり前になりました。
「初詣の歴史に鉄道あり」の話題でした。