あるく

2011年08月17日 | Weblog


 歩くことができない。涼しいうちは仕事、暑くなったら体に悪いので歩かない。夜は物騒。

 それで、暑いさなかに歩くことにしました。ショッピングモールとホームセンターがくっついて建っているところがあります。そこに行って、ただひたすら歩きました。

 

 大きな長い建物の中に店がブロック状に固まってあちこちにありますから、そのブロックの間の通路を右に曲がり左に曲がったりとジグザグに歩いたり、ホームセンターに移動して、隅から隅までなるべく早足で歩きました 。 屋内は適度に冷やしてありますので、早足で歩いても大汗はかきませんでした。小汗ですね。

 暑いときにはみんな考えることが似たり寄ったりなようで、かなり人が来ていましたね。これじゃあ、昔からの町には人は行かないね。干渉されずに自由に店の中は見られるし。町で個人の店に入ったら、「 いらっしゃいませ 」 なんて言われちゃって、コバンザメみたいにぴたっと店員にくっつかれていやもう、見るのに気が散れること。時がたつほど出にくくなる。

 客は、なんでコンな店に入っちゃったんだろうと後悔をし、店員はせっかく飛び込んできた獲物は絶対に放すものか、何か買ってもらわなくっちゃと必死になる。

 ところで、上の写真はキュウリではありませんで、シマウリです。これがまたキュウリみたいに良くできる。

 

 キュウリのようでキュウリでなし。味は似ていますが、これはこれで独特の味があります。

 それで、あれが良いこれが良いなんて思いながらチラチラ見たりもしましたが、結局は何も買いませんでした。 「 買わない者も店の賑わい 」 。新しいことわざです。元は 「 枯れ木も山の賑わい 」 です。

 

 あまりにも暴れん坊なので、丸刈りの棒だけのように徹底して刈り取ってしまったのですが、少しの反省も無く、またあっちこっちに伸び放題です。カクテルでしたっけ、似たような名前のがありましたね。マルガリータ。飲んだことが無い。

 あ、言うのを忘れた。これはキウィです。

 これは、住むのをやめてしまった廃屋などに、元の住人が植えたのが屋根を覆ってしまうほどになっているところがどこかにあったのを見たことがあります。すごい繁殖力だなあと、信号待ちをしながら、しげしげと見た覚えがあります。信号が変わったのも忘れて見ていたものですから、後ろからクラクションを鳴らされたりして。

 これをきちんと管理するには手間や道具が必要ですね。とにかく、今朝は大きなはさみを持っていって、まためったやたらにはみ出たツルを切り取ってやりました。

 

 塀が地震で壊れたときに大きな石は片付けて、隣の工務店に市指定の瓦礫収集場所に持って行ってもらったのですが、その後のあと始末に出たこのような瓦礫があって困っています。

 近々何かコンクリーとでも流すところがあるなら、捨てコンの下地にでも入れてしまえるのですが、こういう時に限ってそういう仕事が無いんですよね。これが燃えるものなら燃やしてしまって清々した気持ちになれるのですけどね。燃えない。こういうことに関しては 「 たられば 」 は考えるだけ無駄ですね。でも、考えている時だけでも暑さを忘れるので、少しは考えることも役に立ちますね。

 


    廃 句

      日暮れどき黙々畑をはいまわり
      その脇をきれいなねえちゃん犬散歩
      草むしりやっつけた草しばし眺むる
      一日に何度もなんどもシャツを換(替)え
      蝉しぐれ月は東に日は西に