今日は朝から大雨。でも春の雨は案外気持ちの良いモノで、カッパ着て走っておりますと何となく自然と一体化できたかのような錯覚が時折いたします。田圃には苗代の小トンネルがちらほら目につくようになってきましたし、そうこう言っている間に田植えの季節になるんでしょうね。
「夢使い」第5話。感想の前に言っても詮無い事ながら、どうして野球中継を延長したりするんでしょうね。私が子供の頃は延長放送なんてありませんでしたよ。当時試合終了まで放送してくれ、という要望が結構あったらしいとは聞いたことがありますが、当時からすれば、今はプロ野球の視聴率も大幅に目減りして、他の番組を犠牲にしてまで放送する価値もないでしょう。第一、延長したといっても結局試合終了まで放送できているわけでなし、中途半端な延長ならしないほうがマシだと私は思うのです。
……と、こんな事を書いてさては録画失敗したのか? と疑われそうですが、野球放送があることは前もって知っていたので、そこは難なく録画できました。念のため余分に時間をとって録画したので、いらない映像もたくさん入ってしまったのが気にくわないだけです。そういえば、この間何かのスポーツの延長放送で見たかった番組の録画を失敗した腹いせに、人骨をテレビ局に送りつけたなんていう事件がありましたけど、最近は自分の欲望に忠実な人が増えてるみたいですから、そのうち似たような事件がもっとエスカレートして発生したりするかもしれませんね。
と駄弁をふるうのはこれくらいにして、今日の放送はまずのっけからオープニング。テーマがない! うーん、あの歌割と気に入っていたので、それがないというのはちょっと肩すかしです。あとは絵がまた不安定な感じ。見ていてはらはらさせられます。ですが、お話は良かったと思います。死んでいると思っていた人が実は……というどんでん返しは結構好きですし、嫁と姑のいざこざというよくあるお話が、姑の二律背反的な欲望で生じてしまう悪夢という、ちょっとひねって見せたところが、好ましく思いました。
ただこのシリーズ通じて思うことですが、こんな誰しもがちょっとしたきっかけで抱くレベルの悩みや執着で、ぽんぽん現実世界を異界化してしまうような悪夢が生まれていては、今の世の中悪夢だらけになってしまうんじゃないでしょうか? 「夢使い」がわざわざ出てきて解決しなければならない悪夢にしては、陳腐すぎるような気がするのです。それと、必殺技の大安売りはもう気にするのを止めました。考えてみたら特撮モノや巨大ロボットアニメなどではワン・パターンな必殺技は当たり前ですし、これはそういう類のモノなのだろうと思えば気にもなりません、なんて嘘ですけど、まあしょうがないですね。
もう一つ気になったのは、この作品、これまでのところ、バッドエンドが多すぎます。解決した、と信じて軽妙な「漫才」を始める夢使い達とラストシーンの終わらない悪夢。夢使い達の苦労が結局何の解決にもつながっていないというむなしさが印象づけられます。人の心の問題はそう簡単には解決できないということなのでしょうか? それが悪いというわけではなく、私は「ウルトラQ」の「開けてくれ」なんて大好きでしたけど、こう立て続けに寝覚めの悪い展開が続くといい加減食傷気味になります。個人的にはこの辺でもう少し明るいカタルシスの味わえるお話を希望したいのですが、残り話数のうちでどれだけそんなお話があるのでしょうね。
「夢使い」第5話。感想の前に言っても詮無い事ながら、どうして野球中継を延長したりするんでしょうね。私が子供の頃は延長放送なんてありませんでしたよ。当時試合終了まで放送してくれ、という要望が結構あったらしいとは聞いたことがありますが、当時からすれば、今はプロ野球の視聴率も大幅に目減りして、他の番組を犠牲にしてまで放送する価値もないでしょう。第一、延長したといっても結局試合終了まで放送できているわけでなし、中途半端な延長ならしないほうがマシだと私は思うのです。
……と、こんな事を書いてさては録画失敗したのか? と疑われそうですが、野球放送があることは前もって知っていたので、そこは難なく録画できました。念のため余分に時間をとって録画したので、いらない映像もたくさん入ってしまったのが気にくわないだけです。そういえば、この間何かのスポーツの延長放送で見たかった番組の録画を失敗した腹いせに、人骨をテレビ局に送りつけたなんていう事件がありましたけど、最近は自分の欲望に忠実な人が増えてるみたいですから、そのうち似たような事件がもっとエスカレートして発生したりするかもしれませんね。
と駄弁をふるうのはこれくらいにして、今日の放送はまずのっけからオープニング。テーマがない! うーん、あの歌割と気に入っていたので、それがないというのはちょっと肩すかしです。あとは絵がまた不安定な感じ。見ていてはらはらさせられます。ですが、お話は良かったと思います。死んでいると思っていた人が実は……というどんでん返しは結構好きですし、嫁と姑のいざこざというよくあるお話が、姑の二律背反的な欲望で生じてしまう悪夢という、ちょっとひねって見せたところが、好ましく思いました。
ただこのシリーズ通じて思うことですが、こんな誰しもがちょっとしたきっかけで抱くレベルの悩みや執着で、ぽんぽん現実世界を異界化してしまうような悪夢が生まれていては、今の世の中悪夢だらけになってしまうんじゃないでしょうか? 「夢使い」がわざわざ出てきて解決しなければならない悪夢にしては、陳腐すぎるような気がするのです。それと、必殺技の大安売りはもう気にするのを止めました。考えてみたら特撮モノや巨大ロボットアニメなどではワン・パターンな必殺技は当たり前ですし、これはそういう類のモノなのだろうと思えば気にもなりません、なんて嘘ですけど、まあしょうがないですね。
もう一つ気になったのは、この作品、これまでのところ、バッドエンドが多すぎます。解決した、と信じて軽妙な「漫才」を始める夢使い達とラストシーンの終わらない悪夢。夢使い達の苦労が結局何の解決にもつながっていないというむなしさが印象づけられます。人の心の問題はそう簡単には解決できないということなのでしょうか? それが悪いというわけではなく、私は「ウルトラQ」の「開けてくれ」なんて大好きでしたけど、こう立て続けに寝覚めの悪い展開が続くといい加減食傷気味になります。個人的にはこの辺でもう少し明るいカタルシスの味わえるお話を希望したいのですが、残り話数のうちでどれだけそんなお話があるのでしょうね。