秋の午後

2010年10月15日 | Weblog
 気のあった人たちなら逢って話をするのは、とても楽しいことです。今日は、とある機関に所属しているところの機関紙の編集会議があって、5人ほど集まりました。やっと、そういうものに参加できるほどに回復しました。いろいろな世間話が聞けて気晴らしになりました。

 ほぼ、午前中で仕事は終わったのですが、帰り道にどこかで道草という手もあったのですが、このところ何をしたらよいのか分からなくなってしまったので、ちょっと店に寄って必要なものを買っただけで、帰ってきてしまいました。その点では、まだ本格的な回復はしていません。しかし、田舎のきれいな風景の中を走ることが出来て気持ちの浄化ができたような気がします。


 

 小松菜が芽をだしました。小さいうちは、なんの芽だかわからないです。畝ごとに、蒔いた順序を覚えていないと、しばらくは何だったかわからないままでいることになります。


 

 普通のかぼちゃなのですが、色がこんなふうに出たのでめずらしくて撮ってみました。同じ蔓でもほかのはこういうオレンジの模様はついていません。なにやら、世界地図を思い浮かべるような模様。名づけて地球儀かぼちゃ。


 

 裏の工事現場は、いよいよ本格的に基礎のパイプを入れる作業がはじまりました。資材が届くのが遅れて、しばらくはあまり進んでいませんでした。ちょっとうるさいですが、今までが静かすぎたので、そのうるささも賑わいがあった方が、こちらも元気付くかなという程度です。考えてみりゃ、家の裏だからあまりうるさくないんですね。前だったら大変だったかなと思いました。


 


     廃 句

        秋の午後 静かに時は 流れけり
        秋の午後 静かに日輪 傾けり
        秋の午後 青空高く 白い雲
        秋の午後 室内楽の 曲流れ
        秋の午後 木の葉いちまい 落ちにけり
        秋の午後 猫のあくびに ついつられ
        秋の午後 掃き溜め散らす 烏骨鶏


おうまがとき

2010年10月14日 | Weblog
 「 おうまがとき 」 という時間帯があります。逢魔時と書きます。魔物に会うかも知れない時間ですね。あるいは、大禍時と書いて、災いに会うかも知れない時。夕方の薄暗いとき、つまりたそがれどきを言うそうです。辞書には 「 大きな災いの起こりがちな時刻の意から 」 という説明があります。車を運転している時など、昼間の明るい状態に慣れた目から夜の目に変わる中間で、事故など起こしやすい時間です。

 

 今日のブログの更新は、そんな時間に始まりました。部屋の電気をつけようかな、まだ早いかなと思っていたらすぐに立ち上がって転倒じゃない、店頭でもなく、点灯する暗さになってしまいました。魔物はでませんでした。が、「セイキョーです。宣伝に来ました。」 なんていう邪魔が入りました。あ、これも 「 魔 」 という字を書きますね。魔に逢っちゃったんだ。


 

 インゲンの花が咲いています。なんか、今年はいろいろな野菜がいつ出来るのか、タイミングが分からなくなってしまいました。とにかく上の方は花が咲いています。高く伸びた苗もあるし、まだ数十センチのところで、「 お前何やってんの?」 と聞きたい気持ちになるような小さい苗もあり、まちまちです。


 

 下の方では、なんとか豆になっていました。大きいのはこの苗だけです。インゲンじゃなくって、なんとなくイイカゲンという感じ。


 
        

 ジャズを紹介してくださいというリクエストがありましたので、ポピュラーなものを一つ。デオダートと言う人の「ツァラストラかく語りき」というタイトルの曲です。ずいぶん前ですが、かなり流行りました。エルビス・プレスリーなどはステージに登場するときに使っていたとか。何年経っても、聞いてみると新鮮さを感じます。ジャズもいろいろなものがありますので、ファンの中にはこういうタイプのものは好まない人もいます。

 なお、ツァラストラというのは拝火教のゾロアスターのことです。「ツァラストラかく語りき」 はニーチェという人の書いた本のタイトルです。この曲はクラシックの作曲家 リヒャルト・シュトラウスの書いたメロディーに基づいています。クラシックの方では映画 「 2001年宇宙の旅 」 のテーマに使われました。 http://www.youtube.com/watch?v=cWnmCu3U09w


 
 




ジャマ

2010年10月13日 | Weblog
 さて、ブログの更新でもしようかと思って、パソコンに電源を入れ、goo を呼び出して始めようとしたとたん、用事ができてしまいました。ひと通り終わったので、それじゃと構えた途端、玄関のチャイムがピンポーーーーン。 ・・・・・ ありゃーーーっ。そして、お客さんはなかなか帰ってくれない。その間に、かけっぱなしにしておいたピエール・フルニエ演奏のハイドンのチェロ協奏曲はどんどん進んで行ってしまいました。

