新婚旅行に行っていない我が夫婦。
結婚して10年目がちょうど土日にあたる偶然を利用して沖縄へ1泊2日。
大切な記念日を過ごす場所として選んだ ホテル ザ・リッツ・カールトン沖縄。
期待に胸を膨らませたチェックイン。
テーブルの上をちょこまかと這うアリ。
リゾートホテルにありがちな虫侵入問題に対し、
不快に思うことはなかったが、
ご対応くださったホテルスタッフ(女性)が館内説明しながら
人差し指でアリを殺そうと試みられ、(2度とも失敗)
館内説明(用紙)の上にのったアリを振り払った!
(先ほどまでアリがいた) その用紙を手渡されるという衝撃・・・
しかも、ひざまづいての説明途中、痒かったのか(無意識に)膝をかく・・・
非日常を味わいにきて 彼女の日常を垣間見るシーンに驚愕。
10周年の記念日当日に利用したにもかかわらず、
「本日は結婚記念10周年とお伺いしております。おめでとうございます」と
だけ?
結婚記念日という宿泊者の嘘かまことかどうかわからない自己申告に対し
とりあえず一言添えておこう的な言い方にひっかかりを覚える。
毎回 色々な記念日利用でたくさんのゲストがお越しであろうが、
台詞には、初々しいくらいの驚きと感動(感謝)を添える方がよい。
もしも私なら・・・
「本日は結婚記念10周年ですか?! おめでとうございます!
そんな大切な記念日にご利用いただきまして ありがとうございます!!」
はじける笑顔と共に 少々大げさにさせていただく(笑)
夕食は、ホテルでコース料理を利用。
予定時間を少し越える形で伺ったにもかかわらず、
レストラン前のソファーで待つよう指示あり。
待つ間、「何これ、17:30に予約入ってる!」
女性スタッフの大きな声が漏れ聞こえたのち、
「お待たせいたしました」とよそ行きの声でご対応出されても
地声をきいたあと。 これが評価の高いリッツとは・・・
記念日の利用である。気をとりなおして今後に期待。
コース最初の前菜にハッピーアニバーサリー的な何かあるのかな~
なかった。
コース最後のデザートに何かあるのかな~
なかった。
残るは、家族で記念撮影、チェックアウト時にプレゼント? も
なかった。
(今回より安い) 他の旅館やホテルで
お祝い用の赤飯やデザート皿にハッピーアニバーサリーのチョコ文字など
ささやかながらもお気持ちをいただいた過去の幸せを振り返る。
事前予約なのに宿泊者情報と連携していないのか
「おめでとうございます」の一言もなし。
チェックイン時のあのあっさりした一言だけとは・・・
言葉に経費はかからないのに・・・残念である。
ハード(施設)がよくても ソフト(サービス)で曇る。
他の日、他の人なら違うと言われるかもしれないが、
一期一会、
この日、私にとって がすべてだから・・・
たったひとりの対応がホテルの、会社のイメージになる怖さを感じると同時に、
会社にとって
ひとりひとりが かけがえのない大切な存在であるともいえることを思う。
※ 宿泊当時の出来事なので、たまたま なのかもしれない。