かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

日本人はどうしてこう「余裕」がないのでしょうね。

2006-05-26 23:43:32 | Weblog
 夏コミ用短編は一応最終推敲を終えました。でも、なんでこんなのに気づかなかったの? という大ポカが結構あとで見つかったりします。この先は、しばらく置いてから見直すか、誰か他の人に見てもらうくらいしか是正方法はありませんので、一旦小休止して熟成期間に入ります。来週くらいにもう一度眺め直して、直すところを直したら、それで完成です。

 さて、イギリス人というのは本当に面白い事をまじめに考える人達で、今度も大学教授が「卵が先かニワトリが先か」という古くからある命題を大まじめに検討し、答えを出したと公表したそうです。その話によると、卵が先だとと言う結論になるんだとか。何でも、最初にニワトリに進化した鳥は、最初から卵の中でニワトリの胚として存在していたに違いなく、その卵を別の種類の鳥が生んだとしても、中にニワトリが入っていたのだからそれはニワトリの卵で、よって卵の方が先であると結論できる、とのこと。この説に別の大学教授も支持を表明していると言うことも紹介されています。このこだわりときまじめさの中に漂うユーモア感覚というのはどうすれば培われるものなのでしょう? こういうことを考え、研究するヒトに大学教授の地位を与え、給料や研究費を提供するゆとりと懐の深さを、日本人はもっと真剣に学び取るべきだと思いました。

 もう一つイギリスの科学ネタで、物体を見えなくする素材の開発が可能、とする論文を、英米の科学者達が「サイエンス」に発表したのだとか。今風にハリーポッターの透明マント、と新聞には書いてありましたけど、昔から透明人間とか、姿が見えなくなる○○ という類のものはたくさんありましたので、ハリポタをネタにするあざとさが目についてしまいましたけど、内容はやっぱり大まじめで、ようはものが見えるというのは、その物体に当たった光が反射して、それが目で感知されるから「見える」のであって、光が物体で反射せず、迂回して進むように出来れば、その物体は見えなくなると言うのです。それには光の進む方向を制御できる特殊な微細構造を持つ複合素材の開発が必要で、成功したら軍事的にも応用が期待できると言うことで、米軍が支援しているのだとか。SFでいう光学迷彩なんてのは、こういうのをさすのでしょうか。

 でも、ロボットや透明人間まで「実用化」してしまったら、あと夢として残っているのは「タイムマシン」くらいでしょうか。あ、「どこでもドア」や「ワープエンジン」なんてのも、まだまだ実用化までは程遠い夢物語でした。そのうちどれか一つくらいは生きている内に実現して欲しいですが、4、50年くらいではちょっと無理でしょうか?

 
コメント
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