                                     

 家にいると、何かやろうとした途端にこういうことが起こりがちなんですよ。若い頃もレコードに針を落としたとたんに用事ができてしまうなんてことがよくありましたっけ。

 困るのは、今ちょっと手が離せないというときに、どっかのセールスの電話などが入る時です。 「 お忙しいところ、大変ご迷惑をおかけしますが、こちらは〇×△☐と申します。只今、株がたいへんお買い求め易くなってきておりまして・・・・ 」 なんて来た日には、まったく腹立たしい。電話ですから、どんな用件か分からないので受話器を取らないわけにもいかず。

 そんな時、こんどは相手の話など一切聞かずに、いきなり暗い声で何かの呪文らしきものを唱え、「 あなたの身の回りにご用心、近いうちによくないことが起こりいます。この三日間に特にご注意を 。ナムムカラタンノトラヤアヤア 」 なんて返事をしてやってみようかな、なんて思うことがありますよ。まだやったことがありませんけど。邪魔をした相手は背筋がゾーっとしたりして。


  

 ホウレンソウの芽がでました。冬はホウレンソウが無いと困ります。おいしいですからね。緑色が濃くて栄養もありそう。いや、あります。


 

 モンシロチョウの幼虫にやられながらも、なんとかキャベツが出来て来ました。芽がでて喜んで、虫に食べられ悩み、虫取り網など持ち出したのですが、所詮取りきれるものでもなし。そんな私を見た人に、あの人はなんかおかしくなったのかななんて思われたして。

 変に思われるからというわけではないのですが、取りきれないのであきらめてしまいましたが、うまく丸まってくれました。丸く納まりました。



 

 あまりにも騒がれたので、遅ればせながら読んでみました。だいぶ長いお話でした。どちらかと言うと私の好みには合いませんでした。

 彼の作品はこれと、 「 ノルウェイの森 」 「 海辺のカフカ 」 「 ねじまき鳥クロニクル 」 と全部で四作読んでみましたが、私には 「 ねじまき鳥・・・ 」 が一番面白く感じました。


 


    廃 句

        結局は 二度聞くことに 協奏曲
        幸いに 電話の邪魔は 無かったわい
        十月の 半ばと云うのに この暑さ
        いつまでも 蚊に足元を 攻められて
        ひと仕事 まるで夏のよに 汗だくに
        雨あがる 草の産毛が ぞっくりと
        草産毛 背筋がゾーっ  ヒャーこわい
        



 

那須

2010年10月12日 | Weblog
  天気は安定しません。猛暑でないこと、厳寒でないことを良しとしています。10月の半ばですから、あたりまえのことですけど。天気もそうですが、世界情勢も、国内の政治も経済も国民の生活も安定しません。安定しないと言うどころか、荒れに荒れっぱなし。これは良しとすることは絶対にできません。ぜひぜひ早く絶対に良しという状態になって欲しいです。


 

  看護婦さんはナース。おいしいのは秋ナス。しかし今日は、とてもおいしい那須に行ってきました。あいにくの天気でしたが、ほとんど降らなかったので良かったです。ホテルの13階のレストランからの眺めです。御用邸はどのあたりか。雲がかかっていて見晴らしがいまいちだったのがちょっと残念。もう少し経てば、この広葉樹林が紅葉するわけです。それが見たいです。


 

  レストランで妹夫妻に食事をごちそうになりました。すごく良いところです。食事は、かなり長い時間かかりました。景色は良いし、とてもおいしかったです。

 とてもリッチな気分になれました。しかし財布は役に立ちもしないカードで膨れ。肝心のものはぺちゃんこ。そんなこと忘れよう。明日があるさ http://www.youtube.com/watch?v=kG_0LZD6W5w 。


 

  レストランがあるのは、ホテルエピナール那須  というところです。東京から直行のバスがあるとか。中にはプールやいろいろな施設があるようでした。

  那須まではほとんどの行程は高速道路です。とても行きやすくなりました。今日はとても良い日でした。

  この頃は畑の仕事はほとんどほったらかしです。特に何もないし。せいぜい、夏野菜の片づけくらいです。今は、仕事に追いかけられてばかりなので、それもつまらないですから、あまりいろいろと作らなくなりましたので、すぐに終わります。


 

