私のビートは、小屋に下屋を建て増しして、保管されている。
だから、ねこは自由に出はいりをしている。
ビートの幌の上を、ねこは大変好きなようだ。
定期的に見回りに来る。特に雨が止んだ夜によく来るようだ。
足跡から推測すると、幌の上で一回転してから、帰って行くようだ。
困るのは、スクリーンでスリップしてひっかくのと、泥のついた足
跡を洗い流すと、撥水効果が消えてしまうことだ。
最初は、捕まえて懲らしめてから逃がしてやる方法を選んだ。
県の保健担当だった友人から、私物の「県推奨型ねこ捕獲機」を借
りて試してみた。
ねこは、かなり頭がいいことが分かった。
同時に近づかなくなったこともわかった。
そこで写真のトラップを考案したと言う訳だ。

と、ここまでは先日に投降したとおりだ。
あれから、もう3か月は立っていると思う?。
なんとこれまで、一度も猫のパトロールの被害に遭っていない。
縄張りがあるらしく、懲らしめるとしばらく空白があり、今度は
別の担当がパトロールしてくるようだった。
と言うことは写真のトラップ(かかしが正しい)は、かなり効果があ
ることになる。
この絶大な効果がなにかを推測してみた。
猫はこの手袋を、かなり高度なトラップと信じ切っているようだ。
絶対にそうだ。そのうえで、「そんな浅知恵に引っかかるほど馬鹿
じゃねーよ。」と勝ち誇っているのだろう。
私の勝ちだ。