敬老会に思う

2018年09月17日 | Weblog


今日は敬老の日です。地区で敬老会がありました。私は開催する方の側です。

準備はそれなりに大変でした。名簿を作りますが、その名簿は市からきたものを町内ごとに作り直します。しかし、いくら探してもまったくその人が何処に住んでいるか分からず仕舞いの例が何件かあります。

そこは存在するのかな?と思われる番地をさがしたり・・・・・。

  

どうしても分からないことも何人かありましたね。何せ招待者は数百名いますからね。数が多くなると作業も何かと大変になりますね。

招待状を作るにも、原稿を作って数百枚印刷をし、それを宛名を書いた封筒に入れてまとめ、町内ごとに町内会長さんにお願いして個人に配布して出欠の返事をもらいます。

前日にはまた集まって、今度はお茶菓子の袋詰めをして地区ごとに数を揃えながら仕分けをしたり、用具を運び会場作りもやりました。

広い会場ですので、わずか10名の民生委員では不可能ですから、これもまた町内会長さんたちにも手伝ってもらいます。

  
  小学生の金管バンド演奏

欠席者には終わってから町内会長と民生委員が戸別訪問をして、会場で配られたものと同じお茶菓子を届けなければなりません。

チャイムを鳴らしても応対のない家があり、そうすると出直しをしなければならなかったりと、物事はなかなかすんなりとは行かないものですね。

  
   

まあ、何にしてもイベントを行う側は大変です。おまけにこのところ、やたら暑いですからね。汗を拭きながらの作業です。

しかし、地区内の人が多く集まって、普段は同地域に住んでいても会うことが少なくなったこの頃の時勢ですからね。

私たちにとっても、出席者たちにとっても互いに良い機会ではあることは確かですね。

  
   青シソ( おおば )
地区で集まっての行事と言うと、この他には市民運動会がありますね。これは老いも若きも参加しますが、一頃とはちがって年寄りが来なくなりました。

以前は町内ごとに張られたテントの中でゴザの上で年寄り達がおしゃべりをしながら応援する姿が見られたのですが、この頃はそういう姿はほとんど見かけません。

  
     シオン

辻で数人が立ち話をしたり、公民館でお茶を飲みながら談話をしたり、互いの家を訪ねては世間話に花を咲かせるという姿はトンとなくなりましたね。

ひとつの風景が姿を消していくのです。ちょっと寂しいかなと思います。