 
      廃 句

         廃句とは いまここですぐ 作るもの
         用意した 句などひとつも ござんせん
         虫の声 聞きつ頭の 体操を
         月をみて 聞く虫の声 ぜいたくな
         今でしか 聞けぬ歌声 虫の声
         蝉の歌 すでに今年は おしまいに
         二時間の 軽いドライブ おいしいね
         





コバケンのはなし

2010年10月11日 | Weblog
 秋晴れの良い日になったのですが、まるで夏のような日になってしまいました。気温が26℃ありました。気象台の発表では27℃と言っていました。

 ですが、今はとても良い季節ですね。春は寒い日が多く、暖かい日は少なく、暑くなってしまいます。秋は最初は暑いのですが、良い期間が春からくらべると、はるかに長い気がします。

 今日の午後は指揮者のお話を聞きに行ってきました。ハンガリーのオーケストラを長い間にわたって指揮をし、音楽監督まで務めたというコバケンの愛称で知られる、小林研一郎という指揮者の話です。彼は、今年の春の頃でしたか、障害者をオーケストラの中に入れて一緒に演奏をさせるという企画を組んで成功しました。NHKで放送しましたが、その時には大いに感動しました。


 
                                               盲導犬に注目


 彼の実の妹さんも出演して歌を歌ってくれました。妹さんは、私の町にある水戸三高 ( 水戸第三高等学校 : 音楽科があります ) という高校で先生をしていました。

 彼の生い立ちから始まって、指揮者のコンクールで優勝したこと。それからの話などを、交響曲のさまざまなフレーズなどピアノを弾き、自分で歌いながら話をしてくれました。指揮者は普通は黙ってステージに立ち、聴衆に背中を向けて指揮棒を振って黙って帰って行くわけですが、彼の生の声、生の演奏、体験談が聞けました。めずらしいことです。


 
 
 日本のオーケストラは外人の指揮者に占められていて、入りこめなかったとか。アムステルダムでの実況放送で、テノール歌手が欠席してしまって、どうしようか困ってしまったが、聴衆からの強い要望があり、演奏をしてしまった。テノールの部分がどうしても必要な時に、彼自身が歌ってしまって、盛況のうちに演奏が終了できたとか。

 ハンガリーの指揮者のコンクールに応募しようとした時は、締め切りの三日後だったとか。友達の叔父さんが大使を務めていたので、何とか滑り込ませていただいたという話。指揮者のコンクールは年齢制限があって30歳まで。それ以上の年齢の人を受け付けてくれるのは、そのコンクールだけで資格は35歳までだったとか。彼はその時に34歳。ラストチャンスですね。

 コンクールではものすごく大変な課題を与えられ、とてもこれではやりこなせないと思っていたが、幸運の女神に助けられ、抜群の点数で優勝できたとか。そのいきさつをこまごまと、休憩時間になっても話し続けたりして、とても観客のなかに溶け込んで、親切に話をしてくれました。彼の人柄がよくわかりました。さすがすばらしい人です。



                                          小林研一郎と妹さん
 
 そのコンクールではオーケストラに好かれ、良い演奏をしてくれたと言っていました。そして、やがてはそのハンガリーのオーケストラで、マーラー ( 1860年~1911年 ) という作曲家以来空席になっていた音楽監督になったとか。話し方を聞いていて、彼はもちろん心が優しいことは確かなのでしょうが、まず第一に人が好きなんだなと感じました。友達から誘われて行ったのですが、これはとても良い経験をしました。

 また、あの有名な小澤征爾もブザンソンというところでのコンクールへの申し込みが遅れ、やはり大使館に願い出て受け入れられ、優勝をしてしまったというところなどが似ていると思いました。


 


        廃 句

             最近に 無かった刺激 受けました
             背中しか 見せない指揮者 前見せた
             聞いたぞえ 指揮者の声・歌 ピアノまで
             音楽の 裏話など たまに良し
             秋晴れの 良い日だけれど 暑すぎた
             今宵また 三日月・虫の音 善き時ぞ
             天高く 空腹我慢 ああ辛し


あき

2010年10月10日 | Weblog
昨日の歩く会の日程ですが、説明が足りなかったので、今日も続いてそのお話からです。

  私たちの頃は汽車で先方に行ってお昼を食べてから歩きだします。ひと晩じゅう歩いて、午前4時頃から一時間休憩をし、そこから母校まではクラスごとに行列で歩くのではなくて競争になります。大体は運動部が上位を占めます。先生もほとんどが一緒に歩きます。長距離なので、歩くのはものすごく大変ですが、楽しいし苦労は忘れません。

