あけましておめでとうございます。皆々様、今年も良い年でありますように。
今年もよろしくおねがいします。
昨夜は、村の鎮守様の境内で焚き火しながら暖をとりながら、他の役員さんたちと一緒に参拝客を迎える仕事をしていました。
大変寒かったのですが、焚き火があったのでたすかりました。
お宮の中に、およそ畳一畳くらいの大きさ (縦横の比率はちがいますが) の絵馬がかかっています。
翁(おきな)と媼(おうな)、二人が話をしているところのシーンです。
書いてある文字を読むと
庭の砂(いさご)は金銀の
玉を連ねて敷妙(しきたえ)の
五百重(いおえ)の錦や瑠璃の扉(とぼそ)
硨磲(しゃこ)の行桁(ゆきげた)
瑪瑙(めのう)の橋
池の汀(みぎは)の鶴亀は
蓬莱山も余所(よそ)ならず
君の恵みぞ ありがたき
君の恵みぞ ありがたき
庭の砂として金銀が玉のように敷かれていて
幾重にも錦が重ねられ
家の扉は瑠璃、ユキ・ケタはシャコで飾られ
メノウで飾られた橋がかかっている。
池にいる鶴や亀の眺めは蓬莱山(理想郷)のようだ。
大君の恵みは誠にありがたいものだ。
とありました。昔の人はこのような絵馬を作って神社に奉納していたんですね。
この他にも数点の絵馬があります。
ちょうどお正月ですので、おめでたい絵馬を紹介してみました。
今日は、やはり寒いですが強い寒さではなく晴れわたって穏やかなとても良い日でした。
これから先、一年間が今日のような穏やかな年であると良いなと強く思います。
一年の計は云々とありますが、いつもその言葉を思いつつ、この頃は計を立てたことは無いですね。
漠然と良い年であれば、と思うことだけです。
若い頃は、やれ将来は何をやりたい、どこの学校に入りたい、できればこういう所で仕事をしたいとかいう思いはありましたが、今はそう言うとしではありませんし。
家族がみんな穏やかに暮らせて、世の中も安定してみんなが仲良くくらせたら良いなと思う程度です。
まさに、
目出度さもちうくらいなりおらが春
です。