昨日は二股の木がまた繋がって一本に戻ったという話でした。話が長くなりますので、それだけで終わりましたが、今日はその続きの話を・・・。
と言っても、それから連想した話ですが。高校生の頃に習ったことを思い出しました。
中国は唐の時代の話ですが、「長恨歌(ちょうごんか)」 という詩の中で 「 天にあっては比翼の鳥となり、地にあっては連理の枝とならん 」 という文言です。愛し合う二人はあの世に行ってもこのようでありたいという願いをこめた詩です。
「 連理の枝 」 というのは、本来は二本の木の枝どうしがくっついてしまうのを言うのでしょうが、同じ木の枝と枝がくっついた栗の木を見たときに、ふとこれを思い出しました。二本の木の枝が一体になったようなものを見つけたらすごかったでしょうけどね。仕事しながら連想していくのもまた楽しいことです。
昨夜はなんと、きれいな月夜になりました。月夜は誠に結構なことなのですが、冬の夜の快晴の空に浮かぶ月は凄さがありますね。寒くて、縮こまりながら凍るような月を見るせいでしょうか。それとも空が澄みわたっているせいでしょうか。殺気というのは言い過ぎですが、なんか近いような感じがしなくもありませんでした。
案の定、今朝はとてもとても寒かったです。地上の温度が宇宙に飛んで行ってしまったようです。人がどれほど寒いと思おうとも、太陽からもらった熱は、それだけ排出しなければ地球はあったまる一方、つまり熱を貯蓄するということになりますから。要するに温暖化です。
さて、その月夜の晩に、こんな風景が。名付けて 瓶猫(かめねこ)。 このニャンちゃんは玄関の前に置いた瓶 ー これを傘立ての代わりにおいてあるのですが ー が好きなようです。よく、我が家に遊びに来ては入って遊んでいます。かわいいですね。寒いなんてことは、実際は猫に関係ないようです。たしかに暖かい所は好きなようですが、寒くてもわざわざ月夜の晩に遊びに来るわけですから。それも二匹も来ていました。
私のところの庭は猫にとって、遊ぶのに向いているようです。思いおもいに石の上で思索にふけったり、木の下で じ~~~っ と長時間考え込んでしまったりしています。そして、時々は畑に肥やしを・・・。まあ、動物にも好かれる庭も良いものかなと思っています。
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コロは元気です。田んぼに行くと放してやります。思いっきりやんちゃにかけまわり遊びます。彼女にとっては一瞬ではありますが至福の時。
ふだん繋がれていますからね。猫のように、あまり悪さをしないのなら放し飼いができるのでしょうけどね。でも、猫に対しても、おしっこが臭いとか、苦情の出るときはあるようです。この頃は、七輪は使わないので、サザエさんの漫画に出てくるように焼き魚をくわえて逃げるなんてことは無いのでしょうけどね。