  「 夜のピクニック 」 の作者は卒業生です。自分でもしっかり歩いたはず。若いので、私たちの歩いたコースではないでしょう。


 

  雨は午後2時頃までは降っていました。ずいぶん降りました。つくばいは別に水を汲んでこなくても、自然にいっぱいになっています。

  雑草は、今は一生懸命種作りをしています。遅く生えたものは、まだ小さいのに種が出来ています。それが雑草の特徴ですね。


 

  さつま芋の海です。この中に三種類のさつま芋が育っています。今年は量をかなり減らしました。干し芋は出来ることが分かったので、まあ適当に作れば良いという気持ちになりました。

  秋も早い頃に掘って食べて見ましたが、水っぽくておいしくなかったです。形はできていましたが、やっぱりこういうものはじっくりと育てた方が味にこくが出て良いんでしょうね。


 

  動くとかなり汗がでるのですが、やっぱり秋ですね。これは柿の落ち葉ですが、かなり落ちています。虫や植物は季節に敏感です。



 

  シソも種作りをしています。これは種を取って来年特別に蒔くなんてことはしたことがありません。その辺に自然に出て来ます。ソーメンなどにしたときに、突っかけをはいてチョイチョイと二三枚葉を取ってきます。


 


      廃 句

           秋になり 手足がやたら かゆいこと            蚊
           雑草の 実の多いこと 豊作だ
           広告じゃ エンタメ小説 多いこと   
           先人の 知恵生き方を 学ぶべし              積み重ねの歴史
           もの作り やっていけない 時代かな
           CO なかなか減らない 減らせない           大国のわがまま
           約束じゃ 就職優先では なかったか            その後どうなったの?   
           マスコミは そこをどうして 攻めないの








歩く会が通る

2010年10月09日 | Weblog

 今日は土曜日ですが、バイクの群団は来ませんでした。一匹狼のバイクも通りません。天気が悪いからですね。しずかな休日は崩れた天気がもたらしてくれました。

 

 朝は、降っているのかな? と思われる程度だったのですが、午後になると本格的な降りになりました。これではバイクで楽しく、なんていう気分にはなれませんね。雨になると、さすが10月になりましたから、少し寒く感じます。


 

 犬が盛んに吠えるので、外を見ると畑の向こうの細い道を長い行列の高校生たちが歩いています。あ、これは歩く会だと思ってすぐにカメラを持ち出して撮りました。私の母校の歩く会です。クラスごとに幟旗を持って歩くのは変わっていないようです。

           

  「 夜のピクニック 」 という小説がありましたが、その小説に出てくる学校で実際に行われている「歩く会」がその 「 夜のピクニック 」 です。夜通し歩くので作者はそういうタイトルをつけたのでしょう。

 
           

 映画にもなりました。私も半世紀くらい前に、この行列の中に入って歩きました。その頃は交通事情がいまほど危険ではありませんでしたので、堂々と国道を長いながい隊列を組んで歩きました。ほぼ72~73kmくらいは歩いたのではないかと思います。もちろんその頃は県外 ( 福島県矢祭からのコース、次の年は栃木県小山から、次は福島県勿来から ) からでした。

 懐かしいですね~。しばらく見ていましたよ。自分の若い頃を重ねたりして。猫は興奮して、背中を低くしたりして、庭を行ったり来たりしていました。何かざわめきを感じていたんでしょうね。


 


     廃 句

        きょうはしも おもわず昔に 若返り
        ひと晩じゅう よくまた歩き 通せたわい
        雨の日は 家で静かに 書にむかい
        歩く会 今頃どこまで 行ったやら            雨の中を
        書を読めば いつの間にやら 夢世界
        猛烈な 睡魔とバトルの 日であった
        昨日の 青空今日は 鉛色 
        






若いお客さん

2010年10月08日 | Weblog
 いつも更新する時間にお客さんが来ていたり、そのあとにウォーキングをしたりしていたので、更新する時間が遅くなってしまいました。近くの若い人が、ときどき来ます。今日はお茶を飲みながら、しばらくおしゃべりをして行ってくれました。 あまり刺激のない生活をしていますので、いろいろと教わることがありました。大体は農業の話です。しかし、今の農業の話を聞いているとすごいと思いました。

 野菜は工場で作るなんてのをテレビでやることがありますが、今は農家でもまるで工場と同じと思われるような栽培をしている人があっちにもこっちにもいるようです。ハウスの温度の管理はコンピューター制御だそうです。 パソコンが温度を管理していて、暑すぎたり寒くなってきたりすると、自動的に窓があいたり閉じたり、寒冷紗のようなものが自動的に広がって覆いをしてしまうとか。そのほか、いろいろと面白い話を聞かせてくれました。


