虹色仮面 通信

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未来像が描けない日本

2022-05-04 07:04:08 | 社会
読売新聞オンラインより。

認可保育所など保育施設の5割超が、人口減少で施設の維持が難しくなる可能性があると考えていることが、厚生労働省の「子ども・子育て支援推進調査研究事業」の調査で分かった。すでに影響が生じている施設は1割を超えていた。

調査は昨年11~12月、全国の認可保育所など約3万7000施設を対象に自治体経由で実施し、9493施設(約25%)が回答した。

人口減少の影響で、施設の運営の維持が難しくなるかどうか聞いたところ、12.2%が「現在影響が生じている」、55.7%が「今後影響が生じる可能性がある」と回答した。

利用する児童の確保への影響については、11.9%が「現在影響が生じている」、54.1%が「今後影響が生じる可能性がある」と回答した。職員の確保については、「現在影響が生じている」が31.5%だった。

施設の運営維持のために現在実施している取り組みは、「保育内容の見直しを含めた施設の魅力向上」(31.0%)が最多で、「(障害など)配慮を要する児童の受け入れを推進」(19.9%)、「地域の子育て世帯など一般の方向けのサービス提供」(16.0%)が続いた。

調査の実務を担当した日本総合研究所の福田隆士シニアマネジャーは、「地域の特色や状況に合わせた施設の見直しは、自治体や施設だけでは資金面や人手不足から難しい場合もある。国の支援や指針が不可欠だ」と指摘している。〈了〉

我が国の少子化は、確実に危険水域に入っていますね。
それに対して、国の動きが極めて遅く、すべてが後手になっています。
未来像はまったく見えず、ほぼ確実に日本は衰退していくでしょう。
問題に向き合い、対策することを先延ばしにしてきた影響が、露骨に出てくる覚悟を持つ必要がありますよ!
紛れもなく、アホ政治家とそれを選んだ国民の責任です。
哀れであり、情けないよねぇ。