第301話 成長曲線

2010年08月09日 06時16分32秒 | Weblog

ふと気がつくと、第300話の切り番号。
何を書こうかあれこれ考え、二つに絞ったまではよかったが、今度は気負いすぎてうまく書けない。
ここはひとまず、やりすごして第301話から自然体で書くという感覚を思いだそうと思う。
そう宣言しても、久しぶりの更新・・・緊張して書けないものである。
しばらく画面を見ていたが、こんな時は近況。

車の運転で久しぶりに「上達していく感覚」を体験できたことが嬉しい。
運転中、車内の一人カラオケも楽しい。
今のところ、私の車は予想に反してまだ無傷。
その無傷が災いしてか、左の車幅感覚がつかめない。
一度ガリッと傷つけば、強烈に車幅を脳裏にやきつけることができるのだろうか・・・
とも思うが、実験する気にはなれないのでその時がくるまで待つことにする。

先日、狭い一車線の道に挑戦。
すれ違いが怖いので、先に行ってもらおうと譲りながら進んでいたら、前方にタクシーが停まる。
私に行けと? 恐る恐る少しずつ前進、ようやくタクシーとのすれ違い。
「すみません」と頭を下げながら、すれ違おうとしたその瞬間、罵声が飛んできた。
タクシーの運転手さんは怒りをあらわに怒鳴っている。
が、私はすれ違いに細心の注意を払っているので、なんと怒鳴られているのかわからない。
ごめんね、この暑い最中、文句を言うためわざわざ窓をあけて待っていてくれたんだろうけれど、
何を言っているのか聞こえないの。

ほっとしたのもつかの間。後方車のベタづき。
この日、私は友人訪問を目的にしてたのだが、後続車からのプレッシャーに突き動かされ、
友人宅のマンションを横目に通り過ぎてしまう。
友人が階下で我々親子のくるであろう方向を見ている。
ごめんね、私たちはそっちじゃなくてこっち(後ろ)なの・・・
少しだけ広いところに出たので右に寄り、後ろの車に道を譲ると、怒りのアクセル音をたてて去っていく。
ごめんね、わざとやってるわけじゃないのと見送る。

さてと、問題ははるかかなたに見える目的地。この距離をバック走行か・・・
バックで走り、壁にぶつかる手前で斜めに停まる不審車に友人が私と気づいてくれた。
(友人は私の車種を知らなかったにもかかわらず。ありがとう)
「この先をもう少し行くと、折り返せますから」
ごめんね、炎天下の中、赤ちゃんを抱えてここまで歩いてきてくれて・・・
とりあえず、バック走行に限界を感じた停車だったので折り返し、ようやく辿り着いた友人宅。

来客用駐車場は一番端。こ、これは、初・左からの駐車タイプですね!
園でも、家の駐車場でも、いつも右から駐車の私。右手にはブロック壁、失敗は許されませんね。
緊張が走る。しかも、友人が待ってくれている。こ、これは、目の前駐車のプレッシャーですね。
R、D、RDRDを繰り返しながら、ようやくPのサイドブレーキ・・・あぁ、軽でよかった。
こういうケーススタディを繰り返しながら、上達していくのね。

車での通勤ともなれば、毎日高速通勤となる。休日、3度目の通勤経路確認。
どこで降りるの?の緊張感と、降りる時に車線変更できなければ?の不安に一番左端走行を維持。
軽でトラック後ろの高速走行・・・恐怖による筋肉痛が。
高速を降りると、距離制限あり、車線変更ありの最大の難関が待ち受ける。
短い距離の中で、左に2回車線変更を行わなければ、そのまま前方の坂道路に流され、
Uターン不可能となる。大阪、朝の通勤ラッシュ時に、果たして私の軽は入れてもらえるだろうか?
遠ざかる職場、突き進む遅刻への道。
地元の保育園には行けても、通勤までは厳しいレベル。
今、「伸び悩んで」いる。


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