 

 良い日でした。撮ったときには雲がこのとおりだったのですが、どんどん晴れていって、それならということで布団を思い切り干しましたよ。予報では雲の多い天気になるでしょうということだったのですが、ところがどっこい良い秋晴れの日になりました。なるほど、空がこんなに秋なんですから、腹もへるわけです。


 

 垣根を選定していたら、こんな土の団子を見つけました。何か、生き物が作ったに間違いないです。なんだろうと思っていたのですが、ついつい仕事に夢中になって二三日忘れてしまっていました。たぶん土蜂の類の幼虫が入っているのだと思います。それにしても、団子の大きさは直径がピンポン玉の二倍くらいの大きさがありましたね。


  

 植えた時には、ほんとにしおれてしまって、毎日水かけをやっていたのですが、その後しっかりと立ち上がり、いまはこれくらいに丸まってきました。これで、あとはヨトウムシにでもやられなければ大丈夫です。助かりました。とりあえずはひと安心。ちょっと心配させたから、きっとおいしさは倍増しでしょうね。


 


   廃 句

      成長が 停滞をして 落ち着きぬ           公害などでは
      しかしまあ これじゃ国内 もぬけの殻        企業の海外移転
      空洞化 旧市内だけじゃ なかったね
      恐るるは 人の心の 空洞化
      エンタメは 円貯めのことと 思いきや        エンターテインメント(娯楽)
      天高く 腹へり、ちからが 出ないんだわい
      国会も つまらんところで 時間取り          レベルが・・・・      





レアもの

2010年10月07日 | Weblog
 10月も、もう一週間経ちました。だからと言って、何もできませんが。強い綱をどっかに引っかけて、時間が過ぎていくのを止めることなど出来ないし。
 何もできなかったのに、あるいは何をしようとした訳でもないのに、何もしなかったことを悔やむより、何もしなくてよかったとか、何も起こらなくてよかったと思った方が気楽にすごせます。

 レアメタルとかレアアースとか、なんかとんでもないものが珍重されているそうです。レアですから、あまり無いということに。無いからひっぱりだこになる。一人占めして一人勝ちしたい所があるようですから、そんなレアなものを使わずに代用品を探し出すとか作りだした方が、あるいは使わずに同じものが、あるいはもっと良いものが作れるようになるかもしれません。

 

 その技術を高めた方が将来良いでしょうね。私は素人ですから、勝手なことが言えます。ああ、素人というのは気楽でいいものだ。いろいろなことを 「 知ろうっと 」 なんちゃって。それにしても、またノーベル賞の受賞者が二人も出たとはすばらしい。最近は良いニュースがなかったので、しばらくは酔いニュース、つまり気持を少しでも酔わせてくれそうな良い知らせです。


 

 庭をいちばん楽しんでいるのは、猫かも知れません。地形が複雑であれば、それだけ 「さっきはあっちでゆっくりしたから、こんどはこっちにするか。」 と、楽しむ場所が多くなるというものです。


 

 こんなところから木の芽がでてきました。隙間に土埃がたまり、そこに飛ばされてきた種は、ここが運命の場所です。この木は上がありません。つまり枯れ木です。土台が倒れたらこの木もおしまいになります。


 



     廃 句

        飛行機で  行きたい中世 ヨーロッパ
        それは無理? それなら本の 中で良い
        レアメタル レアアースとか レアチーズ
        化学者は ノーベル賞で 勇気(有機)づき
        いま頃が いちばん気温に 文句なし
        涼風に 乗って来たきた 赤トンボ
        思いつき なんかで政治 やらないで



おだがけ

2010年10月06日 | Weblog


 今のところは、秋らしく落ち着いた天気になっています。何かと助かります。政治も経済も安定してくれるともっと良いのですが。ですが、安定は降下につながりますので、右肩上がりを期待したいですね。

 とりあえず少し勾配を急にしてもらって、それからゆるくしていければ。なんて、これはまったく取らぬ狸のなんとやらと同じ発想ですが、まあ希望ですからね。

  

 私の地域で行われている稲の天日干しの形です。これを おだがけ と言っています。木で作った部分を おだ と言います。地方の言葉です。調べたところ、標準語と行ったら良いのかどうかは分かりませんが、全国的に多くの地域でいわれている名前は はさがけ と言うらしいです。

 たびたびリンクがあって煩わしいのですが、http://www12.ocn.ne.jp/~zakkura/dejikame.htm に、いろいろな形の はさがけ の写真があります。私の地域の おだがけ は、これは一段ですが、この上に数段稲を架ける方法があります。

