
懐かしい旧千円札が ドラッグ・ストアのお釣りで回ってきました。なかなか今見
るとキレイな印刷です。もう野口英世の千円札に慣れてしまって このなんとも
いえないグリーン色の紙幣は新鮮に見えてしまいます。ちょうど帰省中の長男君に
見せたところ「なんか嘘っぽい」だって。調べてみたら支払停止が昭和61年1月に
なっていました。どおりで、長男君は同年8月生まれだから実際に手にしたことは
ない・・・。現行の千円札より少し大きめですが 私はこっちの方が好きだな。
何年か前に 町内の中学生が海岸で授業中に 瓶に入ったこの千円札を拾って話題
になりました。瓶にお札を入れて流すなんて 普通はしないでしょ、でも流した人
は新婚旅行かなんかで船で太平洋を渡っていたらしく 住所と名前も入っていて
『ズーム・イン』で取り上げられ 生徒達と中継やっていました。東北の人だった
かな、その時の拾った中学生が「見つけた時は 外国のお金だと思った」と言って
いました。やはり 見たことなかったんですね、大人はすぐに前のお札だとわかっ
たけど、この中学生はうちの子より二つ上だったから見たことはあっても自分じゃ
使わなかった世代です。
裏面も懐かしい!今でも使っていいんだけどそう使う人もいないでしょう。

多色刷りというんですか 今のコピー力なら簡単に偽造できますね(私はしませ
んよ)。記念にお財布に入れておきます、野口さんの前の夏目漱石の千円も入れて
ありますが、それで金運が上昇したこともなく、間違えて使ってしまわないかとい
う気苦労の方が多いです。旧札をレジで出すのはドキドキします。まえに ホログ
ラムの入ってない一万円札を出す時に 「偽札じゃない?」とか怪しまれてジロジ
ロ見られないか 小心者の私は冷や汗モンでした。このお札がお年玉に入っていた
ときは嬉しかった・・・そんな大昔のことを思い出しました。
いつか旧五百円札や百円札、使用済みのが自然と廻ってくるといいのになぁ。