おうまがとき

2010年10月14日 | Weblog
 「 おうまがとき 」 という時間帯があります。逢魔時と書きます。魔物に会うかも知れない時間ですね。あるいは、大禍時と書いて、災いに会うかも知れない時。夕方の薄暗いとき、つまりたそがれどきを言うそうです。辞書には 「 大きな災いの起こりがちな時刻の意から 」 という説明があります。車を運転している時など、昼間の明るい状態に慣れた目から夜の目に変わる中間で、事故など起こしやすい時間です。

 

 今日のブログの更新は、そんな時間に始まりました。部屋の電気をつけようかな、まだ早いかなと思っていたらすぐに立ち上がって転倒じゃない、店頭でもなく、点灯する暗さになってしまいました。魔物はでませんでした。が、「セイキョーです。宣伝に来ました。」 なんていう邪魔が入りました。あ、これも 「 魔 」 という字を書きますね。魔に逢っちゃったんだ。


 

 インゲンの花が咲いています。なんか、今年はいろいろな野菜がいつ出来るのか、タイミングが分からなくなってしまいました。とにかく上の方は花が咲いています。高く伸びた苗もあるし、まだ数十センチのところで、「 お前何やってんの?」 と聞きたい気持ちになるような小さい苗もあり、まちまちです。


 

 下の方では、なんとか豆になっていました。大きいのはこの苗だけです。インゲンじゃなくって、なんとなくイイカゲンという感じ。


 
        

 ジャズを紹介してくださいというリクエストがありましたので、ポピュラーなものを一つ。デオダートと言う人の「ツァラストラかく語りき」というタイトルの曲です。ずいぶん前ですが、かなり流行りました。エルビス・プレスリーなどはステージに登場するときに使っていたとか。何年経っても、聞いてみると新鮮さを感じます。ジャズもいろいろなものがありますので、ファンの中にはこういうタイプのものは好まない人もいます。

 なお、ツァラストラというのは拝火教のゾロアスターのことです。「ツァラストラかく語りき」 はニーチェという人の書いた本のタイトルです。この曲はクラシックの作曲家 リヒャルト・シュトラウスの書いたメロディーに基づいています。クラシックの方では映画 「 2001年宇宙の旅 」 のテーマに使われました。 http://www.youtube.com/watch?v=cWnmCu3U09w