ヤーコンの収穫

2005年11月20日 | Weblog


ヤーコンを掘りました。今年3株買って、昨年の2株を併せて5株です。出来は昨年の物の方が良かったです。昨年は初めてなので、要領が分からずにやったものですから、失敗して芋は痩せていました。今年は肥料に気を使い、追肥をしっかりやりました。



芋に当たらないように気遣いしながら、周りをぐるりと掘って、最後にえいっと株の下にシャベルをいれて持ち上げます。(左手の陰は、写真を撮っている私です。)




出来具合はまあまあかなと思います。サツマイモと違うのは、すぐにポキッと細いところが折れてしまうことです。それと、サツマは茎から少し離れて芋がありますが、これは茎からの距離があまりありません。茎もズンと太く数本上に伸びています。サツマは細い茎です。



これくらい穫れました。もてあましてしまうかも知れません。とりあえず、当座食べる分だけ分けて、あとはヤツガシラのとなりに穴を掘って保存することにしました。気を付けないと養分がどんどん変質して逃げて行ってしまうとか。

歯ごたえはシャリシャリという感じです。味はあまりありません。キンピラゴボウに混ぜて入れるとよさそう。食べ方はいろいろあるようです。

http://www.daichi.nu/naehanbai/yaakonnae/yakonbanasi.htm にいろいろ出ていました。

芋を取った株は、穴を掘って一つひとつ埋めていき、上にもみ殻を乗せて保温しました。もみ殻は風で飛ばされますので、杉の葉をどさっと重しにのせました。来年また芽が出るものもあると思います。


柿の季節

2005年11月19日 | Weblog

柿が実っています。柿は甘柿と渋柿がありますが、渋柿は面倒くさくて、とくに何もしません。焼酎を使ったり、あるいは干し柿などにしません。ただ取って自然にやわらかくなるのを待って食べています。特に母がそれが好きです。



これは渋柿の方です。ヘタムシにやられて、ずいぶん青いうちに落ちてしまうので、今年は春のうちに薬剤散布をしました。しかし、こんどは熟するとカラスが来て全部突っつきまわし、結局は人間の口にはいりません。それで、今年はカラスよけの糸を多少張ってみたら、被害に会いませんでした。



こちらは甘柿です。こちらも、もちろん薬剤散布をしましたし、鳥よけの糸も張りました。今年はノズルが細く遠く届くものにしたので、高いところまで薬剤散布ができました。これはまだ小さい方ですが、木が大きいと、散布中に風向きが変わって、自分にかかりますから凪の時を選んで行うようにしていますが、それでも風が多少はありますから、難しいです。


これは、市販されているのと同じ味になりますので、とてもハッピーな気持ちです。肥料は魚粉や鶏糞を、やりすぎに注意してときどき散布しました。草木灰も多量に作りますので、多少はやりました。甘みは強く、とろみが適度にあって、最高ですね。




マンリョウの覆い

2005年11月18日 | Weblog


マンリョウの実は下を向くが、センリョウの実は上を向くというので、マンリョウよりセンリョウの方が良いと言われます。しかし、センリョウは寒い地域では枯れます。マンリョウも直に霜に当たると枯れますが、木の下などで、霜がよけられれば大丈夫です。それで、私のところではマンリョウがあちこちにあります。センリョウは少しありますが、鉢植えにしておき、冬は物置に入れます。

それで、剪定などで上に木の枝などが無くなってしまった所に生えているマンリョウに傘を作ってやりました。真竹で柱と枠をつくり、上に使い古しのすだれをかけました。昨年まではすだれではなくて、竹の笹の葉を落としたものを荒くして屋根代わりにしていました。今年は面倒なので、横着しました。



全体は上の写真のようになっています。左に黒松の一部が写っていますが、この枝の下に生えたものなのですが、2年ほど前に剪定して、このマンリョウの上には枝が無くなってしまいました。


