第1354話 和装婚(衣装選び)

2016年10月13日 06時00分00秒 | Weblog

(前話の流れから)

そして、迎えた撮影当日。

新郎と言われるパパより1時間半前にスタジオ入り。

選んでいなかった衣装選びから。

 

「気になるものがあればお伝えください」と言うので、

指すと(新作)、プラス10万円だと言う・・・

うっかり忘れていたが、ウェディング業界は加算式。

後ろ髪惹かれるものの そこは主婦、

「プラン内の衣装はどれですか?」と自分の好みをぐっとこらえる。 

 

すっかり忘れていたが、無料のものはしょぼい・・・

そんな私の気持ちを見透かすように

「小物はいかがなさいますか?」 次のステージに誘導される。

そうだった、そうだった。

ドレスを選んだ時もティアラやネックレス・イヤリングと次々に・・・

ウェディングビジネスのおそるべし加算方式に天井なきことを思い出す。

 

だが、私はあの頃の私ではない。

私がこだわった式場、会場のじゅうたん、テーブルクロス、あれやこれや

私好みにこだわった先にある

ゲストはまったく気にもとめない、覚えていないという事実。

そんなにこだわらなくていい、

こだわらなくてもいいのだが・・・

色打掛で追加料金を払わなかった分、小物で少しアレンジさせていただくとして

半襟、懐剣、扇子でプラス1万円(税抜)。(これくらいならいいだろう)

昔も今も衣装合わせに冷や汗はつきものである。

 

 

コメント
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