 

 その隣の畑を見たらそばの花が満開でしたので、ついこれも写真に撮りました。私の町内ではほとんど見かけませんが、やや山が近くなってきたかなと思われる地域からそば畑は多くなってきます。

 私もそば作りをやってみようかなと思って種をまいたことがありましたが、その年に雹が降って、ほとんど全滅してしまいました。その後は、これを刈り取って実を取り、乾燥・製粉という段階を考えると、手間ばかりかかってしまうという気持ちが強くなり、意欲は失せました。それ以来、もっぱら食べる側に回っています。


     

 NHKの朝のドラマに使われているテーマ曲は、あちこちで調べられるようですが、ヒロインたちが学校の吹奏楽団で練習している曲名は何だろうと思っている方がいると思います。

 その曲はエルガーと言う作曲家の「威風堂々」と言う曲です。またリンクになってしまいますが、 http://www.youtube.com/watch?v=NFER53amy2o や http://www.youtube.com/watch?v=3XVFttMYdLg などで聞くことができますので、一度鑑賞してみてください。


 


  廃 句

     今宵また ひとときは 虫の声                毎晩鑑賞してます
     病院は 読書に最適 たまに良し              落ち着いて読めます
     外来の 患者の多寡は 気にもせず
     気の毒な 人の数の 多いこと
     わが身こそ その一人なの 忘れてる
     他人(ひと)のこと 心配している 場合かえ
     今日もまた いろんな事件 起きてるなあ
     
 


コニシキソウ

2010年10月05日 | Weblog


 10月だと言うのに、この暑さは何なんでしょうか。朝から一日中暑かったです。何かの間違いなんでしょうね。気候も人も狂っている。

 というような言い方をすると、自分だけが狂っていないように聞こえるかも知れません。ほかの何かのことを狂っていると言う時には、間違いなく自分は狂っていないと思っています。

 その半面、「俺は酔っぱらってない 」 なんて人はたいてい酔っぱらっているから面白いです。

 
 
 
 今年の雑草の特徴はこれです。コニシキソウというのだそうですが、これがかなり勢いが良かったです。これは日照りに強いんですね。取ってもとってもまた生えて来ます。それも、ちょっと油断をすると、直径が20cmにも、あるいはひどいのになると30cm近くにも広がってしまいます。

 取ってもとっても、で思い出してしまいました。「外に出るときとんできて~ 追ってもおってもついてくる~。ポチはほんとにかわいいな~~

 また、コニシキソウなんていうと、「ひが~しぃ~、小錦ぃぃぃ~~ 」 なんて大相撲を思い出しちゃいそう。あの頃は良かった。


 

 それに引き換え、元気がかなり無かったのがこれ。山形県民が食べるというスベリヒユです。こういう、しょぼくれたのしか見つかりませんでした。茎にずいぶん水分を蓄える特徴があるようですが、今年の夏は蓄えようがなかったみたいです。

 
 

 こんなのが豊作で、どうしようもないですね。毎年豊作なんですよ。これは一年に一度食べれば良いくらいです。

 何かおいしく食べる方法があればいいんでしょうけどね。来た人に、持って行ってもらおうと思っても、あまり歓迎されませんね。食べ方を知らない人が多いです。


 

 この辞書は面白いです。今使っている言葉は昔はなんと言ったのでしょうか。という疑問にある程度答えてくれます。

 たとえば 「客」を引くと「まらうど(まろうど)、まれひと」などと書いてあります。故郷などはたくさんあります。「うぶすな(産土)、がう(ごう:郷)、くに、くにもと、在所、ふるさと、・・・・」

 小さな辞書ですので、見出しに出ている語数は多くはありませんが、それなりに楽しませてくれます。きちんとした、何巻にもなるような大きな辞書があると良いのですが。


 


   廃 句

     できるだけ 楽しいことが よいことと       医者に教えられました
     ときめきや わくわくなどは かなり良し
     涼風や 庭に聞こゆる 虫のこえ
     心地よい ほどの疲れに 虫のこえ
     何ごとも 無いのが良しと 思うべし       平和な証拠


 


セロリの再生

2010年10月04日 | Weblog


 また再びおなじみのお湿りです。夏の暑い晴の日が続いた時には、「おなじみ」 という気持ちは起きませんでしたが、涼しくなり過ごしやすくなると、気持ちにゆとりが出てきたせいか、そのような言葉が出るようになりました。

