かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ウィニー遮断は駄目、理屈ではそうなのかも知れませんが……

2006-05-19 23:53:45 | Weblog
 いつ雨が降り出すかと一日待ちかまえていたら、結局帰りまで降らず、拍子抜けして家に辿り着いたところで、後輪がパンクしてしまいました。なにか踏んだような記憶も無し、暗がりでは外観でどこになにが刺さっているのかも見当が付かないので、調べるのは断念しました。さて、どうやって直したものか。一箇所のパンクなら大した事もないのですが、いつパンクしたのか気づかないまま乗っていたので、チューブの複数箇所が傷ついているかも知れず、そうなるとパンク修理よりもチューブ交換の方が安くつく可能性もあります。ふう、事故を警戒していると思わぬところで足をすくわれました。どうもこのところ乗り物にはついてないみたいです。
 
 ウィニーの利用を通信遮断で阻止しようとしていたプロバイダーの問い合わせに、総務省は駄目と指導したそうです。ウィニーによる通信かどうかを検知して遮断するかしないかを決める行為は、憲法の定める「通信の秘密」に抵触する恐れがある」からだそうです。確かに額面通り見れば総務省の言うとおりなのでしょうけど、トラフィックの大半が違法コピーデータであることは公然の事実で、通信の秘密がどうこう言うレベルとは異なる違法性がそこにはあるはずです。ウィニーばかり対象にしているかのようなプロバイダやマスコミの態度には不満がありますけど、そう言う違法行為によるネット資源の浪費に対しては、遮断という処置はそれなりに有効なようにも思えます。ようはそう言う事態を「通信の秘密」を規定する法律が想定してなかっただけで、これだけネット環境が日本全国を覆い尽くすかのように広がった今日に置いて、その程度のことすら想定した法整備が出来ていない、と言うことが一番の問題でしょう。
 でも、著作権というのも理解しがたい面があるのも確かで、私にとってもっとも気になるおかしな面としては、倒産等で関係者が離散し、連絡が取れなくなった人が持つ権利でも保護されると言うのが、理解出来ません。権利は権利として認めれば良いと思いますが、そんなどこにいるのかさえ判らない人のために過去の資産が有効に活用できないと言うのはどう考えてもおかしいと思います。そう、「ドリームハンター麗夢」がDVD化されないのは、そんな著作権法の変なところのせいと言ってよいでしょう。そんなものを手に入れるための手段としてP2Pがあるというなら、私はそれは許容しても良いのではないか、と思うことすらあります。是非通信関連の法律と共に、著作権についてもコンテンツの有効利用という視点で改正してもらいたいものです。

コメント
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