オオウメガサソウ

2008年06月20日 | Weblog

 友達に誘われて、隣町の 国営ひたち海浜公園 に行って来ました。絶滅品種のオオウメガサソウというのが咲いているのだそうです。

 時期的に梅が取れる季節です。「大梅が誘う」とでも取られそうな紛らわしい名前でっす。私ゃ食べる方が良い、なんて人もいるでしょうね。私はどっちにしようかなと、迷ってしまうところですね。

 ちょうど、そのオオウメガサソウを案内するガイドツアーの時間にぶつかったので、申し込んでグループに入れてもらいました。

 ここは、元は日本軍が使っていた飛行場でしたが、その後米軍射爆場となっていました。それが返還されてから国営公園になったといういきさつがあります。元々は砂防林の松林でした。その自然をうまく生かして公園にしたわけです。

 昨日は松原のことを話しましたが、はからずも今日その松原に行くとは。運命とはこんなものなのですね。と、ちょっと大げさでしょうか。



 これが、そのオオウメガサソウです。決して大きくはありません。散らばっている松葉と比べると、ごく小さいです。日本ではここと北海道のどこかにしかないそうです。あとはカナダにあるそうですが、カナダのはもっと大きいそうです。種類が違うのでしょうか。

 ここで偶然見つかったそうです。それで公園にしたとか。オオという語が付いていますが、決して大きくなくて小さいです。梅の花のような花びらです。



 これも一見同じにみえますが、イチヤクソウ(一薬草)と言います。よく見ると花の付き具合も違うし、葉も違います。こちらはユキノシタのような葉をしています。



 こういう松林の中でしか生息しないそうです。マツノザイセンチュウにより、松が枯れて雑木林になると無くなるそうです。とても微妙なバランスの中で生きているということで、なるほどいつ絶滅するかわからない植物のようです。


   

 帰りにはガンジスというレストランでカレーを食べました。ここのヴィシュナというカレーは大好きです。液体カレーです。鶏とジャガ芋の大きく切ったのが入っていて、それはもう食べてみなけりゃうまさは分からないです。友達には大いに喜ばれました。

 おいしかった一日でした。この他の風景は      http://blog.livedoor.jp/potatojaga/ でご紹介します。




 小麦が色づいてきました。カボチャが小麦の方に延びてきています。届く頃は小麦を刈り取るだろうと計算して植えたのですが、どうやらギリギリみたいです。どっちが先かという感じです。

 小麦にはネットをかけてありますので、雀の被害はありませんね。少し茎が細く倒伏している部分があります。密集しているせいだと思っています。