神楽坂で

2010年10月24日 | Weblog
 昼間は動けば暑く、夜は寒く感じるという、油断できない季節です。油断すると風邪をひきます。しかしまあ、あの暑さはついつい昨日のことのようだった気がします。まだ、なんか心の中では夏が尾を引いているような気がしてなりません。心の傷というのは当っていないでしょうが、こういうのはなんと言ったら良いのか。


 

 昨日は東京に行ってきました。帰りが遅かったので、ブログは休みです。午後からニャンパルさんに会う予定です。時間が早く着いたので、まずは上野の西洋美術館に。上野の公園は天気は良いし、家族連れでにぎわっていました。


 

 美術館は、企画展の合間で常設展だけでした。無料でした。かなりの数が展示されているので、全部見て回るのには、ずいぶん時間がかかりました。写真撮影はどこからが可能なのか分かりませんが、とにかくフラッシュなしで可能なそうです。


 

 午後、飯田橋駅前で以前ブログを開設していたニャンパルさんに会い、神楽坂を案内していただきました。こういう路地があちこちにあります。

 

狭い路地です。が、決して裏口ではなく表口です。とても風情があります。路地は鉤の手に曲がっています。人が見えない時に撮りましたが、歩いている人はかなりいました。

 

 表札は古田となっていますが、レストランです。レストランの看板は出ていません。ここは、先日NHKのお昼の番組で紹介されました。

 

 こういうおねえさんが歩いている姿があちこちで見られました。さすが神楽坂。

 

 夜は、その神楽坂界隈の中にある八百萬(やおよろず)というレストランで春風亭正朝(しょうちょう)師匠の落語を聞きました。すごい迫力に圧倒されました。

           

 落語が終わってから、おなじ場所で師匠を交えて食事会がありましたので、それに出席しました。題目に忠臣蔵を演ずる歌舞伎役者の苦労話がありましたが、今回は師匠のリクエストもあり、その忠臣蔵に関する食材を使った料理でした。シェフは全国あちこち連絡をとって、例えば赤穂で取れた鯛とか雉や猪を始め、さまざまな材料を集めてきてくれたそうです。いやはや、そのこだわりようには参りました。珍しいものが沢山でました。

それに、初めて会う和服姿のきれいなおねえさんたちと楽しい会話がたくさんできました。病気が治ってから初めて上京しましたが、たいへんな刺激になりました。