中室牧子先生の講演「学力の経済学」で興味深かった言葉・・・
その1.「例外的な出来事ほど衆目を集める傾向にある」
思い当たるのが、組立体操や水泳の事故。
いきすぎた部活動指導や教員激務のニュース・・・
横断歩道を渡る、家族で川遊びをする、バイクに乗る等々も
必ずしも安全ではなく、
取り上げられたニュースのみで廃止に向かっていいものか・・・
その確率と今後の安全対策、
むしろそこに至るまでの身体・精神能力育成に問題があるのではないかと思う。
その2.「同じ大学を卒業しても、格差が生じる」
同じ大学、同じ高校を出てもその後の人生は人それぞれ。
偏差値で大学が決まっても、人生が決まるわけでもなく。
その集団に所属しても、その後の人生保障などない。
確率、可能性はひろげるけれども、安泰ではないという事実。
だったら・・・
今、息子に伝えるべきことは何か? 身につける力は何か?
講演に参加したのは、仕事上のプレゼン研究もあったのだが、
ハッとする言葉に出会うと、その後、反芻しながら 考えるひと。