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Chun日記~両足脛骨欠損症の娘をもった父親の育児&子育て奮闘日記

「Chunの部屋」もよろしく。メアドもそちらにありますよ。http://aka.gmobb.jp/chuns_room/

時間の使い方

2016-02-07 00:36:47 | 仕事・社会について
時間の使い方

もうすぐ小学六年生になるお姉ちゃん。寝る前に少し時間の使い方の話をした。

お姉ちゃん。朝からお風呂に入る直前まで義足を履いている。義足での登下校はきつい。
たぶん歩いてくるだけで、持久走した感じの疲れ方になるんだろうなと思う。
だから小さい頃から、自宅に帰ると気を抜いて一度くてっと休む癖がついている。
一年生の頃など、帰ると疲れで眠り込んでしまうほどだった。

今はその時に比べて体力もつき実のところそこまでくたびれて帰ってきてはいない。たた、自宅に帰るとのんびりするのは習慣になっている。

毎日ある宿題やプリント、チャレンジやピアノ自主練、妹さんとの遊びやくつろぐ時間。
そうしたことを段取り良くやらないとやりきれない。それが今の小学生である。

今は、一度気をぬくと「ぽーっ」っとしてしまい、何をするにもゆっくりやりすぎる。
その結果、時間がかかりすぎやりきれず。
やりきれないからくつろげないし、土日でも平日のやり残しの取り返しに時間を取られてリフレッシュできない。

なんというか。
悪循環である。
こう書いていると仕事にも当てはまる気がしてくる。やらなければいけない仕事をどうやるのか。どこで予知を作り自らの時間を作り出すのか、あるいは先に備えるのか。

考えてみると、そういうスキルは年齢が上がれば出来るようなものではない。大人でも苦手な人はたくさんいるし、私自身も苦手だ。
ただ、なんというか。
お姉ちゃんには、どうしてもそうしたスキルが必要な気がして。

義足を履いていることの不自由さ。なかなか周りに気づいてもらいにくい不自由さと共存しながら生き抜いていくために。時間の使い方は大切。
人より普段は早くやれば、不自由な部分に時間をかけることが出来る。そうしていてはじめて不自由さからくるマイナスをゼロにしうる。

障害があることでどうしても生じてくる「遅れ」を取り返すための段取りの力。なんとか小さい頃に身につけさせてあげたい。
たぶん勉強なんかより大切なのてはないだろうか。

ただ、あまり言い過ぎても無理をしてしまいそうだし、だからと言ってやはりいつかは困る。伝え方が難しい。
ただでさえ第一次反抗期。耳に痛い話を聞いてもらうのは大変だ。

時間をかけて話していこう。
限りある時間を有効につかうために。
当たり前に段取りがよくなれば、生きるのが少し楽にならないかな。絶えず時間に追われて急かされて生きるのは辛いだろう。
足が不自由というだけで、そうしたリスクは実社会では増すように思うから。


子育てにおいて何に重きをおくべきか。
難しいなと感じるこの頃です。

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