第911話 ダークナイト

2015年03月15日 12時51分23秒 | 観る(映画・ドラマ・アニメ・舞台)鑑賞

主人が購入したBlu-ray Disk「ダークナイト トリロジー」

バットマン? 

レンタルでは飽き足らず、DVDを購入してしまうなんて・・・そんなにいいの? 

休日、家事の片手間にながら観でもしょうかと「ダークナイト」を選択、

そんな私の軽い気持ちを見事覆し、

私に集中して観るようソファに座らせたジョーカーの演技。

 

桁違い感、執事・アルフレッドのウィット、と とにかくアメリカンなのだが、

ダークナイトの名に相応しく、明るさはほどほどに シリアスかつ重厚。

上映時間152分は長すぎるやろ ってことでどこを削ろうか考えたが、

どこも削りたくないほど 緻密に練り上げられたストーリー。

これは、傑作ではないか・・・

 

この作品は、3部作の真ん中で、

第1弾が「ビギンズ」で、バットマンがどうしてバットマンになったのか?が描かれ、

第2弾が「ダークナイト」で、宿敵・ジョーカーとの対決、

第3弾が「ダークナイト ライジング」でキャットウーマン登場、完結の流れ。

制作順に観ていくのが王道であろうが、

私のように まずは2「ダークナイト」で バットマンへの誤解を解き、

ズボッと嵌ってから 3「ダークナイト ライジング」に進み、

エピソード1「ビギンズ」に返ってもよし、2→1→3 と観てもよい。

「ダークナイト」は一見の価値、見事あり。

 

 

 

 

 

 

 

 

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第910話 サプライズ

2015年03月14日 05時58分55秒 | 子育て・「おママごと」

次の放送まで待ちきれず、

息子と2人、(ドラマ)「デート~恋とはどんなものかしら」を繰り返し観る。

第8話、結納の席で巧(主人公・男)が依子(主人公・女)に指輪を渡すシーンを観ながら。

「僕やったらな、

寝てる間にな、指輪をはめてあげるねん。

指輪の重みに気づいて・・・にするわ」

小1のイマジネーションにしては、なかなか 考えているではないか。


こんな時普通サプライズやろ、なシーンでサプライズがない パパを思うと、

「ほんとK(息子)は外見パパで、内面ママだよね~」

「うん、そうやで。 僕は、パパとママが合体して 生まれてきたんやで」

これまたサプライズなことをおっしゃる。(ドキドキ)






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第909話 半返しか

2015年03月13日 04時01分01秒 | 子育て・「おママごと」

(前々話、前話の流れから)

バレンタインデーお返しの準備作業上、誰にどんなものをいただいたのか 詳しく聞いていく。

「結局、チョコレートをくれたのは何人なん?」

「・・・5人」

「7人じゃないの?」

「あぁ、あれは個数やで」

チョコレートの粒数・・・そういうサバの読み方もあったか(笑)

息子に名前を聞いて封筒の宛名を書いていく。

「じゃあ、Aちゃんは何個?」

「1個」

1粒の大きさも 小さいものから大きいものまである。

「どれくらいの大きさ?」

あぁ、1口サイズね・・・息子よ、完全なる友チョコではないか、残念。

「Rちゃん?」「1個」、「Hちゃん?」「2個」、「Fちゃん?」「3個」、「Yちゃん?」「4個」

足し算すると7個でなく11個ではないか・・・まぁ、いい。

子どもの記憶である。 どこまで確かか定かでないが、

「Yちゃんは、4つもくれたの。よかったね~」

「そうやで。Yちゃん、優しで。今、消しゴムなくなって困ってるねん」

消しゴムなくて困っている人にさらに鉛筆を渡すとは・・・その情報もう少し早く欲しかった。

日がない中で急遽用意したものである。

今更買いにいけず、今回はこれにて免除していただくこととする。


息子からの証言に基づいて準備はしたが、

実際、いただいたものを見ていないので ほんとのところがわからない。

みなさん手作りチョコだと思うのだが、市販で3個入りなら相場は600円・・・

男なら倍返しの心意気であったが、半返しかもしれない(涙) 不安。


追伸

保育園ではバレンタインデーの風習はなかったが、幼稚園では恒例行事らしい。

女の子ママはチョコ作りとラッピングにと大変な作業だと感心、

男の子ママはお返しの品選びに苦慮している様子。

それもひとえに 相手に喜んでいただきたいという思い からなのであるが、

1年に1回、普段は見ない女の子コーナーを物色するのは、

男の子一人っ子ママとしては新鮮な体験であった。(女の娘、いいなぁ)







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第908話 倍返しだ

2015年03月12日 04時57分58秒 | 子育て・「おママごと」

(前話の流れから)

あぁ、やっぱり 遅れて渡すより、その日に渡したい。

ということで、

息子に 友チョコをくれた 女子たちにお返しをすべく、

何がいいかな 商品検索・・・選びましたのは、

女子がもらって嬉しい? サンリオキャラクターの かきかたえんぴつ 2B!

