たまには、主人のこと。
結婚前は待ち合わせで多々遅刻し、途中デート中にもかかわらず、携帯を取り出しては情報検索。(失礼)
結婚後は、日用品の銘柄指定から家電・家具の購入やレイアウトに至るまで決裁権を主人が握り、(辟易)
出産後は夜泣きにつきあうことなく別室就寝、プールにいけば日焼けしたくないと日陰に一目散。(唖然)
こんなはずじゃなかった・・・私の結婚生活。
告白もなく始まり、プロポーズの言葉もなく結婚。
つきあいの長いカップルならまだしも、つきあい始めで、どうしてこのようなことが可能だったのか?
互いにいい年齢だ。親を安心させたかったのか? それも一理。でも、それだけではないだろう。
私「ねぇ、なんでなんだろうね?」
主人「Y(私)が積極的だったからなぁ」って、
私は思われての結婚だと思っていたの。それじゃあ、とんだ誤解婚じゃん。
主人に聞いたのが間違いだった。 いい、自分で考える。
買い物途中、主人はふらっといなくなり、雑誌の立ち見や家電の品見。
おむつや着替え入りのリュックを背負い、さらに、息子を抱く私の横目に子供を抱くパパの姿。
休日の公園は、パパと子供のペアばかり。世の中のパパの育児参加率を目の当たりにする。
休日はパパがご飯を作ってくれるんだって。隣の芝生の青さが目にしみ、
息子と一緒にお風呂に入るのを嫌がる我が家のパパにがっくりくる。
あれもしてほしい、これもしてほしい私。
パパとの生活に不満がないといえば、うそになる。でも、
ふいに気づく。不満だらけだけど(笑)、さびしくないなと。
付き合い始めから、私たちには情熱的な男女にある「切なさ」は皆無だった(笑)
けれど、共にあるおだやかな家族熱。
「好」とか「愛」とか世に言うそんな言葉が交わされることはない。
告白もなく始まったのは、ぴったり似合う言葉がなかったからだろう。
言葉なく、どうして始まりえたのか?
それは、きっと主人が私という人間を深く信じているから。
主人がどういう理由で私と結婚したのかわからないけれど、私はさびしさを感じないから、だ。
残業も、出張も多い主人。
そばにいるからではない。そばにいなくともさびしくないから、だ。
※主人の誕生日プレゼント希望の品は、タグホイヤーのカレラ。
そんなの買えるわけないじゃん。一日遅れたけど、この話をおめでとうの代わりに捧げます。
プレゼントは額じゃないわ、気持ちよ。
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