虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

見事な逃亡

2020-01-02 07:48:48 | 社会
昨年末、とんでもないニュースが飛び込んできた。

金融商品取引法違反などに問われ保釈中にレバノンに逃亡した日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告の話題。
保釈金15億円を捨て、レバノンに逃亡。

どのようにして国外へ脱出したのかはまだ明らかではないが、よくもバレずに出られたものだと感心した。
荷物として出たのが有力だが、検知できないのかね?
またコネクションを駆使し、スルー状態だったとの話もある。
いずれにしろ、日本人として感心しちゃいけないのだが、見事な脱出劇であった。

日本のセキュリティも甘いんだね。もっと言えば、あまあま(甘々)だよね。
とくに関西の空港は今まで何度か、その緩さゆえのトラブルが発生していた。
そこに着目し、鮮やかな遂行。
サスペンスばりの見事な実行。

保釈中の管理体制も甘いんだよね。
どこかに逃げないだろうと思っていたんだね。
でも被疑者はやり手の外国人、手練手管であるのは間違いない。
見事に見破られ、レバノンへ逃げてしまった。

この事件における捜査方法の是非は当初から指摘されていた。
一部には国策捜査ではないか?との噂もあった。
日本の司法制度について、国際社会からいろいろ指摘をされ、一気に窮地に陥る可能性もある。

新年早々、日本にとって試練を迎えるオリンピックイヤーになりそうです。