クリスマス・イヴ。
ついに今夜、サンタがやって来る。
「いよいよやね」
「うん。 ハイパーレッシャテイオー(欲しいおもちゃ名称)」
え? それは初耳、用意したものと異なるではないか。
「そ、それは・・・もしも、万一、たとえ違っても、
サンタさんは、今のKに必要だと判断したものを届けてくれると思うよ」
今年は息子の欲しいものではない。(第828話「レジェンド妖怪」参照)
「カードも無理で」(だって、それは売ってないんだもの)
「DSも無理で」(だって、それは予算オーバーなんだもの)
「なんでサンタさんは、僕の欲しいもの、全部あかんの?」(あぁ、泣いてる・・・)
「じゃあ、こうしよう。
もしも、Kの欲しいものじゃなかったら、サンタさんに違うって手紙を書こう。
ちゃんと言葉で伝えよう。
サンタさんだって間違うことあるよ。
その代わり、届いたプレゼントと交換だから両方はもらえないよ」
うなづく息子。
もしも息子が気にいらなかった場合、二重出費となる。
私も覚悟のうなづきで息子に応える。
明日の朝、親チョイスのプレゼントで喜んでくれるのかどうか・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます