不時着・・・
制御不能になって、目的地以外の場所に到着すること。
小川洋子著「不時着する流星たち」
奇異な世界の扉を開いたのに、
なぜか 私にもわかる 世界がひろがっている 不思議。
特異な物語を 詳細な描写がとらえる。
わからぬまま わかるところへ連れ去られる。
本を読む時、
字体や文字の大きさ、行間(余白) に好みがあって・・・
購入に至るかどうかまで影響を及ぼす。
小川洋子さんの作品は、
手にとった時の、目の前にひろがる言葉の様子も 私好みで
本棚の一角を占めていく。