かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

政治の春は民主だけいつまでも冬のままなのでしょうか?

2007-03-01 23:18:56 | Weblog
 風邪薬が良く効いたのか、今日はどうもけだるいというか、眠たいような一日でした。お天気も、風こそ少し冷たさを覚えましたが、昨日の冬空はどこへやら、という風情のぽかぽか陽気。うとうと感もいや増しに増すというものです。その為かあまり風邪の症状も出ず、一日つつがなく過ごしました。それでも、大事をとって仕事を早々に切り上げ久々に定時で帰ることに。それで気づいたのですが、日が随分長くなったものですね。明るいうちに家路につくなんて、この間までたとえ定時でもありえなかったのですが、暖かいこともあって、本当に春の訪れを実感いたしました。

 さて、奈良県に続いて島根県でも民主党は知事候補の擁立を断念、地方ではまるで人気がないというのも困ったものですが、東京でも、一度は袖を振られた元宮城県知事が出馬に意欲を見せた途端、支援することを検討しているそうで、結局東京のような大都会でも自前の財布では勝負できないでいる様子なのがなんとも情けない限りです。2大政党制を目指し、野党第1党の地位を占める政党が、かくも勢いをなくしているのは、民主党を支持しているわけでもない私から見ても、なんとも歯がゆいばかりです。いつも勝ち目が無いのに必ず候補を立ててくる共産党の方が、よほど野党として存在感を覚えさせてくれるとさえ感じます。もちろん、自民と共産の2大政党制なんて観たくもない未来図ではありますが、民主党の各位には、永田町での小競り合いに気を取られるのはそろそろやめて、地方における共産党の「やる気」をちったぁ見習って欲しいものです。
 それにしても、共産党は少なくとも県会や市議会等地方自治レベルでは結構頼りになることが多いのに、どうして国政レベルになると話にならなくなってしまうのでしょうね。共産主義を脱皮して、地域に根ざした市民主義、とでも言うべきものに衣替えしたら、もう少し支持も増えるんじゃないかと思うのですが、井戸端レベルなら通用する市民的感覚も、国政となると全く異なる世界観が必要で、かえって市民感覚など邪魔になるのかもしれません。それを思うと本当に残念なのですが、共産党を応援する気にはなれないのです。社民党なんて論外なので、残るは民主党しかないのですが、感覚が古臭いというか、この間見たCMにしても、旬を過ぎた年寄り3人寄って一体なにがしたいのやら、政党としての姿勢がどうも見えてくる気がいたしません。自民党や首相もこちらはこちらで色々あるのですけど、少なくとも今現在国の舵取りをしているわけですし、「河野談話の見直し論議」など、自分達の過去の汚点を積極的に見直そうというような動きも中ではあるわけで、古い組織は古い組織なりに新陳代謝を進めようという意欲を見せているのです。民主党ももう少し自身の「古い血」をリフレッシュして、やる気と魅力を覚えさせる対立軸を構築してもらいたいと思います。
 それとも、いっそ煮え切らない民主はもうやめて、日本にも芽生えてきた極右と呼ばれる政党でも応援した方が、よほど国政に影響のある政治参加になるのではないか、などと考えさせられます。



コメント
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