実はまだ青いです。これが真っ赤に色づくわけです。冬枯れの中、赤い実のなっているものは、庭にアクセントを付けてくれてとても良いです。赤い実は、このほかにはナンテンはもちろん、ウメモドキがあります。ウメモドキも野生のものですがあちこちに生えています。



下には子供ができています。うす茶色のものは、シダの一種。名前は不明です。やたら増えます。ただどちらかというときれいなシダなので、よほど邪魔をしないかぎり、あまり取り除くことはしていません。甘やかしておくと、手遅れになってしまうかなという気持ちもありますが。



幹はそれなりに大きくなっているので、枯らしてしまうにはもったいない。こういうのが、あちこちにあります。鳥が増やすんでしょうね。果肉には芽を出しにくい成分があるとか。それで、鳥の腹を通ったものが芽を出すと言われます。






とうがらしの魔よけ

2005年11月17日 | Weblog
dachi村のhachiさんに教わって、とうがらしで魔よけを作りました。慣れない仕事ですので、hachiさんのように上手には作れませんでした。

hachiさんのサイトにある唐辛子の魔よけの写真を印刷して、それを手本に作りました。試行錯誤でやりました。作ってはほどき、半ばできたところで、唐辛子が落っこちたり、猫が藁にじゃれてバラバラになってしまったりと、難しかったのですが、何とかある程度の形になりました。いくぶん魔よけにはなるでしょうか。さっそく玄関脇に下げました。

収穫

2005年11月16日 | Weblog

 

いろいろなものが取れていますが、その一部です。粒ものを少々並べてみました。少々と言っても、私は大量に作って出荷する訳ではありませんので、少々で足りるわけです。沢山つくると種まき・植え付けと、取り入れが大変ですし、もっと大変なのはそれをどう食べ尽くすかです。



手前から、粒ものではありませんが、ヤツガシラのごく一部、上左はひまわり(鶏の餌)、その隣がふじまめのさや、隣がふじまめの実、上に行き左の袋がキビ、その隣二つ青とオレンジの袋がモロコシです。左上の紙袋はジャガイモの残り。

キビやモロコシは、面倒なので袋のままで日干しをしています。袋を振って中身を移動させているのですが、まずいかな?

ふじまめについては、次のサイトに出ていました。
http://www.vegefund.com/panfu/ingen/ingen.htm

これによると、関西では「ふじまめ」のことを「いんげん」と呼んでいるそうです。所変われば、呼び名もいろいろですね。「うなぎ」は「まむし」で「まむし」は「へび」の一種となるんですから、すると関西では蛇のまむしは何というのか。   分からない。




里芋掘り

2005年11月15日 | Weblog


里芋を掘りました。ほぼ30mを一列ですから、おそらく食べきれないかなと思われる作ってしまいました。ヤツガシラです。

それで、がんばって芋あなを二つ掘ってしまいました。なにやら、人の顔のお面のように見えますが、右側が大きめの穴。左は小出しできるようにと小さな穴にしました。

                  ディジカメで撮ると土が灰のように白っぽく撮れてしまい
                  
ます。どうしてなのかわかりません。実際は黒い土です。



ところが、いざ掘ってみると小さな穴に全部入ってしまいました。慣れないと、こういうことになります。それで、左の大きめの穴は、トマトなどの柄(がら)を始末するのに、ちょうど良いとばかり、いわゆるゴミ捨て穴のようになってしまいました。穴は無駄にはなりませんでした。それに私のカロリー消費に大いに役立ったのです。

穴の大きさが分かるように、縁に藁の目印を埋め込みました。そして、芋がらはつるして乾燥。これからはけんちん汁の季節です。美味しい芋がらの入ったけんちんは最高です。



しいたけ

2005年11月14日 | Weblog

しいたけが出始めました。自然に出るままにしていますので、出てから乾燥が続くと、このまま固くなってしまいます。また、冷え込みすぎてもうまくいきません。できれば、多少は気温が下がっても、下がりすぎず乾燥すぎずに行けば、あとからも出てくるのですが、自然任せです。

