十二単を着て思ったが、
走ることができない・
逃げることができない・
アクティブに行動できない。(泣)
衣を重ねる美しさもあっただろうが、
女性を家の中にとどめておくための策でもあったのではないか・・・
自我を失う衣の重さ。
十二単から着物へ・・・そして、現代に至るまで
世界的に女性はファッションと称し、
少しずつ身軽になることに成功してきたのではないか。
現代の なんと衣の軽いことよ。
走れ、遠くまで行け、飛ぶことも踊ることもできる。
男尊女卑。
まったくなくなったわけではないが、
昔より女性の自由度は高まったのではないか・・・
十二単は、女性が囲いの身であることを痛感させる重みであった。