息子の教科書に載っていた
宮沢賢治の「注文の多い料理店」
(以降、ネタバレ。ご注意ください)
ラストは・・・
「紙くずのようになった二人の顔だけは、
東京に帰っても、お湯に入っても、
もう元のとおりになおりませんでした。」
命からがら逃げ出した二人の顔がしわくちゃに。
なぜ しわくちゃ・・・衝撃的なラストなのに
時がたつと、忘れてしまうようで
そうだったけ? ということがある。
さらに 国語の教科書をめくると、
椋鳩十の「大造じいさんとがん」
懐かしい・・・がんの名は、残雪。
残雪の悲しい結末を思いながら
おそるおそる読み進めると、
え、こんな さわやかな話だっけ?
4年生で習う
新見南吉の「ごんぎつね」の結果を
引きずってしまっていたようだ。
記憶は曖昧で、すり替わっていく。