 そんなことを言っているうちに、それは人に対してもそうなのではないだろうかと、ふと思ってしまいました。激しい気持ちでついつい対してしまう人と、穏やかな気持ちで接することの出来る人に対しても、思いつく言葉は自ずと違うような気がします。


 

 ニンジン虫 (キアゲハの幼虫だそうです) に葉っぱを全部食べられてしまったセロリですが、見事再生しつつあるようです。根元から葉っぱが出て来ました。そんなことあり得るんですね。

 茎の色合いが、何となく黄色っぽくてトリミングをしたように感じますが、何もしていません。撮れたままの色合いです。

 野菜と言えども案外強いものですね。見捨てたものではありません。安心しました。いやあ、これはうれしいです。    (万歳三唱 ) とまあ、そんな気分です。


 

 こっちはこっちでまた、日照りで弱った葉に、芋虫が。これは何の幼虫なんでしょうか。こういうのは、みんな引き回しの上、獄門磔(はりつけ)ですよ。それにて一見落着。茎の棒だけになる前に見つけることが大切です。それにしても、何かどこかかわいそうに思わざるを得ない感じがします。


 

 芝生を刈りました。刈り払い機でやったので、虎刈りです。 少し伸びてくると分からなくなります。頭の方も伸びてくると分からなくなりますね。一番良いことは、仕上がりを気にしないことです。

 石の処とか、コンクリートの際は、金属の刃では互いに傷つけあってしまうので、刃を取り換えて紐のついたもので刈ります。石と石の間も刈り取れます。石は、あてずっぽうに置いたのですが、在るのと無いのとを比べると、かなり風景が違うことに気づきました。

 決して詳しくはないのですが、囲碁に似ているような。そこに一つ石を置いた場合と、それが無かったらの違いはかなり大きい場合がありますからね。が、ここにこんな風に置くより、別なところに、ある形で置いた方が良いというようなことがあり得ると思うのですが、それはどこが一番良いかは分かりません。

 
 


   廃 句

      そこにいた そんな存在で 居たいもの
      さてきょうは どんな廃句が 出るのやら
      さて今日も ここに座るまで 分からない
      舐められて それでも静かに 再生す
      舐められても 怒らず静かに 座るべし
      世の中にゃ いろんな害虫 居るものだ
      害虫も 生存権利 あるものを



いちおうはブドウです

2010年10月03日 | Weblog

 ものすごい数のオートバイの軍団が、深夜の高速道路を海の方に通過していきました。そして、今日の午後は北方向に戻って行ったようです。どこから来たのか。

 オートバイの音は迷惑です。何とかならないのでしょうか。本人たちは満足でしょうが、そうでない人にとっては迷惑千万。うるさいオートバイはオートバイバイ。


 

 きのうの夕焼けです。カラスは飛んでいません。この頃は、童謡が出来た頃と違っていますから歓迎しませんね。カラスも一緒にじゃなくて、カラスはどっかに飛んで行け~~です。

 夕焼けですから、方程式通りに今日は晴れました。雨は明日になるでしょうか。天気予報は見ていないので分かりません。


 

 ハウスの中のブドウが稔りました。手入れも何もしなかったので、つぶは小さいし、不揃いです。揃ったものを作るには、相当手間をかけないとだめなんでしょうね。袋などにはいれませんでした。というより、そういうことなどしていられない。しなければならないくらいなら作らない。

 小粒で種ありですから、食べるのは面倒です。が、実が生って食べられるというのは楽しいものです。入院していたり、そのあとの療養で剪定などできませんでしたから、蔓は先の方は地べたを這いまわっています。ブドウは意外に強いということが分かりました。

 なんか、わが家のつる性のものはみんな元気が良いです。


 

 昨日は出かけたので、今日は家で過ごしています。午前中は、土運びをしたり、野菜の種まきをしたり、50mほどの長さの垣根の剪定した枝の後片付けをしたりして汗を流したので、午後はゆっくりです。

 4枚組でベートーベンのピアノ協奏曲が1番から5番までと、バイオリン協奏曲に三重協奏曲とほかに一曲入っています。これを聞き始めました。やっぱりベートーベンは良い、に尽きます。素人なので、曲のことは言いたいのですけど、とやかく言えませんですが、とにかく感動です。

 
 

   廃 句

     コスモスの 風に吹かれて 赤とんぼ
     夏が過ぎ  世の中早く  コスモスに
     あちこちで 焚火のけむり 立ち上り
     月を愛で  虫の音楽しむ ゆとりかな
     赤とんぼ  風のおいしい 時になり
     


