落とし穴

2014年01月31日 | Weblog


電子書籍と言うものが世に出て、利用している人がいるようですが、その機械とソフトを売っている会社の一つが、事業をやめるのだそうです。その場合は、その会社から買った書籍つまり本は自分の物ではないのだそうで、会社のものなのだそうですから、そうなると撤退したあとは使えないということになるようです。

いま、撤退を予告している会社はユーザーに保障はする、つまりお金は戻しますと言っているそうですが、今後同じようなことが起こった場合、そのほかの会社が同様の保障をするという保障は無いそうです。

新しい方式の機械が世に出る時には気をつけなければなりませんね。あまり早くは飛びつかない方が良いかもしれません。
確かに本は腐るようなものではありませんから、買った場合には極めて長い時間保存されることになります。と言うことは長い間にはあふれてしまう。一つには、その欠点を無くすために電子書籍というアイディアが生まれたのかも知れませんが、別なとんでもない欠点が潜んでいたとは。すごい落とし穴でした。

 
                              水が干上がった沼

それに、本というのはせいぜい眼鏡をかけて読む程度で、なんの媒体もなく明るいところで開けば読めますが、機械の場合にはやれ電池が切れたとか、故障したとか、新しく出る本はバージョンアップをした機械で無いと読めないとか、修理不能の故障に陥った場合には、中に詰め込まれた何千冊もの本が一切読めなくなってしまうとかの、とんでもない欠点があります。

そこのところまで、よ~~~~く考えないと大変なことになりますね。私も新しい物には大いに関心があり、一歩踏み出すか迷ったりしていたのですが、そのニュースを新聞で読んだときには、迷っていて良かったなと思いました。電子書籍は買わないことに決まりました。

 

村境にこんなお札が立ててありました。これは、自分たちの住んでいる地域に、他所から悪い物が入ってこないようにと防いでくれるお札です。
昔の人たちは真剣に願って、こういうことを考えたのでしょうね。悪いものというのは、例えば疫病とか、禍をもたらす何か見えない力、すなわち鬼のようなものなどなのでしょうね。

鬼と言えば、節分が近づいてきましたね。

 

ここ数日、寒いとは言え、かなり緩んでいます。過ごし易いので助かります。このまま春になってくれというのは無理ですね。寒さの戻りは覚悟しています。