今年もまた

2006年05月18日 | Weblog


今年もまたゴーヤの棚を作りました。いつも同じ形。つまりワンパターン。柱は杉の細い丸太。棚にあたる部分は竹。木に竹を接ぐというのは、生きた状態、つまり接ぎ木のことでしょうが、この場合も木に竹を繋ぐわけだから、そのように言えるのかも知れませんね。 なに? 言えない? ・・・ そうかも。 

で、竹を結びつけるのはけっこう大変なんです。竹はつるつると滑りますから、、、。それで、今までは釘づけにしたり、麻ひもでぎっちりと力を出して結びつけたりしました。でも、どちらもどうもしっくりしません。釘付けは竹が割れたり、結局動いてしまったりするし、麻ひももまだ締まりが足りない。せっかく作るのにできあがったものがぐらぐらしていては、ちょっと、いや大いに残念ですからね。

          

それで、今年は針金を、それも番線を使ってみました。これなら締まります。かるくひとえに回してねじり、ゆるい番線の輪に細い鉄棒をつっこみ回して、ぎゅーぎゅー締め付けると、かなりきつく締まります。コツは竹が割れる一歩手前で締め付けをやめることです。

今年はこの方法で、ぜんぶの部分をやってみました。これならけっこうぐらつきは防げるようです。問題は、棚を崩すときです。しかし、この番線を針金切りでパチンと切れば、それぞれ一発ではずせますので、楽に棚はくずせるはずです。         

         

揺すってみたら、今年がいちばんしっかりしているような気がしました。もちろん柱の根本には杭を打ち、それにしっかりと柱をくっつけて、これもまた番線で結わえておきました。ここは畑なので、土がやわらかなものですから、これでも揺らぐときには杭を四隅に少し離して打ち込み、あとは綱で支線を張るつもりです。達成感大いにあり。

苗の根本には、苗のつるが楽にからみつくことができるように、棚の高さまで届く極細の枝付きの竹を挿してやりました。

        

  【番線】
    
     番線については詳しくは知らないのですが、一般に太めの針金を
     言っているようです。「番線」の前に数字がついて太さを表すもの
     と思われます。私が使った番線は太さが2mmのものです。これが
     何番になるのかは分かりません。
     

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         小麦の花


    ほうれん草の芽

 

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     ニシキギの花


    パンジー


 今日感じたこと
   
    「 何かを作っているときが いちばんたのしい  」