江戸街道起点

2020年04月20日 | Weblog


良い天気は続きません。昨夜は夜中に風が強くなりそうな予感がしたので、ハウスの両脇のすき間を細くして寝たのですが、予感は当たりました。その後、明け方は風は弱まっていました。

 

気温は13℃と出ていますが、春先の13℃と寒さが違うような気がします。今は暖房は要りませんからね。
温度に違いは無いはずですが、どこが違うのでしょうか。

 

一緒に外に出て此処を通ると、必ずと言ってよいほどこの柿の木に上ります。「じょうずだね~。すごい。」と誉めてやると通じるのか、得意になって枝から枝へと渡り歩きますが、猿と同じくらいに上手なのではないかと思うくらいです。

ただ、猿のような手のひらをしていませんから枝からぶら下がるというようなことは出来ませんが。
猫も人に見せて得意がるという気持ちがあるようです。

 

雨の日は、外にでませんから運動不足になりますが、まあ毎日運動不足の状態でもないので仕方がありません。
こういう日にたまってしまった録画を見るのが一番です。

ただ、この頃の癖は見ているうちに何時の間にか夢の世界に行ってしまうことです。
ものすごく寝つきが良いので、困るくらいです。それでも、体が要求しているのだとしたら良いかもしれませんが、素人の推測ですから、どうなのかは断言できませんね。

           

 

水戸市の下市(しもいち)と言うエリアに立っています。江戸に立つ人を此処で見送ったとか言う話を聞きました。
それで思い出した文句。

幕末の水戸の学者藤田東湖と言う人の漢詩の一部に 

   三たび死を決して而も死せず
   二十五回刀水を渡る   

     三度ほど死を決心したことがあったが、死ねなかった。 
     二十五回利根川を渡った(水戸と江戸と行き来した)。     

とあります。何行もある詩の中から抜粋したので、文の流れが不自然に思われるかも知れませんが。

       

なお、刀水と言うのは利根川のことだそうで、万葉集には刀禰(とね)と書かれているそうです。
彼もこの地を立って江戸に行き、帰ってきてこの地を通過したのでしょうね。
彼は、江戸在中に大地震に遭い建物の下敷きになって他界したそうです。