カラスのあとから

2011年08月14日 | Weblog


 お盆に伴う雑事があれやこれやありますが、このお盆の間は畑仕事や草刈りからは解放されます。あとでつけが回ってくることは確かですけどね。

 そのつけは棒引き帳消しになんてことができるといいんですけどね。草と相談だな、なんて言われると困る。草の言葉はわからないし。気持ちが草るだけ。

 

 空は涼しそうでいいなあと思いますよ。これほどまでの装置はいらないですが、飛んでみたいです。鳥のように。

 近所に背中にエンジンをくっつけて落下傘のようなの、パラモーターと言うのだそうですが、にぶら下がって飛ぶ人がいますが、上空は寒いそうです。この時期、寒いなんて体験してみたいものですねー。


            


 ところで、鳥のように飛べたら何をするかと言うと、カラスを追いかけたいですね。普段バカにされていますからね。「どうせ人は飛べないんだ。ここまでおいて、アホー 」 なんてね。ところがある日、突然飛べたらカラスはおどろくでしょうね。夢中になって逃げる。さあ、もう大丈夫だろと思って一休みしようと思ったら、すぐ後ろに居たなんてね。そこでカラスはゾーッとして青くなる。黒が青くなるんですから珍しい。

 そしてまた夢中で逃げる。で、ほんとに今度は大丈夫だろうと思ったら、すぐ後ろにまた私が居る。カラスは「もう勘弁してくれよ。悪いことしないカラス。」 と心底悔いて謝ったら許してやることにする。なんてことができたら気持ち良いでしょうね。暑さなんかなんてことなくなりますね。あー、やってみたいもの。おっと、くだらないことに夢中になってしまった。私としたことが。

 

 キビの穂が垂れてきました。このキビは種がこぼれて毎年何本か出ます。雑草と一緒にむしり取られてしまうものが多いのですが、それでもかなり残って一升くらいは収穫があります。この頃は面倒なので轢(ひ)いて食べるようなことはしなくなっちゃいましたね。珍しさの段階をすぎましたからね。これがおいしくておいしくて、やめられないカッパえびせんなんてことになるくらいなら食べますよ。たとえば、桃の味がするとか、冷やすとガリガリ君になるとかならばね。

 穀類は食べられるようにするまでが面倒です。刈り取り干して脱穀し、それから殻をとって風で殻を飛ばし、それから粉にしなければなりませんからね。生らせるまではいいのですが、その先がキビしいです。

 

 しばらく前もだしましたが、あのスリッパはまだがんばっています。竹も黄色がかってきましたから、古くなってきました。

 「 長ぐつをはいた猫 」 に対抗して、「 スリッパを履いた竹 」 なんていう童話のタイトルができそう。こんなのは全国でも珍しいのではないかと思いますがね。

 

 穂が垂れてきました。そしてセシウムはゼロです。なんてことならいいですね。ほんとにそうしたいですよ。

 

 ひまわりも垂れちゃいました。みんな頭が低いのです。

 
   廃 句

     この熱が若い頃にあったらな       熱違いじゃ
     芋の子を洗えるほどの海でなし     芋(人)の少ない海  風評被害
     盆来てもやっぱりみんな落ち着かぬ  ゆっくりできない
     ご先祖と対話の時など取れやせぬ
     暑いのに暑いですねと念を押し     挨拶