ハウスに持ち込んで水をかければ良いでしょうが、後からあとからでてきても食べきれないので、これ以上のことはしません。そのせいか、ホダ木の疲れはありません。ハウス栽培のものより、少し長持ちしていると思います。


ホオズキ

2005年11月13日 | Weblog


夏に草刈りをしたときに、林のへりにホオズキがあったのは知っていたのですが、先日また草刈りをしたときも、草むらの中で健気に生きていました。おまけに、たくさん苗があったと見えて、あちこちに赤い実をつけていました。


         すこし広い範囲に散らばるようにありました。これはごく一部です。


実を押してみたところ、中身は虫に食べられずにちゃんとありました。こんなところで、もし忘れてしまって、除草剤などかけてしまうと可哀想なので、2、3本とってきて発泡スチロールの箱に植えてみました。今ごろ植え替えて良いものかどうか分かりませんが、うまくついたら見つけもの。赤い実があざやかできれいです。



うまく行ったら、来春は植木鉢に移そうかと思います。ちょっとした楽しみです。しかし、それにしてもどうしてこんな所にホオズキがあったのか、捨てられたものの子孫が生き残っていたんでしょうね。

 


別な収穫

2005年11月12日 | Weblog
収穫は、取りいれたそのものを食べるという栽培本来の作業と、来年のための種をとるという作業があります。葉を食べるものについては、普通は葉そのものは種になりません。実を食べるものは、通常は果肉は食べ物で、果肉に包まれているコアにあたるものが種になります。もっともこういうものは、例外が多くあるとは思いますが。麦や米などは、採り入れたものを食べることと同時にその採り入れたものそのものが種になる部類です。そのほかには、茎を食べるものとか根を食べるものなど、食べ方にもいろいろあり、種の出来ないさくもつなどがあり、子孫を残す方法などもいろいろあります。

今年はオクラを私たちとしては多く作ったと思っていますが、食べたのはそう多くはありませんでした。まだ百姓に慣れていないせいか、私の場合は力仕事が中心になり、作ることはやるが収穫に弱いタイプと言えます。家内は勤めにでますので、そう多くは畑まわりはできません。オクラは採り入れのタイミングが難しい作物と思いました。

オクラは生長が比較的はやくて、すぐに大きくなり、さやが固くなってしまいます。なので、いつも反省ばかりで、結局はあまり食べられませんでした。私はオクラは好きな食べ物なので、もっと時間の配分を考え、朝のうちに畑を一回りして、収穫できるものはサッサと採り入れるということをしないと、結局は無駄な作物つくりばかりしていることになるわけです。

そんなわけで、来年はうまくできるかどうか分かりませんが、とりあえずオクラの種をとることにしました。大きくなったオクラはいくらでもあったので、いくつかを取って、乾燥しています。さやの中には米粒くらいの円い黒い種があります。これをまた、来年まいてつくってみようと思っています。そんなこんなで、今年のオクラは別な意味の収穫になってしまいました。


シイタケが一気に

2005年11月10日 | Weblog


シイタケが出てきました。今はホダ木が少なくなってしまったので、あまり沢山はとれなくなりましたが、これくらいでもうもてあますくらいです。まだ小さいのがホダ木に残っています。



今年の春にコマを入れたので、あと2年後には確実にもう少し多くとれると思います。シイタケの出る量は、購入するときのコマの数で決まります。

ホダ木は切りようですので、コマに合わせてクヌギやナラを」伐採します。しかし、大きな木は昨年の暮れに伐採してもらったので、しばらくはホダ木はとれません。今年の春に打ち込んだ木が駄目になるころは、もう少しで十分な太さになるものを伐採できるくらいになる予定です。それは植林したものです。この計画を誤ると、しばらくシイタケの栽培はできないことになってしまいます。

