純正リヤキャリヤです。シートをカットした量が、良く分かるでしょ。
キジマのヒュージョン用のキャリヤです。取り付け用パイプは、写真のキャリヤに付いていた
ものをカットして、位置や向きを変えて溶接しました。
総重量15kgのバッグを積んで、林道美深歌登線、約60km走行を含む、全行程2000km
を余裕でクリアーした。
前後左右ゆがみや、たわみは一切ない。剛性は強くカチッとしている。
では乗ってみよう。
舗装道路 全く問題はない。手放しをすると、かすかにハンドルがぶれる。が、許容範囲で
いつまででも続けられる。
林道下り これも全く問題ない。さすがに手放しは試していない。(試せない)
林道上り これは問題が出た。
急な上りでフロントの重量が軽くなり、接地圧が小さくなると、ハンドルが少しブ
レた。ガレ場で浮きジャリになると、ほとんど接地圧がなくなるので、かなり不安
定になった。フロントタイヤは、浮きジャリにそっと乗っているだけなので、後輪
が左右に暴れると、それがバッグに伝わる。そしてフレームを伝わってハンドル
をゆらす。
設計だんかいで、この位置に大きな荷物を積むことは、一切考慮していなかっ
たのだろう。セローなんかは、この辺はどうなっているのだろうか。
解決策 ハンドルを楽に押付けられるようにすればよい。
①ステップ位置を後ろに下げたり、3cmほど上に上げる。…これは面倒くさい
②ハンドルをグリップ1本分低くし、さらに1本分前に出す。
②が簡単でいい。さっそく試して見ることにする。新セローのハンドルが気になっている。