   補) コスモス = 秩序、調和    <=> カオス:混沌、無秩序









子しのびの森

2010年10月02日 | Weblog


 天高くなんとやらとありますが、円高くは困ります。それはともかく、二日間晴れてくれました。ちょっと古い情報ですが、昨夜の天気予報ではまた崩れるのだとか。西日本では今頃どうでしょうか。

 天気は西からと言いますから、今日の西は明日の東です。お天気は大事ですからね。それによって予定を変えることが多いですから。

 人の気持ちもお天気がうまく当てはまります。晴・雨・曇・嵐・・・・・。気持ちがくるくる変わるのを転気と言います。私の造語です。


 

 キュウリを取り払いました。焚火をしたあとの灰がたくさんあったので、それを振りまき、苦土石灰を振って耕しました。このあとはホウレンソウを予定しています。

 左となりにあるナスはまだまだ健在です。ナスはもっともっと長持ちしてほしいです。キュウリはちょうど飽きて来たころです。


 

 真偽のほどは分かりませんが、茨城県は栗の生産が日本一と言われます。その栗の生産地のメッカである笠間市の岩間(いわま)というところに行ってきました。栗まつりをやっていました。

 生栗ももちろん販売していましたが、栗の加工品もいろいろと売っていました。やっぱり食べるものは良いものです。みんなの顔は恵比須顔、善男善女でした。

 ついでに、この岩間というところは合気道のメッカです。http://www.city.kasama.lg.jp/kankou/05taiken/cnt/aikido.html

 

 実は、そこへ行くことが本命ではなくて、上の写真の所へ行くことが目的でした。ここは、やはり岩間の一部なのですが、先日読んだ 「更級日記」 に出てきた場所だと言われるところです。

 日記の作者の父親が常陸の国の国府 (今の石岡市) に赴任してきて、国内にある神社を参拝してまわっている時に、偶然来たところで名前を 「子しのびの森」 と言います。ここの地名は押辺(おしのべ)と言いますが、その地名を間違えたのか、あるいはわざとそのように呼んだのか。 この神社 (鹿島神社) のあたりだろうと言われているとか。


 

 その付近一帯は栗畑です。また川が流れていたと父親の手紙にあったそうですが、それはどの川かわかりませんが、ちかくに田んぼはありました。田があれば小川くらいはあります。

 1~2km離れたところには、やや大きな涸沼川が流れています。関東平野のただ中ですから、どこも平らでとても広いです。

 
   廃 句

     子しのびの 森にたたずみ 思いはるか
     常陸には 今も多くの 平地林
     古典読み 現地見に行き また楽し
     いまもなお さびしきところ この森は
     栗まんじゅう 栗羊羹に 栗おこわ
     
     


本日は晴天なり

2010年10月01日 | Weblog


 今日は、日立市にお住まいの方がお話に来てくださいました。しばらく刺激がなかったので、おしゃべりができて楽しかったです。

 やっと雨があがり、朝から良い天気になり、気分も爽快です。久しぶりに空いっぱいに青空を見ることができました。雨は十日に一度くらいでいいですね。単純に考えますと月に三度です。

 

 何かよいことがあったりする日のことをハレと言います。ですので、そういう特別な時に着る着物・服を晴れ着と言います。晴れの日は気持ちが良くて特別な日と考えればハレ(晴れ)なんでしょうね。

 余談ですが、何か行事などがありマイクを使う時に、テストのために 「本日は晴天なり。」 なんて言いますが、雨が降っていても 「晴天なり」  と言うことになっているそうです。これは何ででしょうね。願望がの気持ちからでしょうか。英語でもそう言うらしいです。むしろ英語から来たのだとか。


 

 カボチャと同じように、マイクロトマトも暴れまくっています。ほんの三株か四株植えただけなんですけど、このようになってしまいました。

 この下に、何かを植えてあったのですが、完全に隠れてしまい、何を植えたか忘れてしまいました。


 
 
 縦横比が違いますが、今度買ったカメラは顕微鏡というモードがついていて、接写が出来ます。1cmくらい近くまで寄って撮影ができるので、面白いです。これはセンブリです。これから白い花が咲いて、種ができます。


 

 
   廃 句

      作っては 壊す習いは 人の世か
      国交も あっと言う間に もろいもの
      改革は へたにやったら 滅茶苦茶じゃ
      パンドラの 箱の蓋が 開いたように
      今孔明 一人くらいは 居てほしい
      年俸を 独占するは まずいじゃない?      8億円の壟断
      さあやろう いったい何を するんだっけ?      すぐ忘れ


    補) 壟断(ろうだん)  : 利益を独り占めすること