シイタケを出荷している人は、ハウスの中に入れて、水分を十分に補給して、年中生えるようにしています。そういう場合にはホダ木が早く腐ります。私は、その必要がないので、自然にまかせています。いつもあると飽きますから。




牛タンをいただきました

2005年11月09日 | Weblog




牛タンをいただきました。久しぶりにしっかりと味わいながら食べました。独特の歯触り。好みのスパイスが効いています。とても美味しかったですねぇ。

「ムー。今回は牛勝った~~~。」

          (^o^)   (^_^)   (^^)   (*^_^*)   (^^)/   (o^∇^)o


あきのうた

2005年11月08日 | Weblog

       おく山に紅葉ふみわけ鳴しかの 聲きくときそ秋はかなしき  猿丸大夫

       さひしさに宿をたち出てなかむれは いつくもおなし秋の夕暮  良暹法師
                                           (りょうぜんほうし)

  

                    山辺の道から見た大和の平野


        月みれは千々にものこそかなしけれ 我身ひとつの秋にはあらねと 大江千里

        みよし野ゝ山の秋風さよ更て 故郷さむくころもうつ也  参議雅経

                      奈良  大神神社(おおみわじんじゃ)

        夕されは門田のいなは音つれて 芦のまろやにあき風そふく  大納言経信

        しみじみと人の命の儚(はかな)さを 秋訪れて思う夕暮れ  西行法師

                           東大寺

        見わたせば花も紅葉もなかりけり 浦のとま屋の秋の夕暮  藤原定家

        心なき身にも哀れは知られけり しぎ立つ沢の秋の夕暮  西行法師

        さびしさはその色としも なかりけり 真木(まき)立つ山の秋の夕暮れ  寂蓮法師

 

                《写真は、昨年の秋に奈良に旅行をしたときに撮影したものです》

 

 


クヌギの苗

2005年11月07日 | Weblog


我が家にはブナはありません。この周辺にもありません。林はたいていは、杉・檜・クヌギ・ナラ・松です。その主人たる木々の間に、いろいろな雑木が生えています。その他には竹林があちこちにあります。しかし、これは用途が無くなったので、せいぜいタケノコを食べるくらいですから、減っています。特に真竹は少なくなりました。私は、その真竹はフルに利用しています。豆の手などには便利です。ただで手に入るので、冬の間に伐採しておいて、太さとの加減を見ながら、いろいろな長さに切っておきます。

私の家の裏は一部が林になっています。林のとなりに草地があります。そこにクヌギのドングリが落ちて、大きな木になりました。その大きな木からたくさんのドングリが落ちて、足もとにはクヌギの苗があちこちに出ています。

                    円内に苗があるのですが、、、、、

この草地をきれいに刈ってしまうと、その苗も刈り取ってしまいます。それでも根が残っていれば、何割かはまた生えてきます。毎年刈り取られると、株が大きくなりますから、上に出ている部分は、いかにも苗のように見えるので、移植しようかと思っても、よく調べないで掘り始めると、とんでもない大きな株になっているので、辞めにすることがあります。

そういうことの無いようにと、この場所はあまり草を刈らないことにしていますが、あまりにも草の勢力がすごいので、抜き始めました。そしたら、だんだん苗の姿が目立つようになってきました。

作業を始めると、もっときれいにしたいという意欲がわいてきて、腐りかけた落ち葉なども一緒に取り除き始めたのですが、まだ芽を出していない、今年落ちたドングリがでてきたり、おまけにカブト虫がここで卵を産んだのか、幼虫まででてきました。



「こりゃぁとんだ邪魔をしてしまった。」と思ったので、その場所はそっとしておいて、幼虫の上には草や落ち葉などをかけてやりました。

いろいろな生態系が、こんな小さな場所でも見られます。そっとしておいてやった方が良い所も見受けられるので、その場所はもういじらないことにしました。来年あたりは、少し大きな苗をくぬぎ山のクヌギが出なくなったところに移植してやろうと思っています。