 

鉛筆を数本 もらったとして

こんな高価なものをいただいて・・・というような金額的負担なく、

バレンタインデーの思い出として手元に残るが、使えばなくなる消耗品。

ちょっとお勉強心もくすぐるところが ママ受けもよいかと(笑)

明日に向け、今夜、鉛筆の封入作業とお礼の一言書きをする予定。

 

息子は、「え~、渡すの(恥ずかしくて) 嫌や~」 などと言っているが、

たとえ 友チョコでもいい、来年もいただけますよう 願いを込めて、

男たるもの、倍返しの心意気を見せたい(笑)

 

追伸

結婚前から変わらず、出先では私ではなく (パパが働いたお金で) パパが支払う。

(パパ、いつも ありがとう。 当たり前だなんて思っていないよ)

そんな光景を見て育った息子よ、

将来、さっとレシートをもって すっとレジに向かう男になるんだよ(笑)

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第907話 母たちのホワイトデー

2015年03月11日 05時51分40秒 | 子育て・「おママごと」

次回が気になり、週の頭の月曜日を心待ちにできるのは 大変喜ばしく、

ドラマ 「デート~恋とはどんなものかしら~」 を 息子と共に 楽しみにしている。

小学校1年男子と 親子で笑いながら 安心して観ることができるのも嬉しい。


今週第8話は、バレンタインデーに絡むお話。

ドラマを見ながら、チョコレートをもらったことはあるのか 聞いてみた。 

息子から 「ないよ」 を期待して聞いたのに、「あるよ。7個もらった」 と言う。

びっくり仰天、完全にノーマークだった・・・

まさか小学校1年生からチョコのやりとりがあるなんて・・・

しかも、モテるタイプと思っていなかった息子が?

今年の2月14日は土曜日だったよね・・・では、それは前日13日にやりとりされたってこと?

私が聞かなきゃ話さない息子。 この日学校で何があったのか問わなかったことを後悔する。

「ママ、もらったチョコのこと知らん。 もらったチョコ見てない。 いつの間に食べたん?」

「学校の昼休みと中休みに食べた。R君6個、K君5個・・・」

小さくてもやはり男子、

どんなチョコをいただいたかより、いくつもらったか気になるらしい。

にしても、女子の数に比べて チョコレートの数がやたら多い。 これは、博愛主義の 友チョコか?!

息子はドラマに集中し、どんなチョコレートをもらったかまで答えてくれなかったが、こりゃ大変。

ここは、母としてきちんとお返ししなきゃ 翌年に響くよなぁ・・・

あぁ みなさん、どの程度のものをやりとりしているのかしら・・・

この事実を週の頭に知っても平日13日金曜日まで買い物に行く暇がない。

ん~ 週末買って16日月曜日に渡すか・・・あぁ それでは息子の株が・・・あぁ。

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第906話 戦略と戦術

2015年03月08日 10時30分55秒 | Weblog

前部署、総務で働いていた時、目配り気配りを駆使し、(働き方は)「女性的」であったと思う。

現部署、営業になって・・・戦略と戦術を練り始め、私の中の「男性性」が目覚めた気がする。


与えられた業務の中で、DMなど 広報冊子の制作がある。

次は、どんな切り口でいこう、誰に登場してもらおう

お客様と対応し、1番 我が社のことを熟知しているのは私ではないか、

制作会社に一任するのでなく、企画に携わり、自分で取材依頼する。

今まで首を縦に振ることがなかった相手にどう納得していただくか・・・戦略を練る。


人の気持ちを動かすのは、人の気持ちだと思っている。

では、人の気持ちを動かすには?

あなたでなければダメなのだ、ぜひあなたに登場していただきたいのだという思いの深さと、

それは、ふとした思いつきではなく、あなたのことをずっと見てきた、思ってきた時の長さを 

嫌らしくなく、そこはかとなく 伝えなければならない。 そこに 私は策を弄す。


ついに依頼当日を迎える。 当日会って依頼する機会を取り付けても、

私の顔を見て、「今忙しい。対応している時間がない」と言われる可能性も充分ある。

その場合に備え、後で読んでもらえるよう 手紙(ファンレター)を用意しておく。

ここでずっと書くことに取り組んできた私。

自分の武器は、話してより、書いてにあると思っている。 自分の言葉で、伝える。


私の戦略と戦術は極めてアナログだが、私は、アナログの力を信じている。

後日電話が鳴って・・・許諾のお返事をいただいた時の快感が たまらない。

 









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第905話 絶妙なバランス

2015年03月07日 19時37分26秒 | Weblog

あなたは、神様です。

その御手には、 まだ この世に誕生する前の オオカミ と シカ が います。

あなたは、この世に オオカミ と シカ を どのように 誕生させますか?

 

2年前に行った 橿原子ども科学館の壁に

 「みんな どこに いったの・・・」 と題し、

オオカミが増えたとき、オオカミがいないとき、

2つの もしもストーリーが記されていた。

オオカミが増えたとき、オオカミはシカを食べ、やがてシカを食べつくす。

食べるものがなくなったオオカミは減っていき、ササと木だけが残る。

オオカミがいないとき、シカが増え、やがてササや木を食べつくす。

食べるものがなくなったシカは減っていき、シカがいなくなる。

とても単純に提示したこのシナリオは、

食べられるものが生き続けるためには、食べるものの存在が必要である

という バランス を わかりやすく伝えており、

その壁の前で この世のバランス について思い、

しばらく立ち尽くしたことを 時折 思い出している。


そう、オオカミだけでも、シカだけでも、ダメなのだ。

両者の存在 と バランスがあってこそ 成り立つ世界・・・



 

 

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第904話 解釈の仕方

2015年03月07日 11時25分11秒 | 子育て・「おママごと」

学童に迎えに行くと、上着を着ていない。

「上着はどうした?」

そこで息子はようやく どこかに置き忘れた上着のことを思い出す。

2人でお迎えまでに過ごした足跡を辿る。

「サッカー、して・・・あそこらへんに 置いたはずなんやけど・・・」

見ると、ない。

「忘れ物センターに届いてるかも?」

「じゃあ、Kはそっち、ママは、校庭内を探すから」

 

気づかなかったが、よく見ると、鉄棒の上に何かある。

上着は、もともと校庭、土の上に放置されていたであろうが、

見かねた発見者が、近くの鉄棒にかけてくださったと見る。

「あったよ」 息子に伝え、着せてやると、冷たい・・・」と言う。

「そりゃ、そうだよ。 ずっと 寒いお外に放置されていたんだから」

「冷たいのは、さみしかったから やで。 ニコニコ笑顔の時は、あったかい で」

 

そんな息子の言葉をきくと、(結果も出ていないうちから思うのもおこがましいと知りつつ)

右往左往を繰り返すばかりの 私の子育ても (今のところ) 間違っていないのではないかと・・・

あたたかな喜びが込み上げた。

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第903話 ミーナの行進

2015年03月07日 04時45分11秒 | 読む(小説・物語)

中学1年・朋子の視点で描かれる 小川洋子さんの小説「ミーナの行進」を読む。

 

ここで綴った話も900を超えるというのに 中学時代の話がないことに気づく。

初めての制服。 初めての生理。

英語に数学。 中間、期末。 生徒会活動。 五ツ木の模擬テスト。

色々な初めてに直面したのに なぜか大学時代や高校時代より印象が薄い(笑)

女性であることに

体内では劇的な変化が起こっていたにもかかわらず、心は無自覚・・・

だからなのか、思い出が淡い。

 

朋子の視線を追いながら、自分の中学時代を久しぶりに振り返ることとなった本作。

淡くて 輪郭がつかめなかった中学生の頃の話を私も書いてみようかなと思う。

(もちろん小川洋子さんとは比べ物にならないくらい稚拙な文章で、ではあるけれど、ノンフィクションで)

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第902話 プロポーズ

2015年03月06日 05時48分51秒 | Weblog

プロポーズの言葉は 何ですか? と問われても、されてもいない私には答えられない。

プロポーズの言葉はなく・・・

じゃあ、どうして結婚したのですか? と問われ、はて、どうしてだったのか 不思議な気持ちになる。

つきあいが長かったわけでもない。

適齢期を過ぎた2人が、デートと設定した企画でもなく会った休日、

不意に あぁ、この人と結婚するんだろうな と 思った婚。

デートを重ね・・・というような 世間で言う 「つきあった」期間なく、

結婚式に至るまでの準備期間が、イコール、交際期間。

2人で暮らす新居を探し、家具や食器を選んで・・・などということもなく、

主人が1人で住んでいたマンションに私も住むこととなり、新婚旅行もなく、

それはそれは、ドキドキ・ラブラブ皆無の共同生活の始まり・・・

いやいや、きっと何かあったはずだ。 考えると、

結婚式をあげたかった私が「ブライダルフェアに行こう」と誘ったのが、きっかけと言えなくもない。

(え、じゃあ、これ逆プロポーズ?!

嫌、私から主人に結婚をお願いした歴史には絶対したくない)

とはいっても、実際、休日出勤の多かった主人はほとんどつきあうこともなく、

プロポーズもないのに ブライダルフェアに参加する自分が、

想像妊娠ならぬ 想像婚約ではないか の思いに苛まれ(笑) たのだが、

結婚式当日、それは現実のものとなり、我々夫婦はこんなパターンもあるのだという一例となる。

 

我が人生、プロポーズを受けることはないだろうと思っていたのだが、

先日、息子から手紙をいただいた。

 

ぼくは ママのことが 大すきです。

ぼくも 早く大きくなって けっこんしたいです。

けっこんしたら しあわせにしたいです。

 

習った漢字がちゃんと入っているプロポーズの言